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続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

アンチ・クリスマス。

2010-07-14 12:44:19 | 女の舞台裏。

唐突だが、ここだけの話、私はクリスマスがかつて大嫌いだった。
誰に何を言われようが、世をスネていると言われようと嫌いなものは嫌いだったのだ。

そんな事を言いつつ、12月に入った頃になるとクリスマスソングのオムニバスを


聞いていた事なんか些細な事だ。

その昔、調理の仕事をしていた頃クリスマスはかき入れ時、
バカなカップル共がせっかく出した料理にロクに手もつけずアホ面を見合わせてウットリしている時、


私は戦場のような厨房の中で怒鳴られていた。


プレゼントなんかその場で開けなくていいからメシ食えYO!と歯噛みしたものだ。

その次に勤めたホテルでは、やはりクリスマスは稼げるイベントである
「ディナーショー」が待っていた。
加〇雄三堀内〇雄などが何万円もするチケットを売りまくる。
その中の一人が、そのン万円もするチケットを
ただで5枚くれ。
と言い出して、上司が困っていた記憶がある。
儲けてるクセに、ケチくさい事言いやがる!とチケットセンターではすこぶる評判が悪かった。


だって、一枚3万としたって5枚で15万だ。


そんなのをホイホイ聞いていたら、ホテル側だってたまらない。

ちなみに、当時の私はクリスマス寄席の案内係だった為


桂ざこばのクリスマス寄席をタダで聞けた。
それだけはちょっぴり嬉しかった。

そんな風に、毎年恋人の有無に関わらず恵まれないクリスマスを
過ごしてきたので、毎年その季節にはしゃらくさい気分になってしまっていたのだ。


じゃあ今はどうかと言うと、私にとってのクリスマスはほぼ「普通の日」である。


旦那がクリスマスに向けて繁忙期に入る職種なのもあり、


その時期は日に日に生ける屍状態になっていくので、浮かれて何かをやるような余裕が無いのだ。


まあ結婚しちゃったらこんなもんだ。


クリスマスソングは聞くけどね。






ヤングでラブなクリスマス。

2010-07-14 12:31:09 | 女の舞台裏。

今でこそ、こんなオバちゃんを通り越してオッサンくさいブログを後悔している私だが


ヤングな頃にはそれなりに「ほんわかした恋愛」をする機会に恵まれる事もあった。


そんな甘酸っぱい昔の話である。



それは忘れもしない17歳の冬。
セブンチンですよ、ヤングですよ。
四六時中べったりの彼氏がおりました。
バイト先で知り合った人(ここら辺がベタにヤングっぽい)で、男子校に通っている男の子でした。

バイト先では二人の関係は秘密。
そのシチュエーションだけでヤングな私はドキドキでしたが、


今思えば知られていないと思っていたのは私だけで、周囲にはバレバレな状況。


皆が大人だったので知らないフリをしてくれていただけだったと今ならわかります。

初めてのクリスマス当日、彼氏と私は一緒にバイトに入っており
周りにバレないように時間をずらしてバイト先を後にして、打ち合わせた場所で待ち合わせました。
二人なら、寒風吹きすさぶ公園でも鼻水たらしながらハッピ~な私でしたが
今日はクリスマス。
期待で胸を躍らせておりました。

しかし、彼が連れて行ってくれた場所は
さびれたお好み焼き屋。
客は私たち以外、誰もいませんでした。

ロマンチックな展開を期待していた私はショックを隠しきれませんでしたが
彼は
「クリスマスは、こういう所が空いていていいんだ」
とキッパリ言い切ったので、


ひとつ年上の彼にそこはかとない大人っぽさを感じていた当時のイタイ私は


二人きりだし、貸し切りみたいでいっか。と思い直し、


クリスマスに鉄板から立ち上る煙に巻かれて油くさくなって店を出ました。

帰り道で、彼がプレゼントをくれました。
高校生でお金がなかったので、値の張らない髪を止めるアクセサリーでした。
「前におまえが髪を止めてて、その髪型が可愛かったから」
と照れながら言う彼に、胸がキュンとなる私。


思わず照れ隠しに「万引きしたんじゃないでしょうね!」とふざけて彼に言ったところ、
一瞬目が泳ぎ挙動不審気味に必死に否定。
その様子に「まさか。。。ね」と湧き上がる疑惑を打ち消す私でした。

そんなラブラブな私たちでしたが、
夜遅く二人で歩いている所を私の父に見つかり、
怒った父が、彼の顔にタバコの火を押し付けた事が原因で
お別れする羽目になりました。
憤慨する私に父は、
あのくらいの事でダメになるんなら、その程度のたいした付き合い じゃないって事だゲヘヘ。
と、のたまいやがったので
本気で殺意が芽生えたのも、今は懐かしい思い出です。てへっ。





巨乳銭湯。

2010-07-14 12:18:20 | 女の舞台裏。

私の実家近くに、昔ながらの銭湯がある。


私が高校生の頃には既に存在してだいぶ経っていたので、少なくとも20年以上は営業している


それなりに年季の入った銭湯だ。



私も学生の頃より度々世話になったのであるが、今でこそ寂れてジジババの社交場と化してはいても


かつては「老若男女問わず巨乳が集まる」すごい風呂屋だったのである。



とにかくその湯に来る客は、若い姉ちゃんはもちろんの事
バアさんもコントみたいに、垂れた乳を首に巻けるレベルの巨乳なのだ。
なぜ乳デカばかりが集うのかは不明である。

その昔「まな板に蜂刺され」な貧乳だった私は、


いつも隅のほうで申し訳なさそうに小さくなって体を洗っていたものだ。
そしてその娘を産んだ母親も、やはり多少申し訳なさそうにそそくさと体を洗っていた(ような気がする)。

そこの経営者の親父がまたスケベな親父で、
間違ったフリをして、ボイラー室から女湯に入って来るのだ。
更にあり得ない事に、時折親父の背に隠れてその友人も覗いていたりする。

痴漢行為じゃないか!!

。。。と怒る人は、なぜかいなかった。
みんな慣れているのか、乳の大きさは心の広さと比例するのか(すごい偏見)


みんな平然と、何事もなかったかのようにスルーしていた。
相手にされていなかった、というのが恐らく一番正しいのかもしれない。

実家を出た後はその銭湯に行く機会はなくなってしまったが、


母に聞いた所最近は客の減りが激しく高齢化して巨乳率もめっきり下がったとの事。
そしてどうでもいい事だが、
母親は地元駅前のダンスホールで銭湯の親父に誘われたらしい。
日々巨乳を見慣れて飽きが来たのか、新鮮さを求めていたのかわからないが


母親に鼻であしらわれたらしい親父が気の毒でならない。

あの風呂屋に集っていた巨乳の方々は、どこへ行ってしまったのかなあ。。。
しみじみ。





恋愛を基準とした人生の値段。

2010-07-14 12:17:05 | 女の舞台裏。
私がかつて勤めている職場の上司は、その昔付き合っていた殿方と別れる際に

「俺は○年後には結婚して、定年する年には子供が○才で(以下略)
 。。。という人生計画を立てていたのに、お前が別れを切り出したせいで
 計画がすべて狂ってしまった!
 慰謝料として三千万払え!!

と言い渡された経験があるそうだ。

どういう計算で三千万?
ちょっと内訳を知りたくありません?



乳の話。

2010-07-14 12:11:28 | 女の舞台裏。
その昔、私は「まな板に蜂さされ」
と形容されるド貧乳だった。

年頃になって、発育のいい友達が
「ねえ、ブラジャーってどうしてる?」
と恥らいながら質問してきた時も、
「へ?何の事ダスか?」とポカーンとしている程まっ平らだった。

小さい頃は絶望的に走るのが遅かったが、年頃になり周りが成長していくにつれ
どんどん徒競走の順位が上がって来た。
運動能力が上がったのではなく、ただ単にみんな胸が揺れて痛いので
必要最低限しかない私が有利になっただけだった。
そんな私も、今ではDカップの身となった。
発育したのではない。

太って他の部分と一緒に膨張したのである。

デブの乳デカは巨乳とは言わないのである。
合掌。