皮膚科の病院でのこと
私が待合室で座っていると、中から子どもの泣き声が聞こえてきました。
「大丈夫、大丈夫。何も怖いことも、痛いこともしないよ」
これはドクターの声。これに続き・・・
「どう?ここは、痛いのかな?それともかゆい?先生に教えてくれるかな?おりこうさんだね」
すると、聞こえてきたのはママの声。
「はい、痒いらしいのです。痛いとは、一度も言っておりません」
次にまた、ドクターの声。
「ずっとずっとかゆいの?それとも、お風呂に入ったり、お外で遊んで、お日様かんかん照ってるときにかゆいのかな?ぼくは上手に教えてくれるよねえ」
するとまたママの声
「そのあたりは、確かめたことはないのですが、とにかく、かゆいって申しますの」
「お母さん ちょっと黙っていてもらえますか きっと、坊ちゃんは、自分でも話せると思いますよ」
明らかにムッとしたドクターの言葉が聞こえ、ママはやっと黙り・・・泣きじゃくりながら話す子どもの小さな声が聞こえました。
出しゃばりは禁物です
大人のようにはできなくても、子どもに「チャンスを与えること」は大事です
話すことは、その最たるもの。
ママがすべて話す機会を取り上げるのではなく、「ひりひり痛い」「ずきんずきん痛い」「ぎゅーっと痛い」「ずっと痒い」「掻き出したら、どんどんか痒くなる」「お風呂に入ったあと、すごく痒くなる」などなど・・・
こういう表現や感覚を子どもに教えてあげることこそがママの責務。
ママが代わって話すことは、子どものチャンスを奪うこと。これをお忘れなく
私が待合室で座っていると、中から子どもの泣き声が聞こえてきました。
「大丈夫、大丈夫。何も怖いことも、痛いこともしないよ」
これはドクターの声。これに続き・・・
「どう?ここは、痛いのかな?それともかゆい?先生に教えてくれるかな?おりこうさんだね」
すると、聞こえてきたのはママの声。
「はい、痒いらしいのです。痛いとは、一度も言っておりません」
次にまた、ドクターの声。
「ずっとずっとかゆいの?それとも、お風呂に入ったり、お外で遊んで、お日様かんかん照ってるときにかゆいのかな?ぼくは上手に教えてくれるよねえ」
するとまたママの声
「そのあたりは、確かめたことはないのですが、とにかく、かゆいって申しますの」
「お母さん ちょっと黙っていてもらえますか きっと、坊ちゃんは、自分でも話せると思いますよ」
明らかにムッとしたドクターの言葉が聞こえ、ママはやっと黙り・・・泣きじゃくりながら話す子どもの小さな声が聞こえました。
出しゃばりは禁物です
大人のようにはできなくても、子どもに「チャンスを与えること」は大事です
話すことは、その最たるもの。
ママがすべて話す機会を取り上げるのではなく、「ひりひり痛い」「ずきんずきん痛い」「ぎゅーっと痛い」「ずっと痒い」「掻き出したら、どんどんか痒くなる」「お風呂に入ったあと、すごく痒くなる」などなど・・・
こういう表現や感覚を子どもに教えてあげることこそがママの責務。
ママが代わって話すことは、子どものチャンスを奪うこと。これをお忘れなく