お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

出たー!

2007年04月22日 | 釣り
ここのところ雨が多かったせいだろう。
緑がどんどん濃くなっていく。
花粉症も方もどうやら落ち着いて、薬を飲まなくても調子がいい。
鼻で思い切り深呼吸ができるシアワセ…。
新緑のエキスを胸一杯吸い込むと、頭の中がすっきりしていく。
いい季節になってきた。

今日は秋川水系支流と決めてきた。
新たな支流を開拓しようかと思ったが、短時間で切り上げるつもりなので、1ヶ月前に泣き尺のイワナをしとめた支流に再挑戦した。

イワナねらいに徹して、ロングリップのミノーで岩陰をねちねち攻めていく。
と思ったら、最初のヒットはヤマメだった。
でも、かかりが浅くて、抜き上げた瞬間ポチャン。
ムムム、いかん。

ヤマメかイワナか、どっちがくる?
深いところではミノーを沈め、浅い瀬ではロッドのティップを上げて流芯をドリフト気味に流すようにしてみた。

ここでは流芯をドリフトで。
カツーンという小気味よいあたり。
ヤマメかな~?と思ったら、




いたいけな顔をしたイワナだった。
朱色の斑点がとってもキレイ。しばし見とれる…

1匹釣れるととたんに余裕の人となる。
たまには違うルアーを使ってみたくなった。
ネットで購入したアンレーズの新商品「フリット」を結ぶ。
このミノーはリップの基板が0.8mmという極薄タイプ。水掴みのよさがウリとか。
さてさて、どんなアクションをするのかな?
とりあえず、白泡にむかってキャスト。

着水と同時にリーリングしようと思ったら、ありゃりゃ巻けない…もう根掛かり?って、ちがーう!!! 
何か知らんが掛かってるー

対岸まで3mほどしかない川幅を右へ左へ走る走る。
下手の落ち込みに行きそうになるのを何とかいなす。
背中のネットに手を伸ばし、あとはキャッチするだけ。
でも、なかなか往生際が悪いやつで、ネットを見た瞬間もう一暴れ。
バレやしないかとヒヤヒヤしながら、2回目のトライでネットイン!



出た! いかつい顔のニクイ奴。

その正体は、立派なイワナさん。
この前の29cmとよく似ている色合いだ。
ここの沢のイワナは、大きくなると白点が小さく目立たなくなってしまうようだ。
遠目に見るとまるでヤマトイワナみたい。

さてさて、お楽しみのサイズは…

30.5cmでいいかなー?(いいともー!)
はっはっはー、釣ったというより、釣れちゃった感が強いが、まぁよしとしよう。
人生初の尺イワナである。
ん~、ここまでの道のりは長かった。感動

ねちっこく撮影していたらさすがに弱ってきた。ヤバイヤバイ
流れの緩いところで蘇生させて、名残惜しいがリリース。
バイバイ、もう釣られるんじゃないぞ~

ちょっと早いが、今日はもうオシマイ。
ふと気が付くと、足下にたくさんご馳走が生えていた。

コゴミである。
家に帰っておひたしにしよう。
コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夜明けとともに入渓したけど… | トップ | ゴールデンウィーク前半戦ス... »

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うは~! (sugar)
2007-04-22 21:28:37
カッコイイ岩魚ですなー!!
人生初の尺イワナGetおめでとうござい鱒っ!!!!

お口もデケー・・・流石は尺オーバーですね~!

>対岸まで3mほどしかない川幅を右へ左へ走る走る。

グングン走るんでしょうねー!羨ましいっス。。。

>でも、なかなか往生際が悪いやつで、ネットを見た瞬間もう一暴れ。
>バレやしないかとヒヤヒヤしながら、2回目のトライでネットイン!

流石っ!ナイスGet!

俺も今回(サイズこそ小さかったですが)渓魚釣ってみて分かったんですが、彼等って大きさの割りに引きが強くて、最後まで抵抗するんですね~。
同じ大きさなら(魚にもよりますが)海の魚より?川の鱒系の魚の方が粘るつうか?最後まで諦めないつうか?釣り応えありますねー。
同じ岩魚(ロックフィッシュ?爆っ!)でもソイ・メバル系も大きさの割りに激しく引きますが、渓の岩魚(イワナ)の方は、それが最後まで続く感じがするのは気のせいかな?

たとえは悪いですが・・・
同じ大きさなら、「鱸」よりも「酒(フレッシュな魚の場合)」の方が引きも強いし、最後の最後まで粘るみたいな・・・(爆っ!)

関係ありませんが・・・
ココでhttp://www.excite.co.jp/world/english/
「イワナ」と「メバル」を翻訳してみて下さい。
両方とも同じに「Rock fish」と出ます(大爆)。


>ねちっこく撮影していたらさすがに弱ってきた。ヤバイヤバイ
>流れの緩いところで蘇生させて、名残惜しいがリリース。

これは海も渓も一緒ですね~。
ホント俺もリリースの時はいつもそう思いますョ。


>ん~、ここまでの道のりは長かった。感動

返す返す「本当におめでとうございます!!」

俺も早くこんな大きいの釣って感動したいなー・・・
これからよ~んっ!
返信する
ありがとうございます (papachan)
2007-04-23 22:08:14
sugarさん、こんばんは!
コメント、本当にありがとうございます。
「釣れちゃった」イワナですが、釣りなんて案外そんなものかもしれませんね。無欲の勝利?

イワナって英語でrock fishなんですね。メバルと同じというのが笑えます。
海外ではイワナのことを「チャー」って言いますが、あれは学名なのかな?

鱸は釣ったことがないのでなんともいえないのですが、ヤマメもイワナも尺を超えると釣り応えがありますね。今回は十分楽しませてもらいました~。

sugarさんの渓流釣行記、楽しみにしてますからね~。
そうそう、6月上旬あたり、時間が取れそうな雰囲気です。
新潟遠征、真剣に考えています。
返信する
Unknown (tetsu)
2007-04-24 21:22:27
フリット お気に入りに追加ですね!
前回のヤマメもそうでしたが イワナも違いますね~~~・・・・
ヤマト系?なんですかね???
本文から察してみると攻め方も違っているような気がします・・・・
あくまで イメージですが・・・・・
返信する
tetsuさん (papachan)
2007-04-24 23:01:24
こんばんは!
コメント、ありがとうございます。

フリットは、自分としては扱いやすいかなと思いました。
いつも使っているストゥープもそうなんですが、ファット系のミノーを選んでしまう傾向があるみたいです。泳ぎが安定しているので、流れの複雑な場所でも使えるところがいいです。

イワナはニッコウイワナなんですが、確かに色合いがヤマトっぽいですね。
これがヤマトならなぁ

攻め方…自分の経験では、イワナはヤマメに比べて捕食が下手なので、アクションもゆっくり、必ず止めて喰わせのタイミングを与えています。
ですが、これも時期や環境で変わってくるようですね。
トラウトは奥深いです…。
返信する
お見事!! (鮎川魚信)
2007-04-25 06:53:00
とうとうやりましたね!おめでとうございます。

魚を見てホントびっくりです。でか~い!
都内で尺岩魚ってのはニュースですよ。

雑誌が取材に着たりして~(笑)
また詳しい話を聞かせてください。

お~し、私も釣るぞ!三平君!
返信する
次回はぜひ一緒に! (papachan)
2007-04-25 21:59:57
魚信さん、こんばんは!
本当にラッキーでした。
これで今シーズンの運は使い果たしたかも…。

次回はぜひ一緒に行きましょう。
いつもの沢より魚影は薄いですが、確実に魚はいます。
でも、ここも餌師の姿があります。
プレッシャーとの戦いですね。
返信する
祝い~☆ (疑似餌竿振侍)
2007-04-26 10:33:52
ナイスゲットです~☆



渓での尺は感動もやり取りも違うんでしょうネ~♪



お見事です(^^)





フリット。。。



バルサですか?



確かこちらのショップで半額セールしてたような。。。
返信する
もう半額? (papachan)
2007-04-28 09:51:39
疑似餌さん、こんにちは。

>ナイスゲットです~☆

ありがとうございます!
ちょっとマグレっぽかったですが、

>渓での尺は感動もやり取りも違うんでしょうネ~♪

川幅のないところだったので、おどろきでした。
初の尺イワナは感動ものでした。
手が震えました。

ちなみに、フリットはプラスティック製です。
今シーズン新商品のはずですが、そちらではもう半額?
買っておいて欲しいくらいです。
返信する

コメントを投稿