ヤッケを脱いで気合いを入れるが既にバテ気味。12Kmのヒルライムに耐えきれるだろうか?。
バイクラで安田大サーカスの団長が峠まで63分で完走した記事が掲載されていたので「お笑いタレントに負けてられっか!オヤジ魂を魅せたる!」と意気込んで13時ジャストにスタート。とはいえ初めてのコースなので心拍数を気にしながらペダルを漕ぐ。100M位前を最初の信号を左折してきた早そうな人が走っていたが、傾斜がキツくなってくると距離が徐々に詰まってくる。真後ろまで着くとビックリ!。呻き声を挙げながらアウター×トップで10%はあろうかという坂を登っている。しかも気持ちよさそうに…。変態だ。関わりたくないのでダッシュして振り切り見えなくなった所でマイペースに戻した。序盤から傾斜がキツいが足柄古道のバス停を過ぎると更に傾斜が増してきた。ちょっとタレてきた頃に地蔵堂分岐のトンネルが見えてきた。まだ半分しか進んでいない。帰りに「万葉うどん」に立ち寄る事を励みにして峠を目指す。
このトンネルの先には何%の激坂が待っているのだろうか?
更に傾斜はキツくなり14%の看板を見て「ダメだ~休もう!」と思ったら、先程のオジサンが追っかけてきた。仕方なくダラダラ漕いでいると抜き際に「御殿場に行くの?」と声を掛けたので「帰りに地蔵堂のうどんを食べたいので峠から戻りますよ」と応えると「俺も同じだよ。あと少しだから頑張って」と励まされた。
超Mなオジさんは楽しそうに14%の坂を登って行った。
ピークを超え少し下り再び登り返すと足柄峠に到着した。タイムは団長に5分及ばず68分。ちょっと太り過ぎだ~と多いに反省をする。足柄峠に間違いないはずなのだが、あのオジサンはいなかった。後でうどん屋であった時に聞いたのだが富士山を見ようと御殿場側に少し下ってきたそうだ。あいにく曇っていて富士山を見ることは出来なかったようだが...。戻ってこなくてはいけないのに、どうして反対側に下るのか理解出来なかった。
ちょうど観光客がいたので撮影してもらう。あまりの寒さにこの後すぐにヤッケを着込む。
いよいよ待望の万葉うどんに向けて下り始める。最初のピークに戻ると登り始めにすれ違ったロードがピークから引き返し下り始めていた。ということはこの激坂を往復しているということになる。更に驚いたのは地蔵堂まで下ってきたら、また引き返して登り始めるではないか?。きっと苦しみに快感を覚えている人なのだろう...。
万葉うどんは地蔵堂前に佇む茅葺き屋根の古民家だった。シーズンはずれのせいか店内は空いていて待たずに席に着くことが出来た。「特製カレーうどん」を注文し待っている間、おでんを頂くことにした。冷えきったカラダに染み渡るおでんの味。思わず熱燗を頼みたくなってしまうが、まだ先があるのでぐっと我慢した。
今は珍しい茅葺き屋根の「万葉うどん」
おでんは店の中央においてあり、好きなものを好きな分だけ自分でとってくるシステムになっている。特製のたれを付けて食べる。1本130円は食べる価値あり。
特製カレーうどんは、ほのかにトマトの味がして辛さもちょうど良く美味い!
万葉うどんを後にして登ってきた道を下り始める。アッという間に竜福寺に到着するがアッという間にカラダが冷えきってしまった。疲れも出てきたので新松田から輪行で帰宅することにしたのだか、途中で道を間違えてしまい国道246号線を御殿場に向かって走ることになってしまった。かなり大回りをしたものの15時30分に新松田駅へ到着。東海道珍道中と合わせて全行程97Kmのランでした。駅前にあった立ち飲み屋でカラダを中から暖めたかったのだか、準備中だったのでそのまま帰宅することにした。
新松田の駅前には立ち飲み屋の他にもちょっとマニアックな店があった。
足柄峠は傾斜はキツいがトレーニングにはもってこいのコースかも。あの美味しい「おでん」と「うどん」が食べられるのなら、もう一度くらいなら天候の良い日に行ってみたいような気がするコースでした。
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