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a green hand

べらぼう

稀に見る、下品さの極みに何度か見るのをやめようかと思った大河ドラマ「べらぼう」
江戸文化好きの友人が楽しみにしていた大河ドラマだったが何度目かで耐え切れず・・・だった。

私もどうしようか迷っていたが、メインテーマ、オープニング曲にひかれていた。
魂を惹きつける魅力のある曲。

指揮者の下野竜也の真摯な姿が思い浮かぶ。
なんとも美しいのだ。

作曲家のジョン・グラム アメリカ人だ。
「麒麟がくる」もジョン・グラムと知った。

それと脚本家の森下佳子にかけてみようと思う。

彼女は、これも最近知った事なのだが、いくつか心に残る感動もののドラマを手掛けていた。
先に脚本家を知ったわけではないのが私らしい。

作品を見ると、「女城主直虎」「天皇の料理番」「義母と娘のブルース」特に2017年の「女城主直虎」では深く感動し、泣かせてもらった。w

高橋一生の役が私の憧れる究極の愛。
泣いた。

「天皇の料理番」1週間が待ち遠しいほどのドラマだったと記憶している。

脚本家、森下佳子この名前に期待し今回の「べらぼう」を最後まで見届けるつもりでいる。

ブーイングだらけのドラマだったが、日本橋の本屋、インテリで劣等感の強い、ていさん出現あたりから面白くなってきた。

先週の誰袖の儚く妖しいまでの花魁の表情の美しさ、佐野を演じる細やかな表現者としての矢本悠馬は、とても良かった。

西行法師の和歌「願はくは花の下にて春死なむ」

桜は、ただ美しいだけの花ではない深さを持つ日本の花。

森下さんは、東京大学文学部宗教学・宗教史学専修課程卒とあるが、ヒットしたドラマの底流にはそこはかとなく表現されるものだと感じる。

愛の深さが違う。w

素敵な表現者だ。
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