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5月2日 BOB ってきました。 レポ&感想

2012-05-03 19:09:31 | NaNaによるレポ



どうも、疲れきっているNaNaですけれども!



ふえ~、受験生ってこんなに、忙しいのか。いや、勝手にタイトにスケジュールを組みすぎているのか、まあ、そんなことは置いておいて!おひさしぶるる~!









昨日は、BOBって来ました!うふふ!





とっても楽しい舞台だったので、レポと感想を書こうと思います。





ネタバレの部分もありますので、まだ舞台を見ていない方は、絶対に見ないで下さいね!








これから行く人は何も知らずに観にいってくださいね!







まるちゃんもお願いしていたし!



どうしても行けない人や、もう観た人には雰囲気を味わってもらえればなあ、と思います!



あ。あと当たり前だし、みんなしないと思うけど、無断転載は禁止です。





















***





映像と舞台のコンパクトな融合が、素敵なオープニング。





登場人物6人の様々な表情を撮った映像が流れます。









そしてまず最初に、登場したのは片桐仁さん演じる大塚健太。





舞台の上のほうに作られたステージから、物語のあらすじを語るシーンで始まるのですが…。







昨日は登場する時に、つまずいて、こけてしまった片桐さん。(今思えば昨日現れた妖精ちゃんは、このときから居たのですね。)














テーマは 「バカップルのその後」 








暗転して、次に現れたステージには、平愛梨さん演じる田畑夏美と我らが丸山隆平さん演じる田畑春彦。(お三方ともに黒を貴重としたお衣装が、キマってました!)



夏美は、春彦の妻。

春彦は、バイトで保父をやりながら、健太と共にお笑い芸人をしています。






結婚前は、バカップルであった2人は、5年の月日を経て、倦怠期に突入。



倦怠期を迎えたバカップルの口げんかの内容は、冷めきっていてとことんキツくて面白い!



そんな場面から、物語ははじまります。








カレーの味付けを巡って、喧嘩が始まった2人。







「そんなに甘口が好きなら、練乳でもちゅーちゅー吸ってればいいじゃない!」




「あなたは、パ・リーグ顔なのよ!」







なーんて、責められた時の春彦さんの表情が、なんとも言えない妙な表情をしていてて、よかったです。まるちゃん演技うまいな~と思いながら観てました。





喧嘩をして、夏美が家を出て行った時に部屋で、健太と春彦が話すシーンでは…






「昔はボクのエンジェル略してボエって呼んでたんだ。」





「みんなが、ちょーかわいいって寄ってくるこ…略してみちこって呼んでたこともある。」







なーんて、あま~い表情を浮かべて語る春彦さんも、また素敵できゅんとしました。






そうこうしているうちに、転換のシーンが訪れます。







喧嘩中に、家を飛び出した夏美が、事故にあい、記憶喪失に。





すっかり冷めきった現在の状況を忘れ、バカップル時代のテンションを取り戻している夏美。こうして、2度目の新婚生活が幕をあけるのです。














バカップル時代にやっていた遊びで、盛り上がる春彦と夏美。(ちなみにバカップルに戻ったので、呼び名も春彦は「春ぴこぴこ」と呼ばれていて、かわいかったです。)





有名人の苗字の一文字と、名前の一文字を入れ替えて遊ぶゲーム(けつだいらまん、しりもんいち等)や、何にでも濁点をつけるゲーム(3時のおやつにく゛り゛よ゛う゛か゛ん゛)などをして遊ぶ2人。


最近やっても、喜んでくれなくなった濁点ゲームも、今の夏美なら全力で楽しんでくれます。





あと昨日は、アドリブなのか、芝居なのかわからなかったところがあったのですが、健太に対して春ぴこぴこが出し始めた



「キモイキモイ脇波(わきは)」




手を広げて、脇から波を出しながら、キモイと連発するシーンがあって…途中から夏美ちゃんも加わっていたので、すごく盛り上がってました。


思わず真似したくなっちゃうような、面白い動きでしたよ!









(この時の、ギャグや、遊んでいるときのテンションが、普段のまるちゃんっぽくって、とっても面白かった!お腹の底から笑っちゃいました。)








こんなシーンの最中に、ハプニングが起こりました!






「歌舞伎揚げを持ってきて!」






と言われて、夏美ちゃんが持ってくるシーン。









持ってきた歌舞伎揚げを、後ろに隠して勢いよく走ってきた夏美ちゃん…。










あまりにも、全力過ぎて、ずっこける夏美ちゃん。(完全にあいりーんの素で転んでしまう)











自然に転んだので、台本にあるズッコケかと思いきや、お客さんより何より、驚いた顔のあいりーん。






すっ、と駆け寄って紳士的に手を差し伸べた春彦さんの対応に、次第に戻ってくる夏美ちゃん。






(この時の、まるちゃんの対応の早さとか、アドリブの上手さが神懸かってました。自分があいりーんだったら、5000パーセント惚れてますね。)













それから、このシーンのあとに、暗転して、また違う登場人物が出てきます。




愛梨ちゃん演じる冬美と、まるちゃん演じる秋彦。そして、片桐さん演じる神田。




このバカップルのお話は、人気作家である神田が書いた作り話であった…と展開は続きます。




出版社で働く別居中の夫婦、冬美と秋彦。





人気作家神田が、新作の展開に行き詰まっているとの連絡があり、呼び出されたものの、喧嘩ばかりの2人。





こんなやり取りを、止めに入る神田。


ウィスパーな声で、喧嘩を制止するくだりが、幾度かあって、面白かったです。






そして、ここからは、場面が、本の中のシーンになったり、現実の世界のシーンになったり、交互にめくるめく、変わっていきます。このスピード感が、舞台ならではで、とっても楽しかったです。







かつてのおしどり夫婦が何故、別居に?という疑問を、神田が投げかけると話の核になりそうな話題になります。





冬実によれば、2人に溝が出来たのは、秋彦が彼女にかけたある「疑い」が原因だというのです。



お互いB型の冬美と秋彦。



生まれた子どもはO型で、AB型同士の両親から生まれている秋彦との間に生まれる子がO型な事はありえない。



そう、その疑いとは、「本当にオレの子なのか?」という疑いです。

















またまた場面は変わって、絶賛バカップル謳歌中の夏美と春ぴこぴこ。



5年前に戻った夏美から投げかけられた「お笑いはうまくっていっているの?」という質問に、うまくはいっていないものの、嫌われたくないという一心で「大人気だよ!」と答えてしまう春彦。



勢いで、ラジオ番組を持っていると大口を叩いてしまいます。



急遽、健太と共に、自宅の屋上にラジオブースを作り、そこから放送することに。



BGMも万全に調えて、夏美一人のためだけのラジオ生放送を始めるのです。



しかし生放送中に、春彦のバイト先の保育園の園児が失踪するという出来事が起こり、結果として夏美についていた、自分は人気者であるという嘘が、ばれてしまう羽目になります。





その場面で、更なる事柄が起こります。




記憶喪失だった、夏美の携帯の履歴にある一人の男性の名前があり、それが誰だか思い出せない夏美。わたしを信じているなら、この人に電話をかけて、とお願いされる秋彦。















ここで、場面は再び現実の世界へと戻ります。この後の展開に困っているという神田。



もし自分だったら、電話を掛けるのか、掛けないのか、と秋彦と冬美に問いかけて、名案を出したほうの出版社で自分の本を出すと言い出します。




冬美と秋彦の出した答えは、正反対のものでした。





電話を掛けないで、2人はわかれてしまう、という展開を提案する秋彦。



電話を掛けると、その男は、クッキングスクールの先生で、2人は別れない、という展開を提案する冬美。




採用されたのは、冬美の案で、ますます溝が深まる2人。




「2人はもう、別の物語を始めているの。」




と捨て台詞をはいて立ち去る冬美。






そこで、BGMが鳴り暗転して、ステージには、夏美と冬彦と健太の姿があります。






「この話本当に、夏美が書いたのか!?」


「そうだよ!」







劇中劇が、劇だった…という大どんでん返しの展開に、びっくり。





「だから、BOBって題名なのか!」と驚く健太に対して、首を横にふる夏美。








「保父さんより、ずっと頼もしいから濁点をつけて、ボブ。」







夏美ちゃんの純粋で、可愛すぎるバカさに、春彦も健太も客席も思わず笑顔に。



最後のシーンでは、じゃれながら追いかけっこをする春彦と健太。



健太に乳首をいじられながら逃げる春彦の表情は、とっても嬉しそうでしたよ。(そんな春ぴこぴこを見て、不適な笑みを浮かべていたのは紛れも無くあたくしだ。)








カーテンコールでは、笑顔の3人が素敵でした。




「今日はお足元が悪い中、お越しいただきありがとうございました!またのご来場お待ちしております!」





そういって、はけていく3人。


それでも、拍手はなりやまず、スタンディングオベーションに。





「ほんとうに…ふふ、今日は妖精がおりてきてましたね!」とニコニコしながら言うまるちゃん。



ハプニングを妖精と言わしめるまるちゃん。もし、あたくしがあいりーんだったら、5000パーセント惚れてます。(2回目)



「ずっこけましたよねえ~。」と笑いながら突っ込む片桐さん。




客席の皆が立っていることに、感動したのか、胸を手で押さえながら客席を見渡す愛梨ちゃん。






すごく良い感じの雰囲気が伝わって来て、これからの公演での成長っぷりだとか、出来上がりが楽しみになりました。公演数も多いので、最後の方は、きっともっと素敵ですね。







総評を書くと…



まず、本当に片桐さんは演技が上手い!


背中で演技したり、眉毛で演技したり、とにかく細かい所まで、演者でした。


間の取り方とか、空間の使い方とか、感動するほど巧かった。


また、この人の演技を見たいと思いましたね。







あいりーんは、初舞台のフレッシュさが出てて良かったです。



この新鮮味と、あの役があってたんじゃないかなあ、と思います。



ビジュアルや声は、とことん可愛い。ほんとに可愛い。



ただ、転んじゃったハプニングがあったときに、一瞬素の愛梨ちゃんが出ていたので、その辺りをもっとアドリブとか
上手いことフォローできたら、もっと素敵だったかなあと思いました。


千秋楽の演技を見てみたいな。






まるちゃんは、えっと、まず、言いたいのが、黒シャツ似合いすぎ、痩せててかっこよすぎ、首筋の汗セクシーすぎ、よろしければ、抱いてください。




って、ことですかね。



普段のまるちゃんからは、想像出来ないような、仕事中の顔って感じが素晴らしくかっこよかった!



首筋に滴る汗に、男を感じました!ふゅーふゅー!







あと、物語もすれ違いあり、どんでんがえしあり、で楽しかったです!






あたくしは、誰かについて『この人変わったな。』って、思うとき。



それは、その人が変わったんじゃなくて自分が変わったんだな、って思うことにしているのです。



思うことにしているというか、おそらく多分そうなんだと思います。変わったのは相手じゃなくて、自分自身なんだろうって。



何だかうまく言葉で言える気持ちでは、無いのですが…多分そういうことを具体化してくれたのが、このBOBという作品だなって思います。



沢山笑えたし、得られるものもありました!BOBを見れて良かった!



千秋楽まで、みなさん、怪我無く素敵な舞台が届けれますように、願っています。















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2 コメント

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Unknown (はる)
2012-05-03 22:31:15
NaNaさん!
初めまして。結構前からこちらを拝見していました^^
たぶん同い年です笑

そしてそんなNaNaさんと同じ昨日BOB行ってきました!
まるを見れたことももちろん嬉しかったのですが、NaNaさんと同じ場所にいたのかと思うと嬉しくて今、驚いてます!!
そして同時に会ってみたかったなーと悲しんでおります…

でも同じ日に行った方がこうしてカタチを残してくださることすごくすごく嬉しいです。
またこの記事を見返します♡
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Unknown (がちゃぴん)
2012-05-04 03:06:54
こんばんは~

BOBってきたのですね!{CARR_EMO_330}
私は5月5日に行くので楽しみです∩^ω^∩

(しかし1人での東京、そして宿泊と。不安がいっぱいです(笑))


っということで、記事は2ページの途中までしか見ておりません!!
また改めて見させていただきますね♪



んふふ、舞台と共に楽しみが増えました{CARR_EMO_36}
ありがとう、NaNaさん{CARR_EMO_36}

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