日暮里橋脚コンプリート

こんにちは　最近はなかなか通勤以外で列車に乗る機会もないのですが、やはり国鉄型の列車や古の列車が消えて行く話題は寂しいものですね。休みの日に家族連れて中央線の115系とか、いすみ鉄道なんかも乗りに行きたいなぁと思ったりするんですが、「これ乗ってどうすんの？ディズニーランドのウエスタンリバー鉄道の方が・・」といった具合で・・まぁ、女子供に昭和の鉄道ノスタルジーなんてものはいくら語っても理解するワケがありませんね。。娘達が将来、鉄子になるのも、父親としてはあまり嬉しくもありませんので我慢するとします。あぁ、北陸本線の475系も乗りたいなぁ・・

さて本題ですが、久々の日暮里モジュール製作の続きです。
といってもあまり目新しいネタはなく、ずっと橋脚を作り続け、ようやくバラストに埋まる部分にある橋脚を全部作り終えました。

まずは前記事で作り足らなかった京成線の一番海側となる橋脚・・　

これこれ。ちょっとフェンスが鬱陶しくてすいません。現在は補強で隙間が埋められてこのような形になっていますが、以前は・・

右側の橋脚です。いい感じで蔦が絡んでますね。こんな感じで3本足の橋脚でした。現在の写真をよくみると、埋めた跡が残ってますね。

こんな感じに作ってます。この橋脚はシンプルな形なので作るのもラクです。。

パテで隙間を埋めて完成です。

次に、言問通りの橋脚です。正確には「寛永寺坂橋」と言うそうです。橋脚の形はオーソドックスで京成線のそれと似ていますね。言問通りは国鉄線上を斜めにクロスしているため、これを支える橋脚の両端は橋の欄干のツラにあわせて斜めにカットされています。

上部の張り出しのラインを彫刻等で慎重に削りだします。彫刻等なんて買ったのは小学生以来でしょうかｗ　模型製作に意外に役に立つことが分かりました。

これで言問通りの橋脚はとりあえず完成です。ところが、まだよく調べていないのですが、資料不足で当時の状態がまだ良くわからない部分があります。

この寛永寺坂橋を山手線外側へ渡った先にある高架部分ですが、昭和40年代後半に工事があり現在のような状態となったようですが、これ以前の状態がどうなっていたのかよくわかりません。
現在はこんな感じで上下線とも高架下へ続くスロープと歩行者用階段が設置されておりますが・・

昭和38年の航空写真は以下の通り、スロープがまだありません。上述の工事とは鶯谷駅前交差点を立体交差化するもので、この寛永寺坂橋からそのまま高架道路を延長し、尾竹橋通りをオーバークロスさせたようです。その際、言問通りの通行を確保するために高架下へのスロープを追加したようです。

上から眺めるとこの通りですが、果たして、スロープ設置前は高架橋の脚がどうなっていたのか？これは難題です。

次は谷中のお墓から日暮里駅の方へ延びる人道橋です。正確には御隠殿坂橋（ごいんでんざかばし）というそうです。

この橋は谷中の墓地から線路に垂直に入りますが、途中で折れ曲がります。

橋脚の形はこんな感じで、折れ曲がった先の橋脚は言問通り同様、欄干のツラとあわせ、両端が斜めにカットされています。

　今まで作った橋脚よりだいぶサイズが小さいのでちょっと作りづらいです。

　やっと必要な数だけ製作することができました。ふぅ～（＾＾；

次は橋にかかる道路やら線路を作らねばなりません。。えらくマイペースですが、飽きずにやるにはこんな感じがいいようです。（＾＾；