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a green hand

孫のメーちゃん

見出し写真は私がメーちゃんに出したお便り。
「みんなと同じくできないよ」という絵本をあげた感想が届いたので返信したものである。
作家が湯浅正太 絵が石井聖岳  私の手紙で間違っているのは医者になったのが湯浅正太である。w訂正しないと。

この子が家に来ると「学校ごっこ」が始まる。
前にもブログに書いたことがある。

そしていつもメーちゃんは何故か校長先生なのだ。
校長先生はいつも算数と国語の問題を作って我々にテストする。

とても厳しく一問でも間違えたら「クビ」でフランスや中国への留学もある。

私はフランス、夫は中国に決められた。
私と夫がクビになったのは教え方が悪かった校長先生の責任であるから、留学の費用は校長先生が出すという。
この辺がおもしろい。

母が算数の問題を間違えた時に何度もなぜ間違いなのかをしつこく聞き、いつまでもそこから抜け出られないでいたことがあった。

数日過ぎて、学校ごっこの感想が届いた。
そこには「ばあちゃんはあきらめないで一生懸命頑張るところが偉かったです」と書かれていた。

メーちゃんは小さい頃から長いこと我々に挨拶ができなかった。
夫や母ともまともに話しすらしなかった。

大人が見たら感じ悪い子?
でもいざとなったらその子の性格が出ると分かっていた私は心配よりメーちゃんの「わがままさ」が可愛かった。

今回、母が入院して手紙をくれた内容にはうれしかった。

「少しでもよくなったら言ってください。メーちゃんも少しづつうれしくなります。」
こんな表現ができるだなんてわがままだけでは書けないような気がしたのだ。

今でも積極的に挨拶する方ではない。
でも
恥ずかしそうにしている顔が喜んでいるのがわかるからうれしい。


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