オヤジっちの週末超スローライフ

旧東海道の旅 その4

先週に引き続き東海道珍道中に出かけました。今回は遂に箱根スペシャルステージ。♪箱根の山は天下の嶮~♪というだけあって厳しいコースでした。江戸時代はあの石畳を足袋とワラジで歩いたとは!しかも籠を担いで参勤交代までしていたんですから昔の人は凄かったんですね。ビックリしたのは今でも江戸時代に敷かれた石畳が実際に残っていること。もっとビックリしたのは、今までに里山ツアーも含めて色々なコースを走りましたが、これほどまでに乗車率の低いコースは初めて。三枚橋から峠の茶屋までの旧東海道の乗車率は10%未満。峠の茶屋から芦ノ湖までは3%。芦ノ湖から箱根峠までは乗車率は0%で全て押しでした。西道の下もMTBなら楽に下れるコースですが、ミニベロだとものすごくライン取りに苦労して、気を抜くとジャックナイフになりそうでした。お楽しみの道草は、峠の茶屋でお餅、竹屋で雲助団子、最後は三島うなよしのうな丼を堪能しました。


箱根SSは久々の「Team魂」DAHONコンビでアタックすることにした。広葉樹さんのバイクは08VITESS。全世界で限定100台のレアモデル。


旧国道1号線を暫く走ると旧東海道石畳の入口に到着。ココから難攻不落の箱根SSが始まった。


一見簡単に下れそうだが、20インチのタイヤは石畳のギャップにはまり込んでしまって思うように乗車出来ない。


再び旧国道1号線にもどると奥湯本の桜並木が。8分咲きといったところでしょうか。


旧東海道とは関係ない須雲川自然歩道なる道があったので行ってみることにした。


始めのうちは走りやすかったのだが次第に階段やガレ場が現れ、ダメ押しが板を渡しただけの川を渡ることになった。


無事に川を渡り終え、旧東海道を進むと旧国道1号線と合流する地点でザリガニが登場!?。トレーニングとか言っていたが無理矢理珍道中に飛び入り参加させた。


この男は何かしでかしてくれると信じていが...。押しているのにいきなり意味も無く派手にコケるザリガニ。


石畳の途中に構造が書かれている看板が設置してあった。


午後から用事があるとか言っていたので畑宿でザリガニを解放。さらに石畳を進むと有名な畑宿の一里塚があった。三枚橋から既に1時間が経過。ロードで旧国道1号線を普通に走っていたらもう芦ノ湖に着いている頃だ。


箱根SSの核心部。傾斜がキツい上に石畳のギャップで押すことも出来ずひたすら担ぐ。


東坂には様々な坂の名前が付けられていた。


現在改装中で仮店舗で営業していた峠の茶屋で名物のお餅を食べながら休憩をすることに。甘酒をやたら勧められたが二人とも大っ嫌いなので薬膳茶を頂くことにした。


お茶屋のおばさんに「ココから先は楽だよ」と言われた通り100M位は乗車出来たが...。


石畳はギャップが激しくて乗車出来ないので、脇道があるところだけは何とか乗車することが出来る。


芦ノ湖までの最後のピークで「箱根馬子唄の石碑」を発見。
♪~箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ大井川♪~ってか!



やっと芦ノ湖へ到着。出発してから3時間が経過していた。有名な杉並木を走り抜けて関所に立ち寄り目指すは箱根峠。


芦ノ湖から箱根峠まで旧東海道の乗車率は0%!ひたすら押すのみ...。出発してから4時間、遂に箱根峠に到着した。休憩時間と僅かな乗車時間を引くと、3時間以上も押し又は担しで前進していたことになる。箱根SSは想像以上に過酷なコースだった。


箱根峠を下り右に国道をそれると西道の入口があった。


下り始めは快適なコース。あとは三島の鰻を目指して下るだけ!?


そんな快適な下もつかの間。すぐに石畳の道となる。サスペンションの偉大さを全身で感じながら、約時速8Kmで振動に耐えながら下って行く。


午後1時に「竹屋」に到着。ここで昼食の時間だが三島で鰻を食べる為におやつで我慢する。


これが名物「雲助団子」。できたて熱々を頂いた。


団子パワーで一気に下り「錦田の一里塚」に到着。江戸日本橋から28里、110Km。


桜が奇麗な愛宕坂を下る。三島まであと一息!


三島大社の桜は満開。大勢の人で賑わっていた。


今回の終点は三島広小路駅。長~い珍道中でした。


最後に立ち寄ったのは「うなよし」広葉樹さんも大満足でした。

帰りは三島駅から輪行。それにしても箱根スペシャルステージは想像以上の難コースでした。広葉樹さんに付き合ってもらってなければ途中でめげていたと思います。ありがとう御座いました。この試練?を無駄にしない為にも、京都三条大橋を目指して頑張ろうかな!。

コメント一覧

オヤジっち>広葉樹さん
また、つられますよ。きっとね!
広葉樹
こんなに辛いポタ経験したこと無い。
「うなぎ」に釣られたことが敗因。
もう、2度とゴブリンさんには、餌で釣られないよう気をつけよう?

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