広島で、第26回全国菓子大博覧会に足を運んだ。
平日なのに大勢の人で賑わっていた。
中央の入場口で待たされたが、原爆ドームが目に止まる。
入場時間が繰り上げられて、警備員に誘導されてゆっくりと会場へ
会場のシンボルゾーンに、花鳥風月・名城を題材に、和菓子で創った創作菓子は見事だ
牡丹や菊の花は、生きた花と見紛うほどの出来ばえで、菓子職人の技に感嘆する。
憩いのゾーンでは大道芸も・・・
全国お菓子バザールも人がいっぱいで、120分待ち。さて中に入ってみると
大部分の品は売りつくされていて、目当てのものは買えずじまい。
大人気のイベントであった。
朝一番に、山寺「立石寺」へ。
駐車場のおばさんが用意している杖を持たせられ、帰りに土産を1000円以上買い上げで
駐車料金がただだという。山寺の高いところは靄がかかってよく見えない。
芭蕉記念館も定休日。
これで、みちのくの旅にピリオドを打っ
、南に走る。東京から千葉に入り、東京湾アクアラインを通って藤沢市に泊まる。
明日は鎌倉を訪れる予定。 走行距離502km
国道455号で三陸海岸を目指す。岩洞湖は凍結。ワカサギ釣り場だけは水面が見える。
三陸の海が見えたところが田老町。狭い村に津波の被害跡がある。
浄土ヶ浜は、被害のあとは見えない。青い海と渦巻湧き上がる白い波と、白い岩の列。
これは、この世のものと思われず、即ち「お浄土」と思わせる景色だ。
この白い岩は、古生層から噴出した火成岩(白色石英粗面岩)が海蝕されたものという。
それから宮古へ。ここは町のほとんどが津波で流された所だ。
そこで、家の基礎だけが残っている屋敷の土を力なく鍬を引いて
何かを探している老人と、それをしゃがんで見つめている三人家族がいた。
亡くなった家族の何かを探しているのであろうか。
痛ましさにやり切れない気持ちで通り過ぎた。
山間のガレキの山。仮設住宅。なぜか静かなのが痛ましく感じた。
山形市に泊まる 今日の走行距離477km
今日は積年の想いであった竜飛岬へ!
この地方は残雪に示されているように、未だ春は少し先のようだ。
階段国道も閉鎖中。国道339号も途中閉鎖。4月25日よりとある。
津軽海峡をイージス艦が東へ、北朝鮮ミサイル配備からの撤収か?
十三湖のSPで昼食に「しじみのラーメン」
道路の両側にリンゴ園が続く。リンゴの樹は水に強いのかな?
水田とほとんど同じ高さの畑に大きなリンゴの樹が枝を広げている。
盛岡に宿をとる。 走行距離376km
あすは三陸海岸を予定している。