たったかた～

タッタカタ、タッタカタ
ありの行進、タッタカタ
おやつはどこだ、タッタカタ
道の向こうだ、タッタカタ
ひとりじゃもてない
みんなで運ぼう
そら、イチ、ニ、サン

タッタカタ、タッタカタ
おやつの行進、タッタカタ
みんな集まれ、タッタカタ
だいじに運べ、タッタカタ
ひとりじゃもてない
家まで運ぼう
そら、イチ、ニ、サン

バロンの塔

誰も知らない密林の
ずっと奥の小さな遺跡

昔の人が願いを込めて
石積み上げたバロンの塔

ある日突然人が来た
塔のうえから見える絶景

いろんなとこから集まってきて
塔の周りは大混乱

誰かがほんの軽い気持ち
落書きされたバロンの塔

よごれけがされ泣いている
みんな知ってる小さな遺跡

昔の人がどれだけの
心と体で創ったか

昔の人がこれだけの
悲しみ嘆きを知ってたか・・・

もくもくも

ぽっかりうかんだ
もくもくも

きょうはひがしに
あすはにし

かぜにふかれて
もくもくも

ゆっくりのんびり
みおろした

ああ、
けさのごはんは
めだまやきなんだな…

とろける味の…

とろける味の
クリームソーダ
下から泡が
氷の隙間をぬってくる

上のアイスは
さっぱりと
甘さおさえめ
真っ白浮かんだ雲のよう

グラスに向こうに
小さな世界
混ぜすぎ注意の
細いさじ

そっとそ～っと
楽しめば
今の社会も
ソーダの泡に包まれる

とろける味の
クリームソーダ
下から夢が浮いてくる

世紀の第一歩

月面についた足跡
宇宙に残した
世紀の第一歩

会社の面接
新しい生活
世紀の第一歩

缶けり、かくれんぼ
子どもの記憶
世紀の第一歩

人は
いつもどこかで
踏み出してる

自分の気持ちで
知らないうちにも
踏み出してる

世紀の第一歩を…