ご高齢な方にとって、讃美歌の○○番を開いたり、聖書の箇所を開いたり、
小さな文字を追うことは、結構な苦労があります。
指がカサカサしているためでしょうか、ページをめくることも難儀となってきたご様子。
尾鷲教会では、礼拝の讃美歌の歌詞を、講壇の横の白い壁に
パソコンとプロジェクターを使って、拡大表示しております。
良く知っている歌は、歌詞だけ確認しながら、
会衆の皆さんが、しっかりと前を向いて歌うことができます。
毎週の讃美歌が、聖歌も含めて、頌栄まで、合計5曲くらいあります。
それに加えて、その日の聖書のみことば、も、拡大表示しております。
このための準備は、実は、結構大変でありますが、
最近は慣れてきましたので、
一回の礼拝のためのデータの準備は、15分くらいで可能となりました。(上の写真は、データの一例です)
それを、ドロップボックス、という、ファイルを共有できるソフトを使い、
遠く離れた場所で作業したデータでも管理ができます。
万一都合で礼拝に出席できない場合も、ドロップボックスに入れておきさえすれば、
拡大表示データは、教会のパソコンの中に入っている、というわけです。
必要なものは、
プロジェクター、スクリーン(尾鷲教会の場合は、白い壁)、パソコンです。