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京成線のコンクリ橋脚を造る

2014年02月08日 | 日暮里モジュール
予報通りの大雪です・・子供は朝から大喜びですが、こう積もってしまうと出かけられず、せっかくのお休みですが朝からブルーです。関東圏のニュースはお祭り状態ですが、北国出身の方々に言わせれば「この程度でなんで毎回大騒ぎするの?」って感じでしょうね。しかし、雪が降ると毎回思うのですが、人が転びそうな場所で定点観測したり、転んじゃったオジさんの映像を何度も流したら可哀そうですよw 報道に悪意性を感じずにはいられません(^^;

本題です。モジュール全体の概ねの構成は確認できたところで、そろそろ製作に入ります。
 最初は国鉄線の線路まわりから手を入れていくことになりますが、線路際のストラクチャーはあらかじめバラスト散布前に作成しておかなくてはなりません。というわけで国鉄線を跨ぐ構造物・・上野寄りから、言問通り、京成線、御隠殿坂橋(人道橋)の脚はあらかじめ製作しておきます。まぁ、脚が埋まる部分だけバラストを避けておいてもいいんですが、現物合わせのテキトーな建設会社であるため、脚の位置がずれたとか、本数が増えたとかで、後々面倒な改修工事をすることにならないよう、順序通りに進めます。
 まずは大物の京成線のコンクリート橋脚から製作しますが、どうやって造るか・・スタイロを削りだして造るとか、レジンキャストで量産するとかいろいろ考えた結果、オーソドックスにプラシートで造ることにしました。手始めに手書きで設計図を描いて・・(^^;

現地取材をしておらず実物の正確な大きさもわからないので、ネット上の画像とか、googleマップで概ねの寸法を推測します・・造りだすとやっぱり現地じゃないと確認できない微妙なところも沢山でてくるため、この週末に現地調査を予定していましたが大雪のため中止になってしまいました。。実際に国鉄(JR)線の軌道内に入らないと橋脚の大きさは測れませんが、現地でたとえば傍にある枕木の本数とか通過する車両など比較できるモノがあれば、かなり近い数値は得られるハズですね。

3つあるアーチ状の待避スペース?はドリルでせっせかと穴あけてカット。現在は橋脚の耐震補強によってアーチ2つが埋められ、真ん中だけ残っています。

適度に強度と重量をつけるのと、塗装した際の透け防止のため、中にあんこを詰めます。ちなみにこれは100円ショップで買った石粉粘土。パテで最終的に隙間を埋めるつもりですが、アーチ部分の大まかな整形をしておくため、使いやすいという石粉粘土をチョイスしました。

京成のコンクリ橋脚は国鉄線の軌道上の4本あり、当初何も考えずに4本とも同じ寸法で造ってしまいましたが、googleマップを眺めながらよくよく考えてみると・・あれ?寸法は全て同じではなさそう? 京成線は山側からはじめ45度くらいの角度で山手・京浜東北線側に架かりますが、カーブしているため、海側に行くに従い、かなり国鉄線に対して鋭角にクロスするため、支える橋脚のほうもその分長さが必要では・・

モジュールボード上でガーダーを仮置きしながら必要な長さを目分量(笑)で計測。これに合わせて長めの橋脚を2本造りました。ホントに計画性もなにもありません(汗)ポリパテで隙間を埋め、大まかに整形しておきます。

一旦現場に置いてテストショット・・ まだ製作途中ですが、イメージ的には良さそうな感じです。

コンクリの質感が出るように塗装してウエザリングしたらいい雰囲気になりそうですね。

このあと橋脚上部と底部の広がり部分をプラシートで整形しますが、うまくできるかどうか・・


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