1㍉厚の塩ビシートを使った製品を長く作ってきました。
今回は、0.5㍉厚の塩ビシートを使って、テーブルカバーの上に掛ける
保護カバーとして実寸よりわずかに大きい型紙を製作して数十枚を裁断縫製しました。
テーブルの角、コーナーがカーブしています。塩ビシートの堅く厚い縫い代が邪魔して
きれいに出ないため、全周ステッチを行います。
今回は、両面に静電防止加工が施された塩ビシートの為、思ったより作業は大変でありませんでした。
ただ、この季節は、寒さで塩ビシートが硬くなっているため、温めた部屋に広げて
裁断、縫製は午後からでないととても作業になりません
昨年制作したジープ幌のドア窓の2㍉塩ビシートに比べれば、0.5㍉なら簡単の様でも
暖かい季節に比べ、厚さは関係なく大変です。(朝一番に裁断機の歯をいれたら割れた)
透明塩ビシートならでの難しさもあります。
裁断の型紙を入れる時、マジックを使うと切り口にマジックラインが残って見えてしまいます。
よって、別途に用紙に型紙を書き写し重ねて切っていきます。
重ねて縫うときは、切り端が判りずらい、また上のシートと下のシートの上下の判別が難しい・・・
それに、下糸がなくなったり、縫い直しが起きた時、針穴が開いて見えて残ってしまいます。
その為、できるだけ縫い直し、糸接ぎをしないようにします。
今回は、スソ、コーナーの縫い距離は4m位あるため、途中での下糸交換をしないように
針数カウンターで下糸の残量を予測して交換タイミングをブザーで知らせる機能を活用しました。
あ~肩がこった
あ~指がつった
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