いするぎ便り

歴史を求めて季節を感じて…
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おねはん

2012-03-16 | 日記

この冬、最後の雪景色をカメラに収めました。(3月13日撮影)

 

慈光院(真言宗)

秋には燃えるような紅葉に彩られていた山門。           

画像はこちら→慈光院の紅葉・日吉神社の大銀杏

季節が巡り、 雪にリセットされた命は芽吹きの時を待ちます。

 

 

寄り添い手をとる石仏が微笑ましいです。

 

 

春一番が吹いた後のまさかの積雪には驚きました。

今は雪も融けましたが、とたんに花粉症の症状がではじめました。待ち遠しかった春ですが・・・

 

 

 
常 楽 会(おねはん)

釈尊がクシナガラの沙羅双樹のもとで入滅された日にちなみ、報恩感謝のまことを捧げます。

陰暦二月十五日、釈尊入滅の日に、全国の各寺院で営まれる法会で、現在は三月十五日に行うところも多い。「仏生会」(ぶっしょうえ)「成道会」(じょうどうえ)とともに三大法会(三仏忌(さんぶつき))の一つとされ、古来、仏教各宗派で法要が営まれてきました。

この日、各寺院では「涅槃図」を掲げ、『遺教経(ゆいきょうぎょう)』(釈尊の最後の説法を記した経)などを読誦します。

慈光院ホームページより

 

 

涅槃団子


 北陸地方ではお釈迦様が入滅された日(亡くなられた日)にあわせて各お寺で常楽会(おねはん)・涅槃会(ねはんえ)を行い、涅槃団子を檀家・信者に配ります。

涅槃団子はおもに、ピンク・白・緑の一口大の団子で、お釈迦様の御舎利(お骨)を現したものだそうです。

御利益のある涅槃団子は無病息災、災難除けを願って焼いて食べたり、布や毛糸に包んでお守りにしたりします。

子供のランドセル、車の運転席のウィンカーレバー、財布、いろんな所に手作りのお守りが揺れています。

宗派は違ってもお守りに込めた願いは皆さん同じですね。

 

今年のお守りはイチゴです。

 



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