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Paik05's Room

色んな人と楽しく交流したいです!
最近ダイエットに成功して毎日うきうきしています!!

知識欲の低下。

2007-12-11 13:00:52 | Weblog
各国別の学力調査と言えば、誰もが関心を持つのは試験の得点や順位なのでしょう。"受験文化"に毒されて順位が落ちれば気にするという悪しき習慣も身についてしまっていますが、学力を考える上で本当に大事なのは知的好奇心、知識欲です。それがほかの国に比べて格段に低いとなると試験の成績以上に問題が深刻で、教育のあり方が根本から問われてしまいます。
経済協力開発機構(OECD)が世界57の国・地域の15歳の高校生を対象にして2006年に行った学習到達度調査(PISA)は、日本の高校生の科学への知識欲の低さをまざまざと見せつけています。それは正に日本の理科教育の危機を示しています。

技術立国、科学立国と自負し資源がなくとも知的財産を売りものに成長し経済を支えている日本で、現在の若者が科学や物理に興味がなく、考えるという行為が苦手になってきていては今後の日本社会は根底から崩れ落ちていってしまうかもしれません。なんだろう、どうしてだろう、わからない、不思議、などという気持ちが好奇心を起こさせその好奇心こそが知識欲の原動力になるわけです。その知識欲こそが明日の未来を切り開く大きな力を生み出すのだと思います。
現代の子供は考えるというプロセスの大事さを知らない事が多いように思います。結果ももちろん重要ですが、その結果を導き出すまでの紆余曲折こそが力になるという事を理解していないように思います。多くの先生や親たちもプロセスを大切にしない傾向があるようにも思います。確かに高校受験や大学受験というのは目に見える結果が突きつけられます。しかしながら、人間の力は試験では測れないものが殆んどのように思います。優秀な大学に入ってもそこで何をするのか自分で導き出せないとその先の将来をどう組み立てて行って良いのかわからなくなってしまうと思います。学生でいる時間より社会人として生きていく時間のほうが圧倒的に長いのです。勉強できる時間に考える力を蓄積しないと生き抜く力が備わらないと思います。今の教育のままでは金太郎飴のようにある一定の作業がこなせるルーチンワーク人間は出来ても、問題や障害が起こった時に乗り切れる力は生まれてこないような気がします。
学力の測り方にも問題があるのだと思います。色々な人間がいて色々な評価があってしかるべきなのに、評価を一定にしたり基準ばかりを大切にする体と思います。もちろん平均的な能力も必要ですし、規則も必要です。しかしながら、人間が持つ最も素晴らしい能力知的好奇心、知識欲をそいでしまうような教育が良い教育であるわけがありません。
私達はこういう結果を真摯に受け止め少しずつ変えていかなくてはならないのだと思います。
つまらないことでも考えさせる習慣をつけることでおのずと考える力はついてくると思います。まずは大人も考えることを億劫がらずに、考える事の面白さを子供に伝えていいてもらいたいです。

もうすぐ最終回。

2007-12-10 13:10:29 | Weblog
年の瀬が近づきもうすぐNHK大河ドラマの最終回になろうとしています。今年の大河ドラマは近年の中では一番出来が良いのではと思うぐらいとても面白いものです。俳優人も演技の上手い俳優で固められ、物語にとても奥行きを感じました。アイドルや派手な芸能人が出ていないために、始まりは大丈夫なのかと思いましたが、やはり演技力のある俳優人と脚本の面白さにより、人々をぐっとひきつける面白い物語展開になったのだと思います。
残すところ後一回、来週の日曜日で最終回になってしまいます。そう思うと一年あっという間に過ぎてしまったと思います。大河ドラマの終りとともにやってくる、今年の終り。今年の総括を自分自身でそろそろして来年に結び付けていかないといけないと感じる今日この頃です。時間は圧倒的に進んでいってしまいます。その中で自分自身がどう過ごしていくのか行きたいのか考えなくては時間は湯水のごとくなくなってしまいます。時は金なりとはまさに言った言葉で、時間の大切さをつくづく感じる今日この頃です。ゆっくりとした時間を持つということがどれほど贅沢な事なのか子供を持って始めて良くわかるようになりました。子供とともに走り抜けたこの一年、来年はもう少し上手に時間を使っていかなくてはと思うばかりです。子供のためにもまず自分がしっかり考えていく事が必要だと痛感するばかりです。来年に向けて今から少しずつ準備ですね。

柔道嘉納杯東京国際兼北京五輪代表選考会が行なわれていました。最終日に登場した井上康生選手は100キロ超級でまたもや決勝戦で敗れてしまいました。
シドニー王者がアテネでメダルを逃し、復活したはずの05年嘉納杯決勝で大胸筋けん断裂の重傷を負いました。今年2月のフランス国際を制したものの、その後は4大会連続のV逸でした。世界選手権敗戦直後は引退を決意しましたが、最終日に棟田、谷亮子らの金を見て、悔し涙とともに北京までもう1度頑張ると誓いました。その直後の試合で惜しくも敗退。指導一個が相手の効果ポイントになり、それで負けてしまいました。相手は鼻から勝負するということを避け勝つことを意識した試合展開をしました。柔道家としては圧倒的に井上選手の方が実力はありそうですが、スポーツの試合という意味で最後まで攻めきれなかった事が井上選手の敗退につながりました。決勝戦はですから見ていて面白い試合ではありませんでしたが、ああいう結果になってしまったことは残念でした。井上選手は最後まで一本にこだわって攻めていたとは思います。結果はとっても残念なものでした。北京最終選考まであと4ヶ月、井上康生選手にはもう一度頑張ってもらいたいです。このことが大きなばねとなり北京で大輪の花が咲く事を願っています。

腸内細菌。

2007-12-06 12:54:34 | Weblog
現代人はきれい好きが行き過ぎて、体を守ってくれる腸内細菌まで減らし、免疫力が低下しています。だから病気になりやすいと、さきごろ『病気に強い人、弱い人』(幻冬舎)を書いた感染免疫学の第一人者で東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎さんは指摘しています。生活環境そのものが病気にかかりやすくしていると提唱しています。

藤田さんは風邪など病気にかかりやすい人は腸内細菌に問題があると指摘しています。たとえば社会問題になった病原性大腸菌O157の流行。「O157は生命力は弱いのですが、腸の中に敵となる菌がいないから大きな顔をする。腸にさまざまな細菌が棲み着いていれば感染しても軽い下痢程度で済んでしまいます」と言っています。

生活環境にはさまざまな抗菌、除菌グッズがあふれていますが、腸内細菌を減らしているのが極端な清潔志向だということです。
「文明が人間の力を弱めている。子供は室内でゲームばかりさせないで、外で泥んこ遊びをさせた方がいい。無菌状態化しているからアレルギーなどの問題が生じる。菌に棲んでもらった方がいい」と言います。
さらに添加物や合成保存料を多用した加工食品が、良い腸内細菌を殺してしまっているということです。
「合成保存料は食品に付着した細菌が増殖できないようにする物質なので、それを摂取していると腸内細菌類すべてが元気なくなる」とのことです。

確かにその通りですよね。現代人は極端に綺麗好きで、確かに風邪やインフルエンザにかかりやすい人、アレルギー体質の人も増えているように思います。免疫力の低下が腸内細菌にあると言う事はあまり人々の意識の中に無いような気がします。色々な菌と共存して生きる事が人類が生き延びるすべだと言う事は確かにその通りのような気がします。
どんどん新たなウィルスが生まれ続ける現代、強い体を作るにはまず自分でしっかり体のメンテナンスをしていかなくてはなりませんね。

藤田さんは「腸内細菌は種類や数が多いほど免疫力が高まります。人間の免疫力はさまざまな細菌と共生することで刺激を受けて活性化します」と言われています。
そこで必要なのが野菜を食べることといいます。
「野菜類、穀類、豆類、果物類などの植物性食品は免疫力を高めてくれます。ただし、大切なのはバランスです。魚や肉をほどよく組み合わせた食事を心がけることが大事です」とも言っておられます。
さらにエアコンなどに頼り過ぎる生活を警告しています。
「エアコンなどにより、内と外との温度差が大きいほど体温の調節は大変になり、そのたびに免疫力は落ちていきます」
快適性を求めると、逆に体は弱くなっていくというわけです。

確かに私達は快適さや便利さばかり追求し本来最も大切な自分の体を考えると言う事にずいぶんおざなりだったように思います。合成保存料などの食品添加物で食品の腐敗を抑えるようなものは、体にいる細菌をもダメにしてしまうわけです。農薬にしてもそうですよね。いくら基準以下とはいえ毎日の積み重ねですからね。私達はもう一度自分の体について考えないといけませんね。腸内細菌パワーを信じて私達は少し潔癖すぎる空間から脱却しないといけないのだと思います。



子供のせき。

2007-12-05 12:22:36 | Weblog
子供の咳止めに市販の咳止め薬よりスプーン1杯の「そばはちみつ」のほうが効果があるという発表されたそうです。
濃い色をした「そばはちみつ」には、抗酸化物質がより多く含まれているそうです。
何故効果があるのか良く分かりませんが、市販の咳止めとの比較でしかありませんからまだこれから調べていく必要性がありそうですね。ここで注意しなくてはいけないのがはちみつは1歳未満の乳幼児には適さないということです。乳幼児にはちみつを与えるとショック状態になったりする事があるようです。ですからここでの子供はもうちょっと大きくなった子供が対象であって、小さな子供は対象ではないことを覚えておかないといけませんね。
子供がせきをしているとかわいそうですからね。インフルエンザも流行って来ているようですし、今後十分注意していかないといけませんね。

日本サッカー協会の田嶋幸三専務理事は4日、急性脳梗塞で入院中のオシム日本代表監督(66)が家族と話した第一声が、「試合は?」という内容だったと明らかにしました。  
先週末ごろのことで、どの試合を指すかは不明ですが、常にサッカーを気に掛けていることを示す言葉でした。また、妻アシマさんがアイスクリームを食べさせて「冷たくないか」と尋ねた際には、「冷たくなければアイスじゃない」と“オシム節”で答えており、ユーモアも忘れていない様子です。

オシム監督の容態が良くなって本当に良かったです。いまだに集中治療室にいて覚醒と睡眠を繰り返しているそうです。
しかしながらオシム節をすでに発せられているところを見るとだいぶ状態は良いのだと思います。
家族にはすでに岡田監督の日本代表監督就任が伝えられていますが、まだ本人には伝えていないそうです。オシム監督はワールドカップ南アフリカ大会予選の組み合わせ抽選結果に関心を示し、鹿島が逆転優勝したJリーグの結果に驚いていたということです。ちゃんと色々理解できているようですから、あまり脳への後遺症はないのかもしれませんね。一日も早くオシム監督が元気になってまた大好きなサッカーに関われる事を願っています。

「瞬間的な記憶力」ではチンパンジーの子供が人間の大人よりも優れていることを、京都大霊長類研究所の所長や研究員らのグループが突き止め、3日付の米科学誌「カレント・バイオロジー」で発表しました。
複雑なものを瞬時に記憶できる人間の子どもの特殊能力「直観像」に通じるものがあり、所長は「脳内の処理メカニズム解明などが次の課題だ」と話しているそうです。

なんだか凄いですよね。人間よりチンパンジーの方が優れているって事ですからね。こういう研究は面白いですよね。たぶん野生で生きていくうえでその能力はとても大切だからきっと優れているんでしょうね。人間が猿とはやはり違うという事がこういうことでもわかってきますね。人間は言語で抽象的に記憶する点でチンパンジーとは異なるようです。やはり言語でコミュニケーションする文字を持つなどという発想は直観像からではなく、さまざまなことを考えて生み出されてきたものなんですね。瞬間的な記憶はきっと生きるとい上ではとても重要な能力だということがまた一つわかってきたのではないかと思ってしまいます。人間が第一印象を大切にしたりするのも野性の防衛本能かもしれませんね。

限界集落。

2007-12-03 12:24:21 | Weblog
今日本には限界集落と呼ばれる地域があちこちで存在して来ているようです。限界集落というのはその地域に住む人達が65歳以上の人ばかりになり極度の過疎化地域になり、冠婚葬祭など地域で行なわなくてはいけない事が出来なくなってくる集落の事をさすようです。そういった地域は田舎だけでなく都市部の中にもあるようです。
限界集落が増えるとその周りの地域も徐々に過疎化が広まり、大きな地域で人がいなくなる大規模な過疎化につながっていくようです。
今その限界集落ではさまざまな問題が起こりもう生活が出来なくなる寸前に来ている場所が多数あるようです。
大きな原因の一つに地すべりがあります。地すべりが何故起こるようになってしまったかということにはさまざまな原因がありますが一つには広葉樹ではなく材木に利用するための針葉樹を沢山植えた事、そしてそれによって山の森林のバランスが広葉樹より針葉樹が増えてしまい崩れた事。そして輸入材木により日本の材木の値段が安くなり、林業を廃業する人が増え山が荒れ、手入れをされない針葉樹林は落ち葉が落ちにくく地面が乾燥し水分を補給しておけず地滑りを起こす原因になるようです。とにかく何の前触れもなく地すべりを起こすところが増えてきているようです。
限界集落では人がいなくなったことにより地すべりだけでなく、生活の要である水の確保もままならなくなっているところもあるようです。

私達は今後どういう生活をしていきたいのでしょうか?都会に生きるだけが生活ではないはずです。
今や日本の食糧自給率は40%をきりました。そういう状態は先進国の中でも異例です。こんなに自国の食糧を外国に頼っている国はないでしょう。私達はもう少し考え直さなくてはいけないのだと思います。もしかしての時、自国で受給できないときにはどうするつもりなのでしょうか?農業人口を増やし農業をもう少し保護していかなくてはならないのではないでしょうか。問題がつきる事はありません。

限界集落の近くでも同じような環境でも限界集落にはならずに子供も大人もバランスよくいる地域もあるようです。
何故そのように差が出たかと言うと、当時の日本の政策は針葉樹林を植えると補助金が下りるようなシステムだったそうです。ですから多くの人は補助金欲しさに国の政策に乗っかりましたが、それに反旗を振りかざすかのごとく、その当時針葉樹林が育つまでには40年かかるそんなビジネスプランでは皆が食べていけない、混合農業をしていかなくてはならないと提唱し、針葉樹ではなく広葉樹を植え、シイタケ栽培や栗、お茶の栽培をし地域全体に潤いを与えていった地域は今も同じように人々が暮らしています。本当に山のことを考え地域のことを考えてまじめにやってれば人口の空洞化などという現象は起きないのだと思います。明らかにミスプランだったのだと思います。
今起きている現状を見直しもう一度考え直して国土を作っていく作業をしなくては日本はダメな国になってしまうでしょう。私達はもう一度深く自分達の生活を見直さなくてはいけないのだと思います。