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続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

そこはかとなくおいしそう。

2010-07-17 08:31:25 | 女の舞台裏。

仕事の休憩中に、同僚のハタチの女の子に
「彼が忙しすぎて疲れきっちゃって、相手にしてもらえないよう」
とこぼしたら、
「そんな時こそ、その巨乳パイ癒してあげなくちゃ!」
と諭された。

きょ、巨乳パイって。。。

何か新作のお菓子みたいである。
無添加の体にも舌にもやさしいスイーツなイメージである。
きっと、小さい子供とマザコンの気がある殿方には大人気である。一般の殿方にも?

しかし、悲しいかな、私はパッと見こそデカく見えるしサイズもそれなりなのだが
実は鳩胸なしょぼくれ乳なのである。。。
深く関わりの無い殿方はだませても、恋人となればバレバレなのである。
ごめん、癒せなくて!!先に謝っとく!


なんちゃって巨乳パイ女は密かに落ち込んだのであった。







小悪魔効果。

2010-07-17 08:25:58 | 女の舞台裏。

先日ハウツー本を購入し、やる気なく目指せ!小悪魔!(棒読み)を誓った私ですが、


早くも効果が現れだしたようです。





もう殿方にモテモテです。
子供ですが。

なぜか最近、小学一年生くらいまでのリトル殿方に外出先で声をかけられたりするのです。
唐突に挨拶をされて話しかけられたりします。

昨日もそのような事があり、コンビニへ行こうと歩いていて猫を発見した私。
この猫、少し前からよく見かけるにゃんこで野良か飼い猫か微妙なライン。
いっつも意味ありげな泣き声と視線で誘惑してくるのです。

自宅周辺は猫好きが多く、それを知ってか飼いきれなくなった猫を捨てていくけしからん人間がおり


このにゃんこももしかして。。。と常々思っていたので、「おなかを空かせてるならゴハンでも」


とつい誘惑に負け
「にゃんにゃん、ちゃんと食べてるの~?」
などと猫バカ丸出しで話しかけている最中に、背後にキキーッと自転車の止まる音が。

見るとガキチャリに乗ったリトル殿方がかっこよく急停車していて、
「その猫、飼い猫だよ!」
と教えてくれました。
「そうなんだ~」と安心した私。
しかしリトル殿方は立ち去ろうとする様子がなく、ジーッと私の顔を見つめているので


「なに?」と尋ねた所
「ねえ、どこ住んでんの?」
と聞いてくるではないですか。
「え?私?」
「そう」

ナ、ナンパだ~!!

二十代なかばを過ぎてからというもの、そういうシチュエーションにはとんとご無沙汰だった私。
大人気なくうろたえて「あ、あっちと自宅の方角を指差したのでした。

リトル殿方は「ふ~ん」とはぐらかすなよ的な視線で私を一瞥。
久しぶりの事になぜかドギマギしていると、その時反対側から年の頃が同じくらいの女の子登場。
どうやらリトル殿方の仲良しらしく、「やべっ」という顔をした彼はそそくさとその彼女と一緒に


走り去ってゆきました。
何だ、彼女持ちかよ。
呆然と取り残された私。
足元に擦り寄るにゃんこを見てみると、こいつもオスか。。。

早くも「小悪魔効果」が現れた事を確信した私でした。
かなり方向性は間違ってますが。






カップ違いも甚だしい。

2010-07-17 08:19:49 | 女の舞台裏。

先日お取り寄せした下着上下。
上がきつくてつけらんない!という醜態をまたもさらし


肉体の肥大におののいた私でしたが、なんとサイズ違いであった事が判明。

肉体の肥大も事実ではあったのですが、サイズ自体が違ってちゃあそりゃムリだわさ。
肉が入りきらないワケだよ。


ただでさえ肉体肥大により膨張した胸部に、申し訳なさそうにくっついていたカップの事を


思い出すにつれたまらない情けなさに脱力する私。
返品しようにも一度試着しちゃったし、ここは一つ親孝行で母に進呈する事にしました。

ウチの母は時々、
こんなんで事故にあったらどうすんのさ!!
と目の前に正座させてこんこんと説教をしたくなるレベルのヨイヨイになったインナー


着用している事があり、その事が常に脅威だった私はここぞとばかりに
ヨイヨイインナーは捨てろ!と言い渡しました。

これで不慮の出来事があっても大丈夫。
病院で恥ずかしさに真っ赤になりつつ医者の説明を聞く、という最悪の事態はまぬがれそうです。


更に親孝行も出来て一石二鳥。。。だと思いたい。


そんなこんなで、春を思わせるパステルカラーの下着セット達は母の元へと旅立ったのでした。
めでたしめでたし。






未婚女性と結婚にまつわるあれやこれや。

2010-07-17 08:03:24 | 女の舞台裏。

結婚したい!病にかかってしまった女友達とのお出かけは、


私が彼女を号泣においやるという大変に後味が悪い結末と相成りました。

彼女の結婚に対する執念は前回より更にパワーアップしており、
片思いフィバーきゅんきゅん☆で浮かれる私の顔に縦線を入れるに充分の迫力でした。
彼女は「何はともかく結婚しなくちゃ!」という猛烈な強迫観念に苦しめられている様子で、


「好きな人が出来た☆」という事実だけでとても幸せになっている私を


多少軽蔑しているようにも見受けられました。
以前付き合っていた恋人との間の修羅場や破局はよく知っている筈なのに、


そこから何とか健全に立ち直り新しく好きな人が出来るまでに元気になった私の事は
眼中にないようです。

彼女にとって、恋愛の対象がいるのに結婚を焦らないのは悪みたいなのです。

でも、付き合う前の段階からそんな事考えるのは先走りな気が。。。
そりゃあ、ある程度の年齢を過ぎたら、これからお付き合いを始めると言う事は


男性にとっても「結婚前提」というのが多かれ少なかれありましょう。
それなりの覚悟は心の隅にあるかもしれないし、逆にまったく考えないような軽薄な輩は


こちらからお断りではあるのですが、出会い頭からそんな鼻息荒くしてたら
恐れをなして男性逃げちゃうのでは。。。

私に上から見下ろす感じで結婚への関心と執着のなさを責める彼女でしたが、


そういう彼女は今までまともに男性とお付き合いした事ないのに。。。
彼女の「いい感じ」とは妄想と紙一重で、ヘタしたら 


世間はそれを「ストーカー」と呼ぶんだぜ。。。」
とつぶやきたくなるエピソードも多いのです。
それをいさめていたのも、彼女が私を気に入らない理由かもしれない。

たとえば、美容院に行って超ナイスガイの担当さんがやってくる。
彼は優しく自分の話に耳を傾け、優しく笑ってくれます。
仕事だから。
しかし彼女はそこで「運命を感じて」しまうのです。
「この人は私に気がある」と感じてしまうのです。
そしてそのお店に電話を何度もかけまくって彼を呼び出したり
出てくれないとお店の周囲をウロウロしちゃったりしたとの事。


私は話を聞いて少なからずビックリし、


「その人、○○ちゃん(友人)に気がありそうなんでしょう?


 仕事中は迷惑だから、休みの日にでも携帯にかけたら?」


と言った所、携帯は教えてもらえなかったとの事。
「電話番号を教えてくれた」と聞いていたのでおかしいと思いよく聞いてみると


お店のカードを貰っただけらしい。
それでも彼女にとっては「いい感じに進展中の彼が出来た」という捉え方になってしまう不思議。

前回会った時に、嫌われるの覚悟で思い込み激しすぎ!と忠告をしました。友人として。
今回は私が、結婚に対して不真面目すぎると忠告されました。
でもさ、私、半年前に結婚前提の相手とダメになったばかりなんだぜ。
別れの痛みとか、恨みつらみはあっても相手の幸せを願わずにはいられないとか、


そういう気持ちは彼女には理解不能のようです。


そんなこんなで諍いになりました。

前恋人と付き合ってから、忍耐の何たるかを会得した私。
滅多な事で誰かと言い争いなんてしない、温和な人柄になりました。←ウソじゃないって!
毒舌で相手をとことんまで追い詰めてしまうという自分の性格もよく承知しているので、


争うくらいならその場から去ります。
でも今回はさすがに、眠っていた毒舌魂に火がつきました。
相手を泣かしてしまった時の、自己嫌悪と後味の悪さよ。
そして、結婚への焦りをあおる世間の風潮(それだって最近は全然マシ)の罪深さよ。
おかげで友達と争ってしまったじゃないか!
女って大変で難しいですね。やれやれ。






浮かれ気分と駆け引き。

2010-07-17 07:52:49 | 女の舞台裏。

独身時代の日記より。




今日は夕方から女友達と代官山で食事をする予定。

この女友達とは、以前に「グアムまで恋愛成就の人形を買いに行こう」と誘われた事のある


結婚したい!病にかかってしまった人物である。

2ヶ月前に会った時は「グアムはやめてアメリカに研修に行く」→彼女は某英会話教室の教師。
と張り切っていたので一安心したのだが、その後どういう心境なのかは不明である。
おまじない人形購入はやめたと言っていながらも
「結婚するにはどうしたらいいの?」
と鼻息の勢いはあまり衰えていなかった為、


完全に質問する相手を誤っている※当時の私は、泥沼な修羅場を経て婚約破棄→実家出戻り
と思いつつ、「結婚相談所へ登録してみたら?」とありきたりなアドバイスをした私だった。
というのも、知人の従姉妹が結婚相談所主催のお見合いパーティをきっかけに知り合った相手と


無事にゴールイン!という話を小耳に挟んだからだ。
出会いのきっかけがそのパーティであり、普通のカップルとしてのお付き合いを経て


結婚まで至ったそうなので悪くはないのでは?と思っての事だったが、
「以前にイヤな思いをしたから、相談所は絶対イヤ!
と即座に却下されてしまった。

しかし、職場でもプライベートでも出会いのチャンスがなく
しかも最初から結婚前提となると相手を探すのは至難のワザではないかと思われ、


困ってしまったのが前回だった。
更に彼女の条件としては養子に入ってくれる人という事なので
付き合う前段階でそういう話を持ち出したら逃げられる恐れが大アリな気がひしひしとするではないか。

そして今日。申し訳ないが私は、始まったばかりの恋に浮かれており


傍で見て明らかにわかるほど浮かれポンチ状態。
果たして、前回と同じ話題が出た際にうまく乗り切れるか?

と考えるとはなはだ心もとない。
彼女は何か話したい事がある時に私に連絡をしてくるので、


今回も何かしら話したい・訴えたい事があるに違いない。
どうか彼氏が出来た、および好きな人が出来たという報告・ノロケでありますように。。。


と祈るような気持ちである。
他人のハッピーな恋愛話を聞くのは大好きなので、


その手の話ならばどんなにか喜んで耳を傾けられるだろう。
自分も頑張ろう!と前向きな気持ちになれるに違いない。
しかし。。。

片思いの真っ最中で、しかもささいな事で毎日ほのかな幸せを噛みしめているような


ナイーブな精神状態の私に
「養子縁組前提の男をいかに捕まえたらいいのか?」
という話題はちょっとヘビー過ぎる。
せっかく盛り上がったドキドキ気分も一発でしぼんでしまいそうだ。
友人として彼女の幸せを心から願ってやまないのだが、
その手の話をしている時の彼女はとても怖いのだ。
とても好きな人が出来て毎日ハッピ~☆


なんて浮わついた事を言えないであろう事は明らかである。

正直、今からかなり(違った意味で)ドキドキなのだった。彼女がハッピ~でありますように。。。





占いなんて信じない。

2010-07-16 15:23:06 | 女の舞台裏。

ある占いを試したら、私の来世はらくだ
ワンポイントアドバイスはヨーデルに挑戦してみてとあった。


どんなアドバイスなんだ。


そして、今皮下脂肪をたくさん蓄えちゃうのは来世への準備行動なのか!


と痩せられない理由を理解しその部分だけは納得した私であった。





なんちゃってアフリカ娘、老眼におびえる。

2010-07-16 15:16:05 | 女の舞台裏。

昔から視力が異様にいい。


いまだに両目とも2.0である。

この現代において、そして一日中パソコンを使用する仕事環境であり得ない視力である。
それも視力検査用の紙に2.0までしか記号がないので、それ以上見えたとしても測りようがない


という2.0である。
学生の頃はよく「アフリカでも暮らせるのではないか」
などと言われていたが、アフリカ在住の視力のいい人達はどうやら段違いの視力を持っているようなので
東京育ちのひ弱な現代人である私が行ったとしても、


忍び寄るライオンに気づかずに食い殺されるのがオチであろう。絶望的に足も遅いしね。

aikoの「アンドロメダ」の歌詞ではないが、実際にはあまり役立った事はないにせよ、


ずっと自慢だった視力のいい両目に最近危機感を覚える出来事があった。
最近、伝票の細かい字が見えないのである。
副業(というより本業中の居眠り対策)として一般事務以外に宅配便の小さい荷物の仕分けを


週に何回か手伝っているのだが、荷物の伝票の細かい字が読めない。。。
わざわざ手にとって顔に近づけないと見えないのである。

も、もしかして老眼?!

可愛らしく「最近ぼやけてきたな~♪」なんて歌ってられない深刻な状況である。
愛する彼が交差点の向こうにいるのを見つけられなくても
そんなのはこの際どうでもいい。
仕事に差し支えるのは困る。とても困るのだ。

視力のいい人間は老眼が早いと聞く。
実際にウチの母親も視力が良かったが、老眼も早かった。
常々「若年性更年期なのではないか?」とほのかに恐怖を抱いていたが、
いよいよシャレにならねえ。。。



小学生の頃、一度視力が落ちた事があった。
その時に健康診断の先生に「遠くを見なさい」と教えられ毎日星を眺めていたら


驚いた事に視力が回復して現在に至っている。
東京では星なんてロクに見えやしないので、努力して
たいして明るくない星まで見えるようになったのだ。
こうなったら今一度、同じ作戦を試してみるか。
成人した今でも有効なのかは怪しいところだが、何もしないよりは数倍マシというものだ。
さっそく今の季節の星座を調べて、近日トライ予定である。





色っぽいと言ってくれ。

2010-07-16 15:14:42 | 女の舞台裏。

同僚の19歳の女の子に、
「最近色気づきましたね
と言われた。

語彙が貧困な為にそのような表現をしたのか、


はたまたそのままの意味なのか判断しかねるが
せめて「色気が出た」と言ってくれ。

まったく最近の若い者は。。。とフクザツな心中の私であった。
ニホンゴムズカシイ。。。






私にも選ぶ権利はあるハズだ。

2010-07-16 15:06:38 | 女の舞台裏。

独身時代の日記より。




ここ最近、足をケガしたり愛猫がケガしたり誕生日の大部分を職場で過ごしたり
ロクなニュースがない私です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、そんな毎度の事シケている昨今ですが、先日
ある殿方に「俺なんてどうよ?」とアピールされました。
「やったじゃん!」と思ってくれた心優しいアナタ、神のような素晴らしい方ですね。
起こった事だけ聞くと、大変めでたくありがたい話なのですが
その殿方は52歳独身男性です。
ドライバーの偉い人が連れて来て紹介されました。

「愛があれば歳なんて関係ない」という持論の私ではありますが、
そしてその方はいい人そうではありましたが、
そして更に紹介してもらってこういう事を言える立場ではないですが、あえて言いたい。
もちっと若いの連れて来いよ。
あんなに若いのから私と同年代まで殿方があふれているのに、なぜに52歳。
様々な事情はおありでしょうが、婚期を不運にも逃してしまった部下の救済要員扱いか。

しかも紹介のセリフが、
「金持ってるよ。チン○もまだまだ丈夫だよ
はあ、そうですか。。。ってそんなセリフ聞いて
「マジで?ぜひお願いします!
とでも言うと思ってんのか!ヴォケェ!

周囲の人はかなり誤解しているようですが、やはり私は愛が基本だと思いたい。
金には興味がないし、チン○を基準になんかするか!
もちろんそういう事は付き合っていく上で大変重要だとはわかっていますが、


最初にそんなトコで選ぶか?普通。いきなり初対面で、
「ときに、チン○の具合はいかがですか?」
なんて聞くか!この大和撫子が!

周りの思いやりには日々感謝してますが、


同時にデリカシーのなさにも脱力させられっぱなしの今日この頃です。
心配はありがたいがそんなに切羽詰ってないッス。
どうかそっと見守って。。。お願い。






ツンデレ度はともかく。

2010-07-15 16:07:34 | 女の舞台裏。

以前、流行りに乗って「ツンデレ度チェック」
なるモノをやってみた時の話である。

旦那に対しては、結構ツンデレなんじゃねえの~的な思いが私であったが、


結果は
ツンデレ度45度 ランク:C(A~E) 偏差値:30.7 

という、可もなく不可もなくというものであった。
ちなみに総評は、「微妙にツンデレさんかな?もうちょっと、頑張ってみて!」


何を頑張るのかよくわからないが、一応心に刻む。

そして親切な事にラッキーアイテムまで教えてくれるのだが、その内容が


ラッキーアイテム:ピンクの小物
こけし
(原文ママ)

ピンクの小物はまだいい。まだいいが、こけしって。。。
しかも意味もなくなぜかその単語だけフォントがでかいのだ。
強調しなくてはいけない隠された理由が、何かあるのだろうか。

それとも絶対にないとは思うが、我ながら考えすぎ・うがり過ぎな考察だと自らを反省するが、

ピンクの小物 → こけし(自主規制で小文字)

という可能性はないだろうか。
だとしたら、な、何て破廉恥な!!
そんなアダルトな回答を含むモノならば、それなりの年齢規制が必要なのではあるまいか。
しかも、「ツンデレ度」との関連性が薄くはないか。

等等、汚れっちまった我が身を嘆く夜は更けていくのであった。
旦那にも「結婚した途端下品全開だ!」と言われたしな。っていうか、それが素だしな。






ある時のウンザリ事情。

2010-07-15 15:43:52 | 女の舞台裏。

独身の頃の話である。



その当時は比較的トラブルもなく、順調に思える仕事環境にいた。
しかし、私にはあまり大声で言えない悩みがあった。
それは、休憩中の公開ノロケである。

以前、同僚の19の女の子が同じ部署の殿方に恋をし
休憩時間のたびに「今日何か態度が冷たかった気がする」だの
「絶対私に気があると思うんだけど、どう思う?」
だの、知らねえよ!本人に聞けよ!的な事を延々とくっちゃべり、周囲が意見を述べると
携帯で友達に同じ内容について質問する(要は、自分が満足する回答が得られないと納得しない)
という行動が続き、


迷惑した同僚が会社へ連絡した結果、責任者から呼び出され注意を受けた事があった。
ちなみに、その時の注意の内容は


「周囲の人々の気が休まらず、休憩の意味がないからやめろ」


であった。

その一件は「社内恋愛禁止だからクビにするよ」という会社側の脅しでおさまったが、
今度は別の女の子の私への個人攻撃が開始された。

会社側の配慮で、各女の子達は休憩時間がかぶらないよう勤務の時間帯や休憩をずらされた。
しかし、私だけは部署が違い自分の好きな時間に休憩を取れるので、運が悪いと誰かとかぶってしまう。
その中の一人が、休憩の初めから終わりまで彼氏と携帯で話している。

それ自体は全く問題ないのだが、私と時間帯がかぶると
TVを消し、あからさまにノロケだすのでかなり参っているのだ。
以前、他の女の子達が一緒だった時は自分が外へ出て話していたのだが、


最近はうんざりして出て行くのは私の方である。
一つしかない休憩室を我が物顔で占領して、怒涛のラブトーク炸裂である。
内容は「何々買ってくれるんだよね~?」とか「どこのラブホ行く~?」だとか
「も~う、私を好きなのはわかったよ~。猛烈アタックだね☆☆
など、なかなかパンチが効いている。
ちなみに32の女性だ。

当時私に彼氏がいなかったのは申し訳ないと思うが、
そんな必死に羨ましがらせようとしなくても。。。とウヘァな心持ちであった。

どうも、そういう行動を取る女の子はツラに自信がないタイプが多い気がする。
可愛い子で、自分の交際をあからさまにひけらかす人にはあんまりお目にかかった事がない。
やっぱり稀にみるチャンスだから。。。おっとっと。

だって遠慮してTVもつけられず、メシも食った気がしないんだもの~!
休憩室は四畳半くらいで狭いから、集中砲火浴びまくりである。
そこでやんわりお静かにと頼んだりTVをつけようものなら
「私の幸せを妬んでるのね!クスッ」
という態度で更にうんざりするので、何も出来ない。
休憩中くらいのんびりしたいし、メシもゆっくり食いたいよ。。。とゲッソリな出来事であった。





何もそこまでは。

2010-07-15 15:34:59 | 女の舞台裏。

まだ独身だった頃の話である。



女友達からメールが届いた。


この女友達、以前に私が元恋人と別れた直後に


「こうなりゃヤケだ!一日中癒しツアーin品川」


なるものを企画し、共に敢行した人物だ。
当時の彼女は私とはまた違った理由で失恋をし、そこはかとなく落ち込んでいたのだった。

さて、メールの内容はというと
「夏休みに一緒にサイパンに行かない?」
というお誘いだったのだが、あいにく私はその頃貯金を目指して稼いでいる真っ最中。
夏休みなんて返上でバイトに励むつもりでいたので、残念だけど。。。と断った。
しかし、話の内容を聞くにつれ、私の中に一抹の不安が。
彼女のサイパン行きの目的は、バカンスをエンジョイではなく
その当時某TV番組で紹介され有名になった「恋人が出来る人形」をゲットする為
であったのだ。

以前品川で会った際に、とあるクズ男との修羅場終了間もなかった傷心の私は
「公務員とでも合コンしてえよ!」
男は堅実・誠実が一番だね!ゲヘヘヘ!とやけっぱちのテンションで語っていたのだが、
その時の話を彼女は真剣に受け止めたらしく
「padaちゃんも結婚したがってるので、失礼ながら誘わせてもらったの」
と、真剣に誘っていたのである。
しかも「私も同じように藁をもすがる思いなので」
などと言っているではないか。

ちょ、ちょっと待った。さすがに私はそこまで焦ってないYO!

だってサイパンだよ?
深川不動尊に(ローカル)「恋のおまもり」買いに行くのとはワケが違いますよ?
海外だよ?!
サイパンくんだりまで出かけていって、効果があるかわかんない人形買いに行くの?
今までの付き合いなんかでは計り知れない、心の領域が彼女に存在することに私は呆然とした。
そこまでして欲しいのか、恋人。。。

とりあえず
「恋人も結婚も縁だから、そんなに焦らなくてもダイジョ~ブイ!では?」
と当たり障りない返事を返しておいた。
私も彼氏くらいはいないと困るが、海外までおまじないグッズを買いに行けるガッツと余裕はない。
それに、その旅費を別の事に使った方が確率が高いのでは。。。
と思ったのも事実。
親しいと思っていても、人とわかりあうって難しい。。。と改めて思った出来事であった。






チャレンジャー。

2010-07-15 15:14:38 | 女の舞台裏。

私は、食べ物に関してはかなり挑戦する方だと思う。
と言っても、ゲテモノや珍しいものに強いのではなく賞味期限がヤバそうな物に対してだ。

その昔、
カビの生えた大福を草餅と間違って食った事がある。
薄暗い部屋の仏壇に供えられていたので、パッと見わからなかったのだ。


墨汁の味がした。

大体、ウチの母親は賞味期限におおらかな人で、
ひな祭りに作った混ぜご飯の残り物を後日出されて、食べようとしたらめし粒が糸を引いていたとか、
しじみ汁を出されたので飲んだら、五分で腹痛になってトイレに疾走なんて事がしょっちゅうあるのだ。
しじみ汁は母が飲んでみて大丈夫だったというから油断していた。
よく話を聞いてみると、飲んでみたのは昨日の事で
その後真夏の日当たりがいい場所に一日放置していたと言うではないか。
腹が弱い私なんか、瞬殺されて当然だ。

そんな痛い目を何度も見つつ、未だに私は賞味期限をそもそも見ない。
出すだけ出せば治るしな、とタカをくくっている。
そのうち、食中毒で救急車に乗るハメにならないように気を引き締めなければと思う今日この頃だ。

しかし、私がコックをしていた頃はケースで仕入れる関係上、


卵は数週間たったものを普通に使いデザートも先週に仕込んだものを普通に出していた。
一回、お客に出した後にムースの表面に水ぶくれが無数に出来ているの発見。
かなりアレな状態だった事が判明したが、特にクレームも出ずそのままになった。
甘いものはあまり味が変わらないので、客にもわからなかったようだ。
捨てようと別によけておいた物を出されてしまったらしい。


もう時効とはいえ、申し訳ない事をしたと今は思う。
だが、そういう事柄から考えると、腹痛は気からという気がしないでもない。
これからも気合で頑張ろうと思う。





シャネル紛失。

2010-07-14 13:04:29 | 女の舞台裏。

二十代前半に、仲のいい友達が結婚する事になった。

当然結婚式に招待されたのだが、当時の私は結婚式に着ていく服を持っていなかった。
何しろ成人式にあたって、知り合いの元演歌歌手に軽い気持ちで借りてしまい
特注一点モノの着物と凄まじくきらびやかな帯で成人式に臨んだくらいだ。


ちなみに、歌手の地元・九州から取り寄せた送料とクリーニング代+気持ちばかりの礼を包んだら


レンタルの倍くらいの金がかかってしまった。


当日は「汚してはいけない」と緊張し過ぎて飲み物すら飲めずに具合が悪くなるし、


正直レンタルの方が気楽で良かったと後から思ったことである。


話が大幅に逸れたが、そんな私の事だ。


そういう晴れの場に着ていくような服の持ち合わせはある訳もない。

そこで、仲のいい元銀座ホステスの女性(かつて、給料の封筒が立つほどの額を稼ぐ売れっ子で


親が事業でこさえた借金を数年で返したツワモノ)に服を借りる事にした。
なにしろその女性は、自宅に宝石を放置していて知り合いにあらかた盗まれたような物持ちである。
もちろん快く貸してくれた。
しかし、貸してくれた服を取り出してみたら、やはりお水系スーツであった。仕方ない。
面倒見のいい彼女は、服と一緒に「どうせ持ってないだろうから」とアクセサリーも貸してくれた。
それはダイヤのついたシャネルのピアスであった。


今でこそ人並みにはブランドもわかるが、その頃の私には縁の無いブランドなんてわかるはずもなく
「なんかヘンなデザインのピアスだなあ。エックスって何?
くらいにしか思わず、
「私がそそっかしいのを知っているから、


 失くしてもいいようなどうでもいいヤツを貸して寄こしたんだろう」
と本気で思っていた。

さて、結婚式はおかげで無事に出席できて、


私のお水スーツも周りがほとんどお水センスの女性ばかりだったので浮く事もなく済んだ。
そう、新婦も元水商売だったのだ。

結婚式が終わって、


いい加減な私はスーツをクリーニングに出したはいいが返すのをすっかり忘れていた。
しかもクリーニングに出すどさくさに本当にシャネルを失くしてしまった。
しかし催促をされる事もなく、スーツまで引越しのどさくさにどこかへ行ってしまった。

なぜこんな事を思い出したかというと、


かつて私が失くしたピアスと同じと思われるモノが懸賞の賞品になっていたからだ。
高価なものだったとは露知らず、悪い事をしたなあと反省している。
貸してくれた本人は、その後消息がわからなくなってしまったので謝りようもなく


この事は私の黒歴史となっているのである。







露天風呂大流血事件。

2010-07-14 12:56:00 | 女の舞台裏。

その昔、群馬県の万座温泉でリゾートバイトをしていた。
泊り込み半年。
それまで雪に接する機会があまりなかった私は、雪の上を上手く歩けずすっ転んでばかりいた。
しかし慣れとはすごいもので、雪が積もり建物の一階が雪で埋まる頃には
遅刻しそうな時はヒールの高いパンプスで雪の上を全力疾走出来るまでに成長していた。

職場のホテルが山の上にある為に最寄のコンビニまで車で20分という環境に暮らし、
スキー・スノボもあまり得意でない私には酒もしくは男以外の楽しみがなく、
日々したたか飲んで仕事中以外は常に酩酊状態であった。

ある日、同僚といつものようにしたたか飲んでいた最中に
「露天風呂行こう!」


と誰かが言い出した。
職場のホテルの露天風呂は、


客は知らないが「男子従業員寮から丸見え覗きスポット」である為、
女子従業員は入らないのが普通だった。


(何も知らない新人は来た当初喜んで入る人が多く、男子従業員の品定めの対象となってしまう)
しかし時間は明け方に近かったので、まさかこんな時間に誰も覗かねえだろう!


と酔って気が大きくなっていた私達は露天風呂へ入る事にした。 

露天風呂は積もった雪が固まって凍っており、かなりツルツルで危険な状態であったが
普段パンプスで雪の上を疾走している私は気にせず湯船へとはしゃいで走り寄った。


慣れからくる驕りとは怖いものだ。
その時、やはりというべきか運悪く思いっきり滑って
大股開きですっ転び、開脚状態のまま尻をひどく打った。
更に悲劇はそれだけでは終わらず、凍った雪で指を深く切ってしまった。

飲酒により血の巡りが良くなっていた私は、


大流血状態にも関わらず同僚とたまたま露天に入っていた見知らぬオバちゃん客に


派手にご開帳してしまった恥ずかしさで動転して湯船へ飛び込んだ。

湯船が血の海に変わった。


切った指はかろうじて縫わずに済み、それが中指だった為に
失礼なボディランゲージで毎日包帯を巻いてもらうハメになったのだった。
深酒イクナイ。