復興カフェ スクラム

東日本大震災の復興支援サイト。

石巻専修大に新「浮桟橋」完成!

2012-04-27 16:54:14 | 日記
▼ 石巻専修大近くに「浮桟橋」完成

 1 校舎東側の旧北上川にかかる新浮桟橋が完成しました。
 (http://www.isenshu-u.ac.jp/general/topics/index.html#2012006)

 石巻専修大学は旧北上川のほとりにあって、学内においてあるボートやカヌーを
 かついで堤防を越えれば、すぐに船を出せます。浮桟橋は、漕艇部やカヌー部が
 練習で川に出艇するために必要な施設です。
 旧浮桟橋は、東日本大震災により流失し学生から復旧の要望があげられていました。
 キャンパスに隣接した浮桟橋では、放課後や授業の空き時間を利用して活発にサークル活動が
 行われています。ちなみに、わたし(同大現学長)は本学の漕艇部の初代部長でした。

 2 仮設住宅の皆さんを大学にお招きしてお花見をいたします

 石巻専修大学には500本余りの桜があって、きょうみごとに満開となりました。
 例年、幼稚園児や保育園児、老人施設のみなさんに大学を開放して桜を楽しんで
 いただいていますが、4月28日土曜日の10時30分から近隣の仮設住宅の皆様をお招きして、
 お花見をすることになりました。専門のベンチャビジネス論の実践モデルとしてゼミの学生たちと
 仮設住宅のみなさんの支援をしている経営学部の山崎准教授が中心となった企画です。
 明日の雨をなんとか桜が乗り越えてくれることを祈ります。

 石巻専修大学
  学長 坂田 隆=

子どもサミット

2012-04-27 16:50:33 | 日記
東日本大震災/子どもにやさしい地域づくり

参加者募集!5/5「東北子どもまちづくりサミット~みんなが愛せるまち~」@東京
地域の復興に向け、子どもたち自身が声を上げ、参加することで、
より良いまちづくりを目指そうと、2011年5月より、子ども参加によるまちづくり
“Speaking Out From Tohoku~子どもの参加でより良いまちに!~”を実施しています。

 その活動の一環として、今年5月5日こどもの日に合わせ、東京にて
「第2回東北子どもまちづくりサミット~みんなが愛せるまち~」を実施します。
岩手県陸前高田市、山田町、宮城県石巻市の子どもまちづくりクラブのメンバーが
これまでの活動を発表し、参加者のみなさんと話し合い、より良いまちにしていきたい
と考えています。
 昨年11月20日の「第1回東北子どもまちづくりサミット~みんなが夢見るまち~」実施後、
子どもまちづくりクラブのメンバーはどのように“夢のまちプラン”を具体化してきたのでしょうか。
より良いまちをつくるために、子どもも大人も一緒に意見交換しませんか?
日本全国からのみなさまのご参加、お待ちしています!

【日時】 2012年5月5日(土・祝)
【時間】 10:30~17:00(10:00開場)
【プログラム】
第1部 10:30~12:00 子どもまちづくりクラブ活動報告
第2部 13:00~15:00 子どもまちづくりクラブメンバーと参加者との意見交換(熟議形式にて)
第3部 15:30~17:00 参加者による意見交換/レッツ・アクション ※希望者のみ
【場所】 東京ビッグサイト / レセプションホール(会議棟1階)
【対象】 小学5年生以上
【定員】 250名 ※定員になり次第、締め切りとさせていただきます。
【参加費】 無料
【申し込み方法】
下記の内容をご明記の上、Eメール、電話、またはFAXにてお申し込み下さい。
①参加希望プログラム AまたはB
A-プログラム1部・2部参加
B-プログラム1部・2部・3部参加
②氏名(フリガナ)、③年齢、④住所、⑤電話番号、⑥メールアドレス、⑦所属
【申し込み先】
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン仙台事務所 担当:真屋
Eメール:soft@savechildren.or.jp 電話:022-263-4561(平日10:00~18:00)FAX:022-263-4562
【参加締切】4月23日(月)
※お申込みいただきました方には、4/27までにメールまたは電話にてご連絡させていただきます。
【主催】 公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
【後援】 文部科学省、岩手県、東京都、石巻市、陸前高田市、山田町、

東日本大震災子ども支援ネットワーク
【サミット特別協賛】 ゴールドマン・サックス





こどもまちづくり

2012-04-21 11:25:48 | 日記
東日本大震災
子ども参加によるまちづくり:SOFT中間報告書『HOPE』完成!(2011.12.02)
        by Save the Children  http://www.savechildren.or.jp/sc_activity/japan-em1/


セーブ・ザ・チルドレンは、東日本大震災復興支援として、子ども参加によるまちづくり"Speaking Out From Tohoku~子どもの参加でより良いまちに!~"を実施しています。その一環として、6月下旬から宮城県石巻市、岩手県山田町、陸前高田市の3地域にて開始した「子どもまちづくりクラブ」のメンバーが考えた"夢のまちプラン"を、今回中間報告書『HOPE』として、みなさまにお届けします!『HOPE』レポートはこちら  HOPE.pdf

■みんなで考えた"夢のまちプラン"■

 『HOPE』では、6月下旬からこれまでの「子どもまちづくりクラブ」の活動紹介に加え、3地域の「子どもまちづくりクラブ」のメンバーが考えた"夢のまちプラン"をのせています。この"夢のまちプラン"は、メンバーが自分たちのまちをより良くするために活動を重ねてきた中で出てきたアイデアです。その中でも、今回は特に伝えたいことをみんなで話し合い、地域ごとに紹介しています。また、各地域の"夢のまちプラン"には、行政・学校関係者、保護者など地域の方々からもコメントをいただいています。
 また、アンケートや聞き取り調査といった形で、被災した子どもたちの復興計画やまちづくりに対する思いや考えを集めて社会に発信し、国・県・市町村の復興計画やまちづくりに子どもたちの声を取り入れてもらう活動である「Hear Our Voice~子どもたちの声~」の活動についてもまとめました。中でも、「Hear Our Voice3~復興計画に関する聞き取り調査~」では、セーブ・ザ・チルドレンが岩手・宮城県、上記三地域の復興計画を子どもに読みやすい形に訳した復興計画を元に、聞き取りを行い、「子どもまちづくりクラブ」のメンバーが考えた意見をのせています。
今回の中間報告書のタイトルである『HOPE』は、3地域のメンバーがアイデアを出し合い、投票して決めるなど、子どもたちの思いの詰まった一冊になっていますので、皆様ぜひご覧ください。

■復興計画に子どもたちの声を!■

 今回の中間報告書『HOPE』の作成にご協力くださった各地域のみなさま、どうもありがとうございました。
11月中旬には上記三地域にセーブ・ザ・チルドレンが要望書を提出しましたが、12月中旬からは、「子どもまちづくりクラブ」のメンバーが、各市町、岩手・宮城県に復興計画に対する意見書を提出に行く予定です。
今後もセーブ・ザ・チルドレンは、行政・地域・保護者と連携し、子どもたちの声に耳を傾け、子ども参加によるまちづくりに取り組んでいきます。


▼ 復興計画に子どもの参加を!3地域に要望書を提出(2011.11.22

 セーブ・ザ・チルドレンは、子ども参加によるまちづくり"Speaking Out From Tohoku~子どもの参加でより良いまちに!~"を実施しています。

 2011年6月に東日本大震災復興構想会議、および岩手・宮城・福島県知事に要望書を提出しましたが、現在復興計画の策定が大詰めを迎える中、岩手県陸前高田市、山田町、宮城県石巻市の三地域に要望書を提出しました。

■子どもの参加で、より良いまちに!■

 セーブ・ザ・チルドレンが、90年以上にわたる国際的な緊急支援活動から学んだことは、子どもたちが必要とする緊急・復興活動支援を行うには、子どもたちの声に耳を傾け、子どもたちが何をほんとうに望んでいるのかをきちんと理解し、その声を具体的に復興計画の策定・実施過程に反映させることが必要であるということです。
 そのため、現在「子どもまちづくりクラブ」の実施をしている上記三地域にて、
 復興計画策定・実施・評価・モニタリングというプロジェクトサイクルのすべてのプロセスに子どもたちの声を反映させることができる、子ども参加の制度を創設することを要望しました。

*要望書全文はこちら

【復興計画要望書】石巻市.pdf

【復興計画要望書】陸前高田市.pdf

【復興計画要望書】山田町.pdf

■行政とのパートナーシップのもとに■

 2011年11月14日に陸前高田市戸羽市長、2011年11月16日に石巻市復興対策室、山田町復興推進室に上記要望書を提出した際に合わせて、3地域共にお忙しい中、意見交換の機会をいただきました。各地域とも非常に熱心に耳を傾けてくださり、子どもの声を反映するための具体的な方法にまで話がおよび、「復興計画の中で具体的に子ども参加を明記する」「策定後復興計画を子どもにわかりやすく説明していきたい」「復興計画を子どもと共に実施していくために、連携していきたい」といった力強いお話も聞かせていただくことができました。


2011年11月14日 陸前高田市戸羽市長

2011年11月16日 石巻市復興対策室

2011年11月16日 山田町復興推進室

 今回の要望書提出を通じて、子ども参加によるまちづくりに対する行政の取り組みにも大きく期待できるよい機会となりました。今後もセーブ・ザ・チルドレンは、行政・地域・保護者と連携し、子どもたちの声に耳を傾け、子ども参加によるまちづくりに取り組んでいきます。
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