晴れたらいいね…。

人生をゆったり、のんびり暮らしたい人のためのブログ。

皇室ご愛用こだわり銘品図録

2005年08月29日 | 執筆格闘記
この8月に出た「皇室ご愛用こだわり銘品図録」というムックが、
ほとんど本屋に並んでいないではないか、とのご指摘が多かったので、
表紙の写真を紹介しておきます。

出版社は晋遊舎。発売日は2005年08月09日。定価は1,500円。
日本のロイヤルファミリーがこよなく愛する、もしくは愛した、
日本の伝統と技の粋を感じる銘品の数々を、
◆美しき工芸品◆一生使えるこだわりの日用品などのカテゴリーに
わけて紹介しています。

このムックは発売間もないのに、実は……僕も本屋で
見かけたことがありません。メーカーの買い取り希望が多くて、
一般の流通量が少ないようです。
 
レアものなので、気になる人は本屋で取り寄せてください。

見て楽しい年画の世界…。

2005年08月20日 | 執筆格闘記
みなさんは年画という絵のことをご存じでしょうか?
中国で古来から正月や慶事の時に、家の門や入口、
台所や室内の壁などに貼られてきた、
五穀豊穰や身体健康、多子多福などの
願いの込められた装飾の木版画です。
素朴な絵柄の美しい原色の世界…。
見ているとなんだかうきうきして欲しくなってきます。

とある雑誌のグラビアの取材で、
この年画を中国の地域文化として収集、分類、研究している、
画家であり、美術家でもある劉洋さんという
女性を取材してきました。

年画には願う内容によって、地域によって、
さまざまな絵柄があります。劉洋さんが所有する
数百枚の年画の一部を見せてもらいましたが、
独特の構図と色使いの世界に見入られました。

年画は徳川時代の初期に日本に伝わり、
日本の版画、浮世絵にも大きな影響を与えたそうです。

僕もコレクションしてみようかなあ。

ノースカロライナで大変なことが…。

2005年08月19日 | 人生のらりくらり
みなさんは
アメリカのノースカロライナをご存じでしょうか?
大学のスクーリングで、ノースカロライナで
日本食レストラン「YAMAZUSHI」を経営するジョージTさんと
カリフォルニアで寿司屋「鮨正」を経営するNさんという
経営者の方と知りあいました。ふたりとも日本人ですが、
それぞれ永住権とグリーンビザを取得。長く向こうで
暮らしている50代のかっこいい方たちです。

こんな方と知り合いになれるのもすごいことなのですが、
もっとすごいことが起こりました。
なんと、このTさんも元白血病患者だったのですが、
私の白血病闘病記「血液型が変わっちゃった!」を
読んでくれていました! しかもノースカロライナで…。

!!!!! スゴイデショ?

なんでも向こうに住む日本人の方にもらったそうです。
うそじゃないです。本当の話です!
増刷はかかっていませんが、
アメリカ本土まで本が渡っているなんて……。
ありえない話ですよね。
でも、しっかり内容をご存じでした。

つ、ついにワールドワイドな話になってきました。
次は野口聡一さんに宇宙にまで持っていってもらおう。

それにしても誰がアメリカまで本を送ってくれたのでしょう?
誰だか知りませんが感謝、感謝です。
直接話を聞いた時は本当にびっくりしました!

心理学と統計学をマスター!?

2005年08月18日 | 人生のらりくらり
大学の夏期スクーリングで、
心理学と統計学の基礎をマスターしました。
心理学では、ゲシュタルト心理学&療法、
パーソナルスペース、短期記憶と長期記憶、
パーソナリティとは? 性格の診断法、
フロイトとユングのパーソナリティ理論、
マズローの基本的欲求、交流分析理論などを学びました。

統計学では、標本の分散と標準偏差、
正規分布、偏差値、共分散、相関係数、
カイ2乗検定、回帰直線、ポアソン分布、
といったことを学びました。

項目を聞いただけで難しそうでしょ?
統計学の項目はすべてYとか、Xとか、πとか、
θとか、μとかの記号ばかりの数式です。
本当に頭から煙が出て、
涙が出るぐらい難しかったです。


特に統計学の授業では、厚さ2センチぐらいある教科書を
10コマ(1コマ90分)でマスターするため、
信じられないスピードで授業が展開。
講義がはじまって数分で、教室全体に、「ううっ」とか、
「うっぐぐっ」とか、「ダメだ~」とか、「やばい」とか、
悲鳴の聞こえてました。ありえない……。

でも試験は多分通っているでしょう。IT's perfect!で(^_^;)。

久しぶりに勉強しました。
久しぶりに「理解できない」と体が震え、汗が出ました。
人間の体は、理解できずに焦ると震えて汗が出るんですね。

心理学と統計学は今後、文章を書く上でも
かなり役立ちそうです。よっしゃー!
あとはレポート仕上りゃ4+4の8単位取得じゃあああ。
短期間にこんだけ頭を使えば、ボケ防止にも最適ですね。

大学の夏期スクーリング。

2005年08月08日 | 人生のらりくらり
この4月からはじめた通信教育の大学の夏期スクーリングが
8月7日からはじまりました。
最初の説明会で数千人いた学生の中に
70代の受講者が112名、80代の方が5名いました!
す、すごい! 若さを保つ秘訣は向上心を失わないこと。
参加者全員が学ぶという気力にあふれていて、
なんだか感動しました。
午後からはさっそく授業。心理学の講義を
13時~18時まで受け、
基礎の基礎、ゲシュタルト心理学&療法を学びました。
本日も13時~18時まで授業です。

高校からそのまま大学に進学すると、
学ぶことは全て新しいけど、37歳になって大学に入ると、
そうそう、そうだよね、「うなずく」という感じ。
特に心理学は人生でさまざまなことを体験し、
考えてきたことを再確認するような作業でおもしろい。

1年で学ぶ授業をわずか数日でマスターするので
授業は大変だけど、久しぶりの学生体験にわくわくしています。

学ぶという行為は20年ぶりかな。いやいや、そういや高校の時も
ほとんど勉強しなかった……。

人生37歳からやり直しです。

ガン患者の経済面の後遺症…。

2005年08月06日 | 白血病闘病記
8月5日の読売新聞に先日受けた取材の記事が、
顏写真付き(^_^;)で掲載されました。

テーマは「ガン治療の後遺症」、なかでも経済的側面について。

ガン患者は治療が終わってるともう大丈夫と思われがちですが、
薬などによる身体的な副作用に苦しむことがあります。
しかし、それだけでなく経済的な後遺症もあって、
それが思いのほか大変だ、という内容です。

闘病に4~5年もとられたうえ、その後、
数年たっても体力が戻らない。
そしてガン患者は治療後5年は再発のリスクが高いと
「ゆっくりしているように」といわれる。
その間、まともな収入が得られず、
5~10年も社会を離れてしまっては、
もとの職場への復帰はおろか、転職・再就職も難しい
という側面があります。

しかし、現状では、それは個人の問題と考えられ、
個人で乗り越えるしかない。社会的には
社会復帰の支援制度がない。
「治療が終わってはじめてそのことに気付いた」
ということを語らせてもらいました。

記事としては最後に記者の言葉で、
「米国では治療後の雇用問題についても
ガンの後遺症のひとつと位置づけ、積極的な
情報提供を行っている(行う組織がある)」と
まとめられています。

今、僕は仕事をしながら通信教育で大学で学んでいます。
前向いて行くしかないんですよね。

「血液型が変わっちゃった!」という白血病闘病記の
出版から1年がたって、何よりものプレゼントだと思って、
昨日8月5日の読売新聞の記事を読みました。

1日遅れのご紹介となりましたが、全国版で載っています。
チャンスあればチェックしてみてください。
かなり大きく掲載してくれています。
本の表紙もちょっとだけ紹介されています。

小さなことからコツコツと。
新しい1年の出発です。

出版から1周年……。

2005年08月01日 | 白血病闘病記
白血病闘病気「血液型が変わっちゃった!」を出版してから
この8月1日で早くも1年が経ちました。

その間、色んなことがありました。出版したおけげで、
骨髄移植推進財団の「全国大会2004」や各地のイベントに
出演、自分の5年に及ぶ体験を語ることができました。
朝日新聞をはじめ、毎日、読売などさまざまな新聞、
ラジオ、雑誌の取材を受けました。
映画会社からもパンフレットの仕事が来ました。
また、今でもネットで自分の名前や署名で検索すると、
多くのHPがヒットします。
本を出版するとかくも大きく変わるのかという1年でした。

しかし、取材を受ける度に「なぜ僕は生き残ったのか?」
「僕は何をなすべきか」「もっと力強く生きなきゃ」
「なさねばならないことを迅速にやらなきゃ」と
考え続けた1年でもありました。
色んなボランティのお誘いもありました。
ひとつの仕事に集中していた時代と比べると、
激しくさまざまなことを考えたなあ。

まだこの1年を整理しきれていないけれど、
きっとこの1年は僕の今後の人生にとって
大きな意味のある1年になるんだと思います。

生活はなんとかギリギリできはじめた、というところ。
今は、これからのために知識を充電中みたいな感じかな。
骨髄移植から3年半が過ぎました。
あと1年半はゆっくりしてないとダメなんだけど、
う~ん、じれったい…。

多くの人から「次の本は出ないのか?」と聞かれますが、
なかなか。しばらくお待ちください。必ず出します(^_^;)。

ともかく支援して下さった皆さん、心配して下さったり、
さまざまなアドバイスを下さった皆さま、
この1年間ありがとうございました。