生涯現役な役者魂

やったね、ドラゴンズ！
昨日のクライマックス・シリーズ第1戦で見事ヤクルトを粉砕し、ファイナルステージ進出まであと1勝となりました。

詳しくは“週刊ドラゴンズ”でお伝えするとして、遅ればせながらこの前、「健さん」主演の映画“あなたへ”を観てきました。

病気で亡くなった妻の遺言にあった、「故郷の長崎の海に骨をまいてほしい」という願いをかなえるために、
旅に出る健さんを追った、これもボクの好きな“ロード・ムービー”ってやつです。

健さんはなんともう80歳を過ぎたらしいですが、多くを語らない“背中で魅せる演技”は相変わらず。

とにかく周りに気を使う人で、「撮影中は待ち時間も決して座らない」とか、食事も「スタッフと同じ物でなければ口にしない」とか、
いろんな“健さん伝説”がありますが、「人生＝役者」というその姿勢には並々ならぬものがあります。

先日亡くなった「大滝秀治」さんを始めとした脇役の俳優さんたちも、健さんを引きたてている様で素晴らしかった！

特に良かったのは、漁港にある食堂の娘役をやっていた「綾瀬はるか」さん！
最近は持ち前の“天然キャラ”を活かしたコミカルな役も多いですが、大御所の俳優さんに囲まれてもキラリと光るものがありました。

しかし大滝さんもそうですが、近年亡くなった「緒形拳」さんや「原田芳雄」さんなど、俳優さんは生涯現役を貫きますよね～。
見習いたいもんです。

そして地井さんといい、大滝さんといい、“北の国から”ファミリーが次々と居なくなってしまうのは個人的にとっても淋しいですね。
まさか次は・・・。　頑張れ、五郎さん！

Shin

http://www.youtube.com/watch?v=qrU_iyvjJQI&feature=player_detailpage