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NACHT MUSIK FOR

since2004~PANTA、頭脳警察をメインに音楽のこと。開設から来年2023年で19年目になります。

【後編(ライブるぽ)】2009.10.11仲井戸CHABO麗市 I stand alone「僕が君を知っている」 渋谷AX

2009年11月02日 | 仲井戸麗市

009.10.11 仲井戸CHABO麗市
I stand alone 「僕が君を知っている」 渋谷AX 
(こちらも当初の一投稿分の記事を前編・後編に分割して再投稿しました・・・11/1/22)

・・・・・やっぱり涙なしには聞けませんでした・・・・
実際もう、隣の女性なんか、最初から最後まで泣きっぱなしで・・・
二階最前列から見下ろした、一階席全員総立ちの「雨上がりの夜空に」の中で、ぽつり立ち上がれない女性も、ずっとハンカチもって涙をぬぐいうつむきながら身体だけゆすっているようでした。

私は私は、実は、最初のチャボの語りと、「君が僕を知っている」をいきなり三曲めから歌いだしてしまったあたりから、第一波・・・・こみあがるものがあり、じっとこらえました・・・

まさか、こんなにまで徹底した「RCナイト」「忌野ナイト」のコンサートになるだなんて・・・・。

しかも、これがチャボらしくて、いかにも「追悼です」的な、なんだか、演出っぽいような、お涙頂戴みたいな・・・そんな感じはなんかぜんぜんなくて。

ことさらに、いまさらに、悲しいと、悔しいとか語るという感じではなく
・・・・それは、きっと、この「今」という時期だから。

淡々と、けれど、ひとりで、ひとつづつ、大事に一生懸命、RCを、弾いて歌う。

合間に語られる思い出話も、このハナシで泣いてくれ・・・っぽさみたいなのは、微塵も感じられず、穏やかに、懐かしそうに、さっぱりと淡々と。時には笑いを誘いつつ、語られて、そして歌に続く。

合間には、ポエトリーリーディング(朗読)も。

ギターだけのインスト曲も。

それと、洋楽の名曲に独自の詩をつけて演奏されたものも。



最後の清志郎への手紙・・・とPS・・・・

そしてチャボが去った後のステージ上に 虹が・・・・・・


あれで、泣くなという方が無理・・・・
なのに、さらに・・・

場内はしばらく暗いまま・・・・
その間に、みんな涙をぬぐっていたんだろう・・・

そんな暗転の後に・・・

CHABO&清志郎が北海道の草原の元で「君が僕を知っている」を歌っている映像が流される・・・・・・(上記動画参照・・・)

これは、すごい「演出」・・・・ううう反則だあ~~トドメの一撃 


 
このライブのチケットは、瞬時にソールドアウトになり、一階指定席チケットが先行郵便振込みで買えたはずが、殺到しすぎて急遽二階席に振替えられたりしていたという・・・そんなコンサートそんなこの日でした。


それは
ただただ「君」の為に、ただひとり、ギターを弾いて歌って語りかけて話しかけて
「君」のためだけに
天国まで届けとばかりに伝えたかった、その気持ちの限りことばの限り声の限りの入魂のライブ

たったひとりでギターを抱え立ち続け歌い続けた約三時間半のライブ

超満員の渋谷AX

それは
忌野清志郎に捧げた 59歳 birthdayライブ

仲井戸麗市名義の曲たちではなく
RCサクセションの曲だらけのライブ 


 
こんなコンサートは、一生の中で、そうそう聞けるものではない
そんなコンサート

当たり前・・・・こんなコンサート、何度もやられたらたまらない 出来るものじゃあない


私もすごく大好きな名曲!!「スローバラード」の、あの歌唱がなんだか、私から見たらなんとなく、清志郎さんに似ていたと言うか…まるで清志郎がチャボにのりうつって歌っているみたいだなんて感じてしまったことや…
 
チャボの弾き語りは、どの演奏にも技が見え隠れしていて、とても一本のギター、ひとりの人間の演奏とは思えないくらいに素晴らしかったことや、歌唱も入魂の歌唱で圧倒されまくったことや…
 

この日のライブのことは、本当は、まだまだいろいろと書き足りなくもありましたが


・・・・本当は、私は、RCファンというわけではなくて、仲井戸麗市のファンです。しかも、その仲井戸麗市ファンとなったきっかけも、RCではなくて、泉谷しげるのLOSERのギタリストとしての彼を見て、ファンになりました。

(・・・しかしPANTAのファンになれたのも泉谷しげるがらみでしたが・・・さらに今好きなエレカシも泉谷がらみでファンになりましたが・・・・余談)

だから、久しぶりに参加した仲井戸麗市ライブ・・・私は、もっと本当はチャボのソロ楽曲も聴きたいと思っていました。ライブに行くまで、好きな曲聴けるかどうか、楽しみにしていました・・・・・・

だけど、フタがあけられてみたら、こんな「特別な夜」

ここまで徹底して「彼」に捧げた夜と知ったときには、もちろん、大好きな素晴らしいチャボの楽曲が聴けないと残念がるよりも、こんなコンサートを決断しトライした彼に頭が下がりました。
そして、もちろん、すばらしい、そのRCの楽曲の数々、堪能させていただきました★

そして十年ぶりくらいに参加したチャボのソロライブ・・・・
本当にすごい「コンサート」に参加できてしまったと感じました
と同時に、感じたのは仲井戸麗市、偉大なり!!とも

数々の大切な一生の記憶にきぎまれゆく ライブ・・・・・

そんな忘れられないコンサートの記憶が、またひとつ増えました。


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Hey!清志郎!聞こえてる?
俺だよ!俺!

なぁ!聞こえてんの?
俺だよ!君の友達、チャボだよ!

歌い続けること   だよな?

thank you my old friend 清志郎!
なぁ聞こえてんの?

なぁキヨシ!

ひさこが、ひさこが…
きよしちゃんにヨロシク!って…
君の愛する家族たちも…

Hey!清志郎!

このあいだの中秋の名月
ひょっとして、あれは君か?

ねぇ?聞こえてる?

聞こえてる? 



your old friend CHABO!

じゃぁーな!


(朗読)P.S清志郎



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