すっかり日が落ちてから出かけたので,着いた時には満天の星空。
邪魔な光が何もない高原なので,銀河の中にいる気分。(かなり寒いですが)
建物の中に入るとすぐ脇はレストラン。
生演奏のピアノが特別な夜に華を添えていました。
系列のホテルで大掛かりなイベントをしていたので,客足はそちらに流れたのでしょう。
このホテルには人は疎らでした。
ピアノの余韻に浸りながら奥の浴場へ。
丁度,出る人たちと入れ替わりになり,私ひとり。
ジャズが流れる広々とした浴場は,湯気で煙っていました。
ここの露天風呂は屋根が無く,満天の星空を仰げるのが売りとなっているのです。
いつもの様に,ミネラルウォーター片手に移動しました。
誰もいないほの暗い露天風呂。
貸し切り状態です。
思い切り手足を伸ばして,澄んだ空気と夜空を堪能しました。
が・・・,
なんだか寒い

顔や頭が…ヒエヒエするのです。
湯船に浸かっているのに,顔の毛穴が引き締まる引き締まる。
ピキピキいうのです

寒暖計を見ると,-5度を下回ってました。
ミネラルウォーターも凍りそう。
「これってあまりよろしくないんでゎない?… なんだか寂しいし…… 」
ということで,そそくさと内風呂に舞い戻った私でした。
そこで考えました。
真冬の厳寒の露天風呂に入る時には,シャンプー後の濡れた頭で入ってはいけない。
そして,ほっぺをしっかりと覆うように,ほっかむりをして入るのがいいな

[顔が寒い=ほっかむり]が,しっかりと身に染み付いた哀れなしば

雪に覆われた露天風呂に女がひとり・・・。
ほっかむりをして
