今朝の朝日新聞の「声」欄に掲載されていた記事にちょっと感動してしまいました。
『古希で一念発起 熟読の日々』と題された70歳の米富さんの投稿。
「語彙力不足を常々感じていたが、古希を迎えた今年、一念発起した。・・・」(2011.10.16朝日新聞朝刊より)
という書き出しを読んで、人生の大先輩がなんと謙虚な!と、まず感動。
ちなみに、普段はほとんど「声」は読みませんが、どうしたわけかこの記事だけ目につきました。
「・・・知らない漢字は辞書を引いて調べ、ノートに書いて覚えている。
語彙が増え、長文読解力も向上したように思うし、何より脳の活性化に良い。」
あぁ、なんと素直なお心!
ご自分を卑下するわけでもなく、まして、
「いくつになっても精進あるべし!俺ってエライ!」的な自慢&自己満なそぶりも微塵もなく。
ただただ純粋に、ご自分の成長を喜んでいらっしゃる様子。
「ものの見方、考え方が少し変わってきた自分を感じる。
遅ればせながらの新聞熟読だが、ぜひとも続けていきたい。」
70歳にして、「考え方が少し変わってきた」とは!
あぁ、いくつになっても向学の喜びって人の感性をフレッシュにしてくれるんだなぁ・・・
と、まことに至極勝手な感想を抱いたのでした。
でも、まじで米富さんのようでありたい自分です