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18祭 関ジャニ∞の東京ドーム公演を振り返って

2023-02-23 23:32:28 | 母によるレポ




みなさま、ごきげんよう。
暦の上では立春を過ぎて春の足音が明確に聞こえてくるように感じる鏡この頃でございます。えーっと、私が東京ドームの18祭に参加してから二カ月近くが経ちました。感想を随分と熟成させている内にRIDE ON TIMEの放送も開始されていますけども。


背後からの強風に煽られて飛び出した屋外の空気がこんなにも心地よいのはどうしてなんだろう。警備員のアナウンスや遊園地で楽しんでいる方達の声、祭りの後の余韻を楽しむかのように行われている写真撮影や人々のざわめき。耳障りな騒音のようにも感じられる全てがあんなにも愛おしく思えたのはどうしてなんだろう。

理由は明白だ、関ジャニ∞がドームに帰ってきたからだ。関ジャニ∞にはドームが似合う、そう強く感じた一夜であった。

歓喜の舞台で始まった公演。彼らが歌う歌詞がこんなにも彼ら自身の事を歌っていた事があっただろうか。

待ちわびた今日に 繋いできた想い

ここから先は書くまでも無い。一つ一つの言葉の全てがここ数年の関ジャニ∞そのものだった。同じ様に歌詞を噛みしめてペンライトを握っている観客たちの気持ちも同じだった。

待ちわびた今日に 繋いできた想い

会場の真ん中の舞台に立ち歌う関ジャニ∞と彼らの周りをぐるりと囲む観客55000人の気持ちが一つの歌詞の中で強く繋がっていると感じた。感動と歓喜の涙で幕が開いた。

この曲を一曲目に選んだ大倉くんの才能に感服している。途中で中止になってしまった47ツアーでも歌われたこの曲。当時の思いを素直に綴るならば私は酷く落胆していた。落選していたからだった。こんなに長く一途に応援して来たのにどうして私が会場には行けないんだろうって、子供のように拗ねていた。

でも、今回のドームツアーの一曲目に歓喜の舞台を歌ってもらえたら、なんだかあの時の落選で落胆した気持ちが報われたように思えた。ちゃんと救ってもらえたように思えた。お互いが心の底から本当に待ちわびていたんだと、ちゃんと両想いなんだと感じさせてくれた。

その後に続くお馴染みの曲たち。その中に久しぶりのEJ☆コースターもあった、聞きたいと思っていた曲だったので、これもまた幸せだった。何度も聞いて来た曲達だけど、それらはとても新鮮で楽しく心躍る曲ばかりであった。久しぶりのドームでの関ジャニ∞ここにあり!と、いう事を肌で感じた。足裏からも伝わる振動を感じながら、これこそがライブの醍醐味なんだと、安心感と興奮が同時にやって来た。

関ジャニ∞のお祭りでは恒例のジャニーズメドレーも多幸感の塊だった。
可愛いなにわ男子のダイヤモンドスマイルに始まり、いつもの関ジャニ∞とは違った一面を魅せてくれたパフォーマンス。改めて思った、関ジャニ∞って何でも出来るんだなって。

ROTの中でも大倉君が話していたように、夏のスタジアムでの公演を踏襲した部分も感じられて夏と冬の両方を合わせて「関ジャニ∞18祭」だったのだと、楽しくて一瞬で過ぎてしまう時間がとてつもなく大切に思えてくるのだった。

「ありがとう」だなんて、ずるい。

私達親子が初めて参加した2007年の47ツアーを思い出していた。私達が関ジャニ∞のライブに参加したのは東京ドームだったので、その時に既に関ジャニ∞は十分に大きなグループだったし、今でも手の届かないずっと遠くのアイドルなんだけど、初めて出会った東京ドームで聞く久しぶりの「ありがとう」は彼らを家族の様に身近な存在として感じさせてくれた。と同時にあの頃よりも大きくなったなーと胸が熱くなった。その後で「モノグラム」なんて聞かされたらエモさで倒れそうだった。そして、やはり隣に娘がいない事を寂しく思った。

娘と言えば現在は留学中なので記念すべき18祭には夏も冬も参加することは出来なかった。そんな娘の気持ちを私は東京ドームへ連れて行った。横山さんのウチワも持ったのだ。アリーナの中をゆっくりとフロートが進む中、横山さんが近づいて来た。横山さんは私の持っているウチワを見てにっこりを微笑んでくれた(と思っている。)

私が参加した日のMCでは駄々をこねる40歳児の横山さんがいて、その姿を娘に見せてあげたかったな、と思った。個人的な要望ですがチケット4連で取れるようにしてもらえませんか?とも強く思った。

懐かしのエイトレンジャー、いくつになってもエイトレンジャー。40になってもエイトレンジャー出来ていたらいいね、と話していたレッドはいなかったけれど。松竹座からの配信ライブの時のエイトレンジャーはグリーンがいなくて、あの時はなんとも寂しく感じてしまったのだけれど、東京ドームで再会出来たエイトレンジャーはあの頃の旧タイプのレンジャースーツに身を包んで変わらずドタバタしていて、その姿にお腹を抱えて笑いながらも、40になってもエイトレンジャーになってくれてありがとう、と感謝しかなかった。

キャンジャニ∞の新曲にも感動していた。本当に可愛らしい女子アイドルだな。なんとなくだけど、それぞれの理想の女子像を自分自身が演じているのかなって思ったり思わなかったり。キャンジャニちゃん、何か活動ありますよね?今年ね?インスタライブでお仕事しているって話していたので楽しみに待つことにします。

ジュニアコーナーもありましたね。これはまた別の記事で書くことにいたします。(むふふ)

Snow Whiteね、とても良かった。こういう形でふんわりと亮ちゃんの事にも触れる関ジャニ∞のスタンスが私は大好き。いい曲だし、冬になるとGIFTは聞きたくなっちゃうから。

Black of nightとDye D?は踊ってた。ダンス曲だから踊るんだけれど、どちらも章大くんの曲だから大好きで2曲続けて披露してくれたので安田章大ワールドも堪能出来て幸せなひと時で、やっぱり章大君は天才だなと思った。

バンドも良かった。正直5人になりたての頃には今の5人の音が正しいんだって言い聞かせて思い込むようにしていた私がいたように思うんだけれど、今の関ジャニ∞の音はとても心地よく私を高揚させてくれる。変わった所も変わらない所もその両方で関ジャニ∞なんだって、だから素敵なんだって今はそう思える。

ツイッターでも呟いたのだけれど、バンドは年齢を重ねても続けられるパフォーマンスだから、年齢と年月を共に重ねた彼らの音がこれからどんな風に私達に届けられるのかがとても楽しみで仕方がない。そして唐突ではあるのだけれど、40歳にしてギターに挑戦した横山さんの姿に感銘を受け力を頂いて55歳の私も初めての事に挑戦している。横山さん、ありがとう。あなたの努力する姿が今の私を支えてくれています。ありがとう、横山さん。

「歓喜の舞台」で始まったライブが「ひとつのうた」で終わる。

歌う前の大倉君の一言が胸を打った。ああ、そうだった、と一瞬で様々な事が頭を過ぎっていた。この曲の歌詞もまたこの日の関ジャニ∞そのものだった。

「この前歌った時は複雑な心境でしたけど」そういって爽やかに微笑む大倉君の姿だけで涙が溢れた。そうか、あの時には、いつまでも肩を並べて、君と歩く泣いて笑って、そう歌いながら、もう亮ちゃんとは肩を並べる事は無いし、一緒に泣いたり笑ったりも出来なくなってしまう、って分かっていたけど笑顔で歌ったいたんだ。私は確かにあの時の複雑で、そして寂しい感覚を思い出していた。

でもこの夜の関ジャニ∞はあの時とは違っていた。笑顔の5人が距離を縮めて互いの肩を並べていた。彼らが歌う事に嘘は無いと、肩を抱きあう姿を見て信じられた。私は泣く以外の選択肢は無かった。

色々な事があった関ジャニ∞。応援している私もそんな彼等の姿を見て心を痛めた、応援している私だって大変だったんだから、などど思っていたけれど。5人の姿をこの目で見て気付いた。本当に本当に大変だったのは当事者である関ジャニ∞だったのに、一番大変だったのに、「みんなも大変だったよね」と思わせてくれる寄り添いと優しさがあった事に、遅ればせながら気づいた。

関ジャニ∞、すごいね、大好きだよ。

アンコールまでビシっと楽しませて貰った今回の東京ドーム。
残念ながら章大君の微笑みは頂けなかったけれど、ギターを弾いている章大君のお姿を下からなめるように見上げる事が出来たのである。ゆるふわな髪をふわっさ~となびかせながら、指は軽やかにフレットを抑え左手でピックガード辺りをギュインギュインさせている神々しく音楽のエロスをまとった姿に私は合掌した。好きの最終形態は拝むんだなとわが身を振り返った1月の夜の出来事。




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