Fly Away

花火なんて人と行くものではないと悟った24歳最後の夏。
というより、問答無用で仕切らねばならないと思いました。
花火は景観と酒を用意して、あとは後日に回すべきなのです。

15時半待ち合わせの筈が、事故で電車が遅延。
ここまでは想定の範囲内でした。
浅草寺へちょっと寄ってから場所取りする筈が、
連れが何故かお登りさんのようにはしゃいで写真暴撮していて全く場所取りに行けず、
いざ行かんとしようとすれば意味不明な場所に居て、把握するのに時間がかかり、
頑張って移動したのですが、時既に遅し。
(まぁ僕も僕より大きいもんちっち発見してはしゃいでいた時間もありましたが・・・)
隅田公園には人が溢れ返って居て・・・。

仕方ないのでやけ食いと云わんばかりに焼き鳥十数本と天丼、バナナ6本、
ビール計15本を平らげつつ、見難い位置で花火を観覧しました。
しかし！
見えづらい中でも楽しむのがお祭り男子！
前に立っていたてっぺんの薄いおじさんから花火が発射されているような角度だったので、
こんな写真を撮りつつ、
「ハゲ花火ばんざーい」って叫んでたら、
隣にいたおばさんが「私もそう見えるわ」と同調して二人で笑うなどという事態があったりして、
自暴自棄気味に楽しんでみました。

連れが帰宅を急いでいるようだったので、銀座線のぎゅうぎゅう詰め電車に押し込んで、
僕は乗らず唐突にサヨナラ告げてやりました。
花火観たあとに満員電車なぞ乗ってられるかふぁっきゅー。