今年も湘南10キロの日がやってきた。
去年初出場で10キロ完泳ならず。
(5キロ タイムオーバー)
来年こそは・・・
と思っていたのは、大会が終わって3ヶ月だった。
何故3ヶ月間かと言うと、11月に交通事故に遭った。
追突されたのだ。
車は潰れたが、体は平気だった。
勿論、病院にも行き通院もした。
ところが、それ以降の大会は体が動かなくなり以前にも増して泳ぐのが遅くなってしまった。
自分でも何が原因か判らず悩む日々がが続き、これまで言い訳(交通事故)探しをしてきた。
事故もそうだが、根本原因は練習不足、これに尽きる。
そう思いながら年が明け、今年も湘南の8月になってしまった。
今年も湘南10キロまでに大会が5大会、海練が4回、個人海練が1回と、それなりにやったが、調子が良いというより、無理やり調子を上げて挑もうとしていたかも知れない。
本当はもっと距離練習をこなし、直前ではテーパリングで体を調整して挑むべきだと思う。
が、自称5流選手の私が声高には言えないけれど距離の耐性、寒さの耐性だけはある。
だからではないが、10キロの対策をあまり真剣に考えて来なかった。
今まで真剣に考える部分はレース中の水分補給とバンカーノックにならないように、朝食プラス甘いもの(大福、カステラ等)だけは食べる。
レース中の水分補給は事前に何回も練習をしておいた。
後はゼリーが苦手なので、ゼリーが入っている容器の中身をお茶に入れ替えてお尻に差して行けばOK。
勿論、途中に補給船(ボート)も用意されている。
泳ぎに関しては、今年に入って気づいた事がある。
練習で出来ている事が大会では出来ていない。
もしかしたら、メンタルなのか?
特に緊張もしないし、慌てる事もないのだけど。
自分で意識的に練習してきた部分があり、先日の練習会で動画を撮っていただき確認する事が出来た。
明らかに良くなっている。
コーチが少しだけ褒めてくれた。
御祝儀で褒めてくれたかもね。
湘南に挑むにあたり少しだけ嬉しかった。
でも、大会になると、ダメダメなのだ。
つまり、練習で出来て本番の大会で出来ないのは、なんでだろう?
気づいていない部分で焦っているのか?
練習も大会も同じにならなければ意味がない。
泳ぎの迷いが吹っ切れたはずなのに?
前置きが長すぎた。
今回は早くピックアップされてしまったのでレース展開を書く事が少ない(涙)。
今年の湘南10キロは過去最高の参加人数で430人という事だ。
私の海友も10〜15人位参加している。
特に去年、事前練習会で友達になった海友達が完泳をして、リベンジを果たした。
素直に嬉しかった。
私もリベンジをするつもり・・・
で、挑んだが、今年も果たせなかった。
2年連続だ、情けない。
この思いは来年はらすしかない。
招集がかかり、事前説明後スタート。
スタートすると、まずは逗子湾を1周する。
後に、みんなに聞くとブイが見えないと言う。
私も殆ど見えなかった。
みんな、集団や前の人に付いていくと言う。
確かにそれしかない。
逗子湾は目標が少ないので第1ブイ、第2ブイは沖を目指して泳ぐ事になる。
ブイその物が殆ど見えないのが現状だ。
勿論、止まってスカーリングをすれば視認出来るけどね。
でも、不思議なのは、逗子湾に関してはあまり蛇行せず、ブイにたどり着くという事。
うーん 不思議だ。
今回の関門は、1キロ20分、3キロ60分、5キロ100分、トータル3時間30分の制限タイムがある。
今年、新設されたのが3キロ60分の関門だ。
去年は5キロまで行けているので、イメージとしては1キロ、3キロはクリア出来るだろうと思っていた。
逗子湾の周回が終わり1キロはクリアしていてホットした。
3キロを目指してペースを上げる。
よし、3キロもクリア出来そうだ。
恐らく後尾の方で泳いでいるので、側にいるガードの方に聞いた。
私は最終泳者ですか?
いえ、まだ後ろにいます。
去年も同じ事を聞いた。
それを聞いて俄然頑張ろうと思った。
ピッチを上げて気持ち良く泳いでいると、先程、話しをしたカードさんが「もう少しなんですが時間です。」
あっっ⤵えっ⤵
今年もダメか〜
しかも3キロ。
ボートが来るまで掴まってて下さい、と言われた。
けど、体力はあり余っている。
だってその場で巻き足が出来るのだから。
そして、ボートが来てピックアップされた。
すると間もなく海友の一人もピックアップされて思わず握手をした。
何の握手だよ?
そこから本船に乗り込むと間もなく、また、別の海友と会う。
お互いに残念さを語り合い悔しさをしゃべりまくる。
ふと思った。
この船にピックアップされている殆どの人が元気だ。
これは3キロしか泳いでないので、体力が残っているのだ。
つまり、全員ではないと思うが、殆どの人が制限タイムがなければ10キロを泳ぐ泳力はあるからエントリーしているはず。
私も反省の一つに5キロの関門までは残りの距離を考えず「死ぬ気で泳げ」という事。
余裕のスピードがある訳ではないので、関門を越えるまでは余力を残すような泳ぎはまだ早い。
これ、今年の教訓。
今回のエントリー費用は¥20.000で、3キロしか泳いでないので、¥6.000分泳ぎ、残り¥14.000分は湘南クルージングとなった。
トップ選手のゴールが見れる特典付だ、と船上で言ったらみんなにうけた。
もう湘南クルージングはいいやぁ〜
2回もやったし。
で、来年だが、現時点で練習を増やすというのは物理的に無理なので、内容を検討する事から始める。
悔しさは来年の大会でしかはらせないが、リベンジするのかは?
まだ何も言えない。
でも悔しい〜
リベンジされた皆様おめでとうございます。
完泳された全ての皆様おめでとうございます。
そして、惜しくもタイムアップとなった皆様、来年お会いしましょう。(そのつもり)
最後に全てのスタッフボランティアの皆様ありがとうございました。