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似て非なるもの

コンピューティングとコミュニケーションを中心に、興味を感じたことについて、記録します。

梅田望夫がブロガーと語る「ウェブ進化論」に参加して

2006-02-08 11:43:59 | WEB2.0


* 作者:梅田望夫
* 出版社/メーカー:筑摩書房
* 定価:¥ 777
* 発売日:2006/02/07
* ISBN:4480062858

昨日、
梅田望夫がブロガーと語る「ウェブ進化論」
に参加させていただいた。
 Blog読者から抽選で招待いただけるという事で申し込んでいたところ、運良く6名の一人として当選し、参加することが出来た。

 恵比寿のsaleseforce.comの会議室で行われたこのイベント、参加者は50人くらいだったろうか?
 Blogやニュースサイトなどで見かけた顔や名前(ニックネーム)が目立ち、「情報発信者」たちのイベントである事を強く感じた。
 平均年齢は30歳に満たないくらい。とにかく若い。

 たった2時間という短い時間ではあったが、梅田さんやパネラーの方々の人柄や視点を伺うことができ、とても幸せな時間をすごす事ができた。

 私は、ITエンジニアとして、ネットビジネスの周辺を何年か歩いてきたものの、Web2.0系と呼ばれる新世代のビジネスについては、全くの初心者。
 現在はAJAX系の新技術を利用したサービスの開発に取組んでおり、この分野に取組み始めたばかりだ。
 今回のイベントや頂いた書籍の感想を発するには余りにも素人過ぎるかもしれないが、折角参加させていただいたので、すこしだけ書かせていただこうと思う。

 「ウェブ進化論」では、Web2.0時代のビジネスと社会の変革について主として「現状認識」の観点から、客観的に整理されているように思う。
 こうした書籍のおかげで、これまで見えていなかった世の中の変化が私にも少し見渡せるようになった気がする。
 Blogなどでは断片的になりがちな議論に比べて、ある程度の長い時間軸で整理された知識や視点は、やはり書籍として存在する事でその価値とつりあうように感じる。
 こうした地道な事に注力してくれる人が存在する事はとてもありがたい。


 一方でちょっとだけ不満を感じている部分もある。
 世の中の進む方向について、もう少し具体的な議論が欲しかった。

■Web2.0的サービスの林立は、アナリストには興味深いかもしれないし、マニアには楽しい状況かも知れない。
 しかし、一般のユーザにはどうだろうか?
 現在ネット上に散らばっている多数のサービスから自分に合うものをピックアップして、それを組み合わせて使うのは難しいし、手間もかかる。
 こうした個々に存在する単機能サービスたちは将来どうなってゆくべきなのだろうか?

■キーワードに検索により、自分が入力したキーワードを含むページを効率的に探すことができるようになったが、今のままでは「頭の良い検索」の域を超えることは無い様に感じる。
 はてなのような「人力検索」は、素晴らしいコンテンツを生み出すが、それでもGoogleの情報量を超えることも出来ない。
 キーワード検索の次には、いったいどんなブレークスルーが求められているのか?


 これから求められるサービスを推測し、それを実現する技術開発に取組むエンジニアとしては、この3年~5年程度で起こるであろうこうした変化について特に強い興味を感じている。


 懇親会では、今までネットの向こう、書籍の向こうにいた方々と直接語り合う事が出来、急に身近な存在に変わった気がする。

 これをきっかけにあらたな世界とのつながりが生まれた気がする。

 侘蔵のおでん 美味しかった。

国土交通省をマッシュアップ:洪水警報メールシステム

2006-01-13 19:43:33 | WEB2.0
全国の河川の水位情報を元に、危険水位をメールで知らせるシステム。

BLOG:「JavaScript++かも日記」を書かれている、高橋氏が自治体に提案なさっているようだ。

国土交通省が公開している河川の水位情報を元に、警報メールを発行するテストサイトは、すばらしい。

さらに、GoogleMapsと連携したり、個人からの情報なども掲載できるようにすると、WEB2.0的な実用サービスになりそうだ。

ZDNet: Ray Ozzieが「マイクロソフトのWeb2.0宣言」を書いた理由

2006-01-06 14:28:06 | WEB2.0
 WEB2.0というキーワードを頻繁に目にするようになってから、3ヶ月余り。この言葉、短い期間にずいぶんと市民権を得て来たようだ。
 売上げ400億ドルとも言われるマイクロソフトにここまで脅威を与えたビジネス環境の変化は、とても興味深いものである。
 中島氏のコメントによれば、こうした変化の兆しが、既に1995年当時に予見されていたにもかかわらず、マイクロソフトは既存のビジネスを守る事を優先して、十分な手を打つ事がなかったということである。

 特定のビジネスで大成功している企業が、そのビジネスをつぶしかねない時代の変化に対して、積極的な対応をとることが出来ずに、チャンスを逃すという話は、いつの時代にも発生し得る典型的な事態のようにも思える。

 近い将来、「GoogleがMicrosoftを圧倒している」といった事態は、冗談でも無いように感じられる。
 一方で、Googleをも脅かすような新しい企業が生まれる可能性も否定できない。
 新しいビジネススタイルを持つGoogleも「広告」という守らなければいけない明確な収入手段が存在する以上、これが弱点になる可能性もあるのではないだろうか?