万葉の里(3) 羽曳野 2008年10月07日 19時50分15秒 | Weblog 大津皇子が石川郎女に贈った歌 あしひきの山のしづくに妹待つとわれ立ち濡れぬ山のしづくに 【現代語訳】 あなたを待って立ち続け、山の木々から落ちてくるしずくに濡れてしまいましたよ。
万葉の里(2) 羽曳野 2008年10月07日 14時53分58秒 | Weblog 秋の田の穂の上(へ)に霧(き)らふ朝霞(あさかすみ)何処辺(いつへ)の方にあが恋ひ止まむ 【現代語訳】 秋の田に実った稲穂の上に立ちこめる朝霞、その霞のようにずっと晴れない私の恋は、いったいいつになったらやむのだろう