テリワンの話題ではよく「メタル化」という言葉が出てくる。
モンスターは配合によって耐性を強化することが可能なのだが、
その仕様を利用して極限まで耐性を強化したのがメタル化と言われている。
ネットを見ていると、
・メタル化すれば全モンスター耐性最強にできるから、突き詰めれば各モンスターごとの差は会心率くらいしかない
・よって最強は会心率の高いキリキリバッタである
など、本当かウソか分からない意見がよく出てくる。
結論を言うと、上記は真っ赤なウソであり、
GB版のテリワンで厳密な意味でメタル化が可能なのは「ダークドレアム」「デスタムーア第3形態」「しんりゅう」の3匹のみである。
(ちなみに、メタル化という名称にも関わらず、ゴールデンスライムやメタルキングはメタル化できない)
■そもそもメタル化って何?
メタル化とは、配合による耐性強化を行うことにより、
モンスターの耐性を「マダンテのみ強耐性、他を完全耐性(無効化)」にすることが一般的な定義とされている。
マダンテのみ完全耐性でないのは、耐性強化の仕様上マダンテを完全耐性にすることができないから。
ゲーム慣れしている人なら勘づくと思うけど、
対戦においては、大して重要でない耐性であれば完全耐性でなくてもかまわないので
実際にはメタル化できないモンスターもたくさん使われるし、
そもそも「わざと耐性に穴を作って、相手のAIを誘導する」ことも重要なので、
メタル化すればよいというものでもなかったりする。
(対戦用というよりも、ステータスカンスト系のやり込みという側面の方が強いかもしれない。)
■耐性強化って何?何でマダンテだけ強化できないの?
配合による耐性強化とは、超簡単に言うと
配合時に、生まれてくるモンスターの本来の耐性よりその両親の耐性の方が強い場合、
生まれてくるモンスターの耐性が確率で上昇するというものである。
(参考:http://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/6769/dqmon/haigou.html)
例えば、素のダークドレアムのメラ耐性は強耐性であるが、これにメラ完全耐性のメタルスライムを配合させて
ダークドレアム+メタルスライム=ダークドレアム
とすれば、約50%の確率でメラ完全耐性のダークドレアムが生まれる。(プラス数は最大の前提)
この原理ですべての耐性を完全耐性にしたいところであるが、
マダンテだけは完全耐性を持っているモンスターが存在しないため、強耐性から耐性を上昇させる手段が無い。
したがって耐性の理論上の最大値は、「マダンテのみ強耐性、他は完全耐性(無効化)」ということになる。
■すべてのモンスターをメタル化できないのは何故?
ここで重要なのが、配合による耐性強化で完全耐性になるには
「そのモンスターの本来の耐性が強耐性以上でなければいけない」という仕様。
つまり、メタル化が可能な必要条件は、そのモンスターの本来の耐性が「マダンテ以外のすべての耐性が強耐性以上」であることである。
この条件に当てはまるモンスターが、
先ほどの「ダークドレアム」「デスタムーア第3形態」「しんりゅう」の3匹のみなのである。
■実際にメタル化するときの手順は?
【ダークドレアム】
ダークドレアムの場合は簡単で、足りない耐性はすべてメタルスライムが完全耐性を持っているため、
ダークドレアム+メタルスライム=ダークドレアム
の配合を繰り返せば、そのうち各耐性が最大になる。
ただし、テリワンでは配合時に強制セーブされるため、
耐性が強化されるまでセーブ&リセットで粘るということができず、
配合を行う回数分のメタルスライムを用意する必要がある点は多少面倒。
【デスタムーア第3形態】
デスタムーア第3形態はもう少し手間が必要で、
デスタムーア第3形態+メタルスライム=デスタムーア第3形態
の配合ではマダンテが弱体性までしか伸びないのと、ギガスラ耐性が強耐性までしか伸びない。
ここで気を付けたいのが、配合で生まれるモンスターの耐性は、あくまで配合で生まれるモンスターの本来の耐性が基準になること。
配合で生まれるモンスターの本来の耐性が強耐性の場合、
両親が2匹とも完全耐性である場合は100%の確率で完全耐性の子供が生まれるが、
両親のうち片方でも完全耐性でない場合は、子供が完全耐性になる可能性は50%になってしまう。
たとえば上記のメタルスライムとの配合を繰り返して、マダンテとギガスラ以外の耐性を最大化した後に、
残りを1つずつ耐性強化しようとして、マダンテ強耐性のスライムを混ぜてしまうと、
せっかく完全耐性にしたメラ耐性やギラ耐性等が、元の強耐性に戻ってしまう可能性がある。
耐性を元に戻さないようにメタル化するためには、極端な話、
デスタムーア第3形態+メタル化ダークドレアム=デスタムーア第3形態
の配合を繰り返せばそのうちメタル化できるのだけど、
いくらなんでも手間がかかりすぎるので以下が手順としてはよさそう。
①デスタムーア第3形態+メタルスライム=デスタムーア第3形態
⇒この配合を繰り返し、マダンテとギガスラ以外の耐性を最大化
②①で作ったデスタムーア第3形態+はぐれメタル=デスタムーア第3形態
⇒この配合を繰り返し、ギガスラ以外の耐性を最大化
③②で作ったデスタムーア第3形態+メタル化ダークドレアム=デスタムーア第3形態
⇒この配合を繰り返し、すべての耐性を最大化
もしかしたらもっと良い手順があるかも。
【しんりゅう】
実はしんりゅうをメタル化するのは単純な話ではない。
何故かというと、今までの2匹は????系(魔王系)であったために適当な奴と配合させても同種のモンスターを作ることができたが、
しんりゅうはドラゴン系であるためにそうはいかないからである。
たとえば、しんりゅうにメタル化ダークドレアムを配合させ続ければいつかメタル化するのでは、と思った人もいるかもしれないが、
しんりゅう+ダークドレアムで生まれるのは、やまたのおろちである。
(ちなみにしんりゅう+メタルスライムで生まれるのはドラゴンキッズなのでこれもダメ)
つまり、しんりゅう+ドラゴン系=しんりゅうの配合で、どうにか耐性を強化しないといけないということなのだが、
テリワンにおいてはドラゴン系でルカニやボミエ、ヒャド等に完全耐性を持たせられるモンスターが他におらず、
どうやってもこれらの耐性を最大化させることができない。
ではしんりゅうのメタル化は不可能なのか?というと、実は可能なのである。
テリワン(DQM1)にはイルルカ(DQM2)のモンスターと通信でお見合いができるという機能があり、
これを利用することでしんりゅうのメタル化が可能となる。
実はイルルカでは、テリワンにあった仕様の、
「配合による耐性強化で完全耐性にするには、そのモンスターの本来の耐性が強耐性以上でなければいけない」
の制限が緩和されて、元の耐性が弱体性でも完全耐性にすることができるようになったため、
同じモンスターでもテリワンよりも強い耐性にすることができる。
そのため、イルルカ側で強い耐性のドラゴン系を作成し、テリワン側のしんりゅうとお見合いすることで
テリワンのみでは実現できなかった耐性強化をすることが可能となる。
具体的には、イルルカ側で以下の手順でメタル化コアトルを作成し、テリワン側のしんりゅうとお見合いを繰り返すという事になる。
①適当なドラゴン系+適当なスライム系=マダンテ強耐性ドラゴンキッズ
②①で作ったドラゴンキッズ+コアトル=マダンテ強耐性コアトル
③しんりゅう+メタル化ダークドレアム=マダンテ以外メタル化やまたのおろち
④②で作ったコアトル×③で作ったやまたのおろち=メタル化コアトル
実際は、最初は③で作った準メタル化やまたのおろちと、テリワン側のしんりゅうでお見合いを繰り返して、
ある程度耐性を強化させてからメタル化コアトルとのお見合いを始めるのが良いはず。
お見合いはもちろん強制セーブなので、1回で上手くいくわけはなく、
(よほど運が良くない限り)上記の準メタル化やまたのおろちや、メタル化コアトルを複数回作成する必要がある。
言うまでもなく、とんでもなく面倒臭い。
しかもイルルカ必須ということは、これが可能になる時期にはもうテリワンをやり込む人自体が少なくなっているわけで、
そもそもメタル化しんりゅう自体に需要が無い。
はたして、今までにメタル化しんりゅうを作成した人は存在するのだろうか。
モンスターは配合によって耐性を強化することが可能なのだが、
その仕様を利用して極限まで耐性を強化したのがメタル化と言われている。
ネットを見ていると、
・メタル化すれば全モンスター耐性最強にできるから、突き詰めれば各モンスターごとの差は会心率くらいしかない
・よって最強は会心率の高いキリキリバッタである
など、本当かウソか分からない意見がよく出てくる。
結論を言うと、上記は真っ赤なウソであり、
GB版のテリワンで厳密な意味でメタル化が可能なのは「ダークドレアム」「デスタムーア第3形態」「しんりゅう」の3匹のみである。
(ちなみに、メタル化という名称にも関わらず、ゴールデンスライムやメタルキングはメタル化できない)
■そもそもメタル化って何?
メタル化とは、配合による耐性強化を行うことにより、
モンスターの耐性を「マダンテのみ強耐性、他を完全耐性(無効化)」にすることが一般的な定義とされている。
マダンテのみ完全耐性でないのは、耐性強化の仕様上マダンテを完全耐性にすることができないから。
ゲーム慣れしている人なら勘づくと思うけど、
対戦においては、大して重要でない耐性であれば完全耐性でなくてもかまわないので
実際にはメタル化できないモンスターもたくさん使われるし、
そもそも「わざと耐性に穴を作って、相手のAIを誘導する」ことも重要なので、
メタル化すればよいというものでもなかったりする。
(対戦用というよりも、ステータスカンスト系のやり込みという側面の方が強いかもしれない。)
■耐性強化って何?何でマダンテだけ強化できないの?
配合による耐性強化とは、超簡単に言うと
配合時に、生まれてくるモンスターの本来の耐性よりその両親の耐性の方が強い場合、
生まれてくるモンスターの耐性が確率で上昇するというものである。
(参考:http://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/6769/dqmon/haigou.html)
例えば、素のダークドレアムのメラ耐性は強耐性であるが、これにメラ完全耐性のメタルスライムを配合させて
ダークドレアム+メタルスライム=ダークドレアム
とすれば、約50%の確率でメラ完全耐性のダークドレアムが生まれる。(プラス数は最大の前提)
この原理ですべての耐性を完全耐性にしたいところであるが、
マダンテだけは完全耐性を持っているモンスターが存在しないため、強耐性から耐性を上昇させる手段が無い。
したがって耐性の理論上の最大値は、「マダンテのみ強耐性、他は完全耐性(無効化)」ということになる。
■すべてのモンスターをメタル化できないのは何故?
ここで重要なのが、配合による耐性強化で完全耐性になるには
「そのモンスターの本来の耐性が強耐性以上でなければいけない」という仕様。
つまり、メタル化が可能な必要条件は、そのモンスターの本来の耐性が「マダンテ以外のすべての耐性が強耐性以上」であることである。
この条件に当てはまるモンスターが、
先ほどの「ダークドレアム」「デスタムーア第3形態」「しんりゅう」の3匹のみなのである。
■実際にメタル化するときの手順は?
【ダークドレアム】
ダークドレアムの場合は簡単で、足りない耐性はすべてメタルスライムが完全耐性を持っているため、
ダークドレアム+メタルスライム=ダークドレアム
の配合を繰り返せば、そのうち各耐性が最大になる。
ただし、テリワンでは配合時に強制セーブされるため、
耐性が強化されるまでセーブ&リセットで粘るということができず、
配合を行う回数分のメタルスライムを用意する必要がある点は多少面倒。
【デスタムーア第3形態】
デスタムーア第3形態はもう少し手間が必要で、
デスタムーア第3形態+メタルスライム=デスタムーア第3形態
の配合ではマダンテが弱体性までしか伸びないのと、ギガスラ耐性が強耐性までしか伸びない。
ここで気を付けたいのが、配合で生まれるモンスターの耐性は、あくまで配合で生まれるモンスターの本来の耐性が基準になること。
配合で生まれるモンスターの本来の耐性が強耐性の場合、
両親が2匹とも完全耐性である場合は100%の確率で完全耐性の子供が生まれるが、
両親のうち片方でも完全耐性でない場合は、子供が完全耐性になる可能性は50%になってしまう。
たとえば上記のメタルスライムとの配合を繰り返して、マダンテとギガスラ以外の耐性を最大化した後に、
残りを1つずつ耐性強化しようとして、マダンテ強耐性のスライムを混ぜてしまうと、
せっかく完全耐性にしたメラ耐性やギラ耐性等が、元の強耐性に戻ってしまう可能性がある。
耐性を元に戻さないようにメタル化するためには、極端な話、
デスタムーア第3形態+メタル化ダークドレアム=デスタムーア第3形態
の配合を繰り返せばそのうちメタル化できるのだけど、
いくらなんでも手間がかかりすぎるので以下が手順としてはよさそう。
①デスタムーア第3形態+メタルスライム=デスタムーア第3形態
⇒この配合を繰り返し、マダンテとギガスラ以外の耐性を最大化
②①で作ったデスタムーア第3形態+はぐれメタル=デスタムーア第3形態
⇒この配合を繰り返し、ギガスラ以外の耐性を最大化
③②で作ったデスタムーア第3形態+メタル化ダークドレアム=デスタムーア第3形態
⇒この配合を繰り返し、すべての耐性を最大化
もしかしたらもっと良い手順があるかも。
【しんりゅう】
実はしんりゅうをメタル化するのは単純な話ではない。
何故かというと、今までの2匹は????系(魔王系)であったために適当な奴と配合させても同種のモンスターを作ることができたが、
しんりゅうはドラゴン系であるためにそうはいかないからである。
たとえば、しんりゅうにメタル化ダークドレアムを配合させ続ければいつかメタル化するのでは、と思った人もいるかもしれないが、
しんりゅう+ダークドレアムで生まれるのは、やまたのおろちである。
(ちなみにしんりゅう+メタルスライムで生まれるのはドラゴンキッズなのでこれもダメ)
つまり、しんりゅう+ドラゴン系=しんりゅうの配合で、どうにか耐性を強化しないといけないということなのだが、
テリワンにおいてはドラゴン系でルカニやボミエ、ヒャド等に完全耐性を持たせられるモンスターが他におらず、
どうやってもこれらの耐性を最大化させることができない。
ではしんりゅうのメタル化は不可能なのか?というと、実は可能なのである。
テリワン(DQM1)にはイルルカ(DQM2)のモンスターと通信でお見合いができるという機能があり、
これを利用することでしんりゅうのメタル化が可能となる。
実はイルルカでは、テリワンにあった仕様の、
「配合による耐性強化で完全耐性にするには、そのモンスターの本来の耐性が強耐性以上でなければいけない」
の制限が緩和されて、元の耐性が弱体性でも完全耐性にすることができるようになったため、
同じモンスターでもテリワンよりも強い耐性にすることができる。
そのため、イルルカ側で強い耐性のドラゴン系を作成し、テリワン側のしんりゅうとお見合いすることで
テリワンのみでは実現できなかった耐性強化をすることが可能となる。
具体的には、イルルカ側で以下の手順でメタル化コアトルを作成し、テリワン側のしんりゅうとお見合いを繰り返すという事になる。
①適当なドラゴン系+適当なスライム系=マダンテ強耐性ドラゴンキッズ
②①で作ったドラゴンキッズ+コアトル=マダンテ強耐性コアトル
③しんりゅう+メタル化ダークドレアム=マダンテ以外メタル化やまたのおろち
④②で作ったコアトル×③で作ったやまたのおろち=メタル化コアトル
実際は、最初は③で作った準メタル化やまたのおろちと、テリワン側のしんりゅうでお見合いを繰り返して、
ある程度耐性を強化させてからメタル化コアトルとのお見合いを始めるのが良いはず。
お見合いはもちろん強制セーブなので、1回で上手くいくわけはなく、
(よほど運が良くない限り)上記の準メタル化やまたのおろちや、メタル化コアトルを複数回作成する必要がある。
言うまでもなく、とんでもなく面倒臭い。
しかもイルルカ必須ということは、これが可能になる時期にはもうテリワンをやり込む人自体が少なくなっているわけで、
そもそもメタル化しんりゅう自体に需要が無い。
はたして、今までにメタル化しんりゅうを作成した人は存在するのだろうか。
やり込みは休憩中のブログです
ちなみに僕もgooです。
研究熱心ですね いいことです
ゴルスラは元々マダンテ○、ギガスラ○、休み・踊り封じ・息封じ△でそれ以外は◎であり、この内休み・踊り封じ・息封じはムーア側が元々◎なので気にする必要がありませんし、ギガスラを○→◎にするのも以下の手順で出来ます
(1) キンスラ×ぶちキンで、ギガスラ△→○のキンスラを作る
(2) (1)のキンスラ×キングレオで、ギガスラ○→◎のぶちキンを作る
(3) ゴルスラ×(2)のぶちキンで、ギガスラ○→◎のゴルスラを作る