
伊東よし子先生にご指南いただいていた頃のこと。
身体が受けること(頭痛だとか腹痛だとか)
心が受けること (妙にソワソワするだとか怒りっぽい)
天変地異 (地震・台風など)
社会の動き (国内外の目立った動き)
ノートを何通りかに区切って、メモを取るように言われた。
数年に渡ってメモを取り続けた。
自分の身体と心を使って、データを取っていたようだ。
当時
伊東よし子先生にご縁を繋いだ私たちは、
「ふりかえのお仕事」を担っていると聞かされていた。
地味な、地道な・・華やかさもまるでない。
なんでこんな役割担当なんだと不満に思ったものだった。
お掃除担当。
「ふりかえ」
例えば
地震が来るとする。
いきなり来るわけではない。
地の奥深くでは、プレートの歪を在るべき形に戻そうとする
エネルギーが、限界に達するまでの堪えに堪えられない時を
迎えようとしている。
そのエネルギーを、分散する役割と解釈すると
解りやすい。
もっと解りやすく言うと
地球のへそと言われる富士山
噴かす訳にはいかない。
日本を分断し、全てを麻痺させてしまう。
と、すると
別のところで山が噴く。
人間であるこの肉体がその時、
どんな風に反応しているかという
どんな風に連動し、遣われて・・
森羅万象の成り立ちにどれだけ参加しているのか・・
もちろん
人間そのものが自然の・・宇宙の法則の一部に過ぎない事を
思い知ること。
それらを、この身体を使って実証するものだったに違いない。
エネルギーを分散して
本来のエネルギーの大きさを変える・・出る形を変える。
大難を小難に。
でも、
起こるべきことをなくすことはできない。
出るものは出る。出すべきものは出す。
大きな天変地異の被害を後に
憚るところはあるものの
おかしな言い方になってしまうが、
戦争なのかもしれない、傷つけあうことかも知れない
騙し合うことかも知れない。
そのどれもが
溜めに溜めこんだ負のエネルギーが巻き起こすことだとしたら、
愛に向かおうとする
今の時代への逆行になってしまう方法は
天変地異という
誰を恨むこともできない 誰も憎むことのできない
遺恨を残さない形。
これもまた
天の計らいと 思いたい。
それを
直接の被害を蒙る者 共有するもの
全ての人間が
それを通して
心を一つにしていくこと。
共感、共振すること。
それが、天の計らいの狙いなのだと思う。