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震災孤児支援

2012-02-09 10:53:16 | 日記
生きていく:震災遺児は今 
ノルウェーの海運会社、石巻市に奨学金寄贈 
7年間、中3・高3の遺児対象 /宮城

  毎日新聞 2月8日(水)11時48分配信
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120208-00000060-mailo-l04


 世界最大級の海運会社、ノルウェーのギアバルク社のクリスチャン・イシブセン会長が7日、石巻市教育委員会を訪れ、東日本大震災で親を亡くした遺児や孤児となった市立中高生の進学や就職を支援する奨学金の寄贈調印式を行った。
 奨学金には同社の創設者の名を冠にして創設されたKGJ基金を活用。同社の船が長年、日本製紙石巻工場の製紙用パルプ海上輸送で石巻工業港に入港してきた縁で、同港の荷役業者を介して同市に支援を申し入れた。
 この日、KGJ基金の理事長も務めるイシブセン会長は境直彦教育長と奨学金寄贈の覚書に調印したほか、市立石巻小と同住吉小の2校に電子黒板各6台を寄贈した。
 奨学金の対象は市立中学3年と高校3年の遺児ら。進学や就職、大学進学準備のための給付金として1人30万円が贈られる。給付は新年度から7年間の予定で、市教委によると初年度の対象者は中学3年生22人、市立高3年生は5人。【石川忠雄】


希望新聞:東日本大震災 まごころ奨学金 
 将来を切り開く糧に NPO、寄付募る
 毎日新聞 2012年2月7日 東京朝刊


 親元を離れて春に新生活を始める被災地の子どもたちを応援しようと、復興支援を続けるNPO法人遠野まごころネット(岩手県遠野市)が、「まごころサンタ基金奨学金」を創設した。同NPOは「被災地の子どもたちに将来への道をひらいてほしい」と基金への寄付を求めている。

 奨学金は、昨年12月に実施した「サンタが100人やってきた!」プロジェクトで寄せられた寄付の余り411万円が原資。現在は小規模な基金であるため、最初の奨学生は活動でゆかりの深い岩手県大槌町在住者に限り、大学や短大、専門学校などに進学する40人を募集する。1人10万円を支援し、返還義務はない。今後、基金への寄付の集まり具合にあわせて、対象地域や金額を拡大していく。

 被災地では、経済的な理由で進学をあきらめたり学業に専念できないケースが少なくない。同NPOのメンバーは、仮設住宅に住む女子高生から、「春から働きながら埼玉県内の学校に通う。同級生は2割くらいが進路をあきらめなければいけなくなっている」と聞いたという。

 基金への寄付は、岩手銀行遠野支店、普通2046338、口座名「トクヒ)トオノマゴコロネット」まで。奨学金への応募や問い合わせは同NPO電話0198・62・1001。【稲田佳代】







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