あとらくと

ゆるゆるいきたいの。

予想以上

2022-05-20 04:38:02 | いつもとちがう

父は、悪いことを隠していたタイプの人です。

犯罪とかじゃないけど(笑)

家族にバレたらコテンパンに言われるだろうことや

人に胸を張って言えないことは、とにかく隠しました。

 

なので、こんな風に突然の後処理を任されても、

何がどうなっているのやら…

とりあえず、目先のことから、思いついたことから手を付けていまして。

 

 

コピー機をリースしていました。

地元にある事務用品屋さんを経由しての導入だったのですが、

タイミングよく、リース契約の更新時期が迫っていたために、

ハガキで通知がきていました。

「リース契約終了の連絡をいただかなかければ、そのまま継続するよ、

 年払いリース料はいついつに引き落とすからねー」

という内容の通知連絡。

 

終了しましょう、という予定でした。

年間10000円を少し出る程度のリース料だったので、そう大変な金額ではないのですが(笑)

使う予定もないのでリースをやめましょう、と。

 

こちらのリース屋さんでは、

「リース契約終了の場合は、お客様負担で、弊社にコピー機を返送していただいております」

という説明を受けました。

「もしくは、買取ですね。どちらかをお選びいただくことになるのですが」

 

使う予定もないので、買い取ってもなあ…が本音。

ちなみに、買取金額は18300円でした。

ものすごく長く借りてたからなあ。長期分割ローンを組んでたような結果かしら(笑)

 

…あのー…返送、となると…

「この買取金額ですと、送料のほうが高いという結果になるかと…」

ですよね…重くて大きいですもんね、本体…

 

電話の対応の方も心配してくださったのですが、一応は確認してみようかと。

運送業者さんに電話したところ、

お客様窓口→東京の該当窓口→北海道の私の居住地近郊の該当窓口→委託業者

とたらいまわしにされました(笑)

お客様窓口    「コピー機は対応の窓口がこちらではありません~」

東京の該当窓口  「該当地区の担当窓口(支店)に連絡してください~」

北海道の該当窓口 「うちではコピー機は対応していません。委託業者になります」

とおっしゃってました。

委託業者には連絡しなかったのですが、北海道の窓口の方が問い合わせて連絡くださいまして、

実際に利用する時はそちらに直接連絡してくださいとのことでした。

ピアノの運搬をするような会社さんだったようです。

 

我が家にあるコピー機を運送していただく場合は、「輸送モード」だったかな。

コピー機の設定があるらしく、これにしておくことと、

配送先の手配(受け取りとかその辺のことかしらね?)を、自分で済ませておくことが前提条件だと言われました。

今回は配送先からの指示での返送なのだから、受け入れなどの問題は発生しないでしょう。

輸送モードって、何。 メンテ要員さんに来てもらえってことかな。

 

実は返送先を確認していなかった(笑)

でも問い合わせ先が関西の住所だったため、北海道~関西での料金で見積もってもらいました。

 

178750円でした。 打ち間違ってませんよ、6桁であってます。

 

まあ、重たいしなあとは思ったものの、あまりにもな驚きに笑いが出てしまった(笑)

まあ、「買取で」を選択しました。

この後、私たちが処分しようがどうしようが自由、となります。

 

 

最初は、オフィス機器のリサイクル買取業者にでもお願いしようかと思ってました。

10000円くらいにならないかな~少しでも買取金額の補填になれば~って。

…多分、無理、かな、と。あまりにも古い機種すぎるのです。

「この機種が店頭に並んでいるようなお店は要注意!」のリストに型番がありました(笑)

キレイはキレイなんですけどね。

でもそんなに珍しい特色があるような機種でもないですし。

いずれはメーカーさんの撤去・廃棄サービスに頼ることになるのかな~。

この費用は、現段階では20000円ちょっとのようなので、

送料より安いから仕方ないわ(笑)

 

 

思ったようにはすっきりしないんだけれど、

まあ、なんとか…程度には片が付きそうな後始末がちょこちょこと。

これだけでも少しずつだけど気が楽になってきている。

 

だから今日は、通常営業の夜更かし。

イライラして寝られない~とかじゃないから、健全(すっとぼけ)


大丈夫なのかな

2022-05-19 02:30:48 | いつもとちがう

そりゃないだろう

というのが大半を占めている感情で、まあ、オブラートに包んでいて。

 

ふざけんなよこのヤロウ 

が本音ですし、みいちゃんらしいですし (*¯罒¯*)イヒー

 

 

でも時間が経過して、

 

大丈夫なのか

 

という気持ちが生まれてきました。

 

でも何にもしませんし何にもいいませんし、知りません。

仕掛けてきたのはお相手なので。

 

知らないことばかりなので、杞憂かもしれない前提。

 

 

 

父は会社を経営していました。

というとかっこいいのですが、単純に「事務屋さん」みたいな立場です。

とある会社からお仕事を請け負って、報酬を得まして。

父の兄、父の50年来のお付き合いの方と3人で組んで仕事をしていました。

(元々はもう1名いました。同じくらいの年数のお付き合いの方と、その方が退職された後は

父たちから見たら子供世代の方と一緒にお仕事をしていました。

その方も退職し、父の会社は後継を考えていなかったので補充はないまま、3名体制)

 

父たちは、このお仕事をいただいていた会社の前身の会社に所属していた建築士でした。

前身の会社が倒産し、全員解雇され、それぞれが転職をしました。

同業他社に入った方が多数、父のように請負のために会社を興した方も少ないですがいらっしゃいました。

 

そもそも父が会社を興したのは、仲間内が転職できずにあぶれたからです。

その中に自分の兄貴がいたものだから、面倒見なくては!と。

 

話は脱線しますが、三つ子の魂100まで、田舎の長男教って恐ろしい洗脳思想ですね。

父はこの長男である兄の面倒を見るために、ただそれだけのために儲けのない会社を経営していました。

 

何があほかって、経費をすべて父が負担していたこと。

報酬は3名で割って分配。

けれど会社で使う道具(建築士さんはいろいろと高額の工具などを所有している)

経費その他、すべて父の持ち出しでした。従業員は使うだけ。

 

どれだけ言っても譲らず、当然、父の個人名義の借金だらけ。儲けなんかありません。

これまた脱線ですが、相続放棄で考えています。

 

会社は廃業します。

残ったお二人は引き継ぐつもりはないようですし(当然、経費がかかるからね)

私たちもただただ忌々しい会社なので、とっとと潰す♪(笑)

潰す、と言っても経費がかかるわけでねぇ。

 

お通夜の席で、妹が探りを入れるつもりもあって、廃業の話をしていました。

 

初七日が済んだ翌日。

父の兄夫婦がいらっしゃいました。

「話があるから、娘二人も同席しろ」とのこと。

結局、妹は不在で、私と母で話を聞きました。

 

穏やかな話だといいなとは思っていましたが、期待はできないつもりでした。

 

半分は穏やか、というか、当たり前の話ですね。

・会社は廃業してください

・会社名義のガソリン給油カードは返却します

・携帯電話を父が支払いで持たせていたので、これは名義変更をしてほしい

そのどれもこちらが提案しようと思ってた内容のため、スルスルと進みました。

 

そして後半、あほなのかという提案を受けました。

はっきりとその場で断りました。

 

・道具はすべて使うから、全部よこせ

・軽トラックも使う、よこせ

・道具類は置き場所がない、このまま置かせろ

 

工具・道具類は、父が個人名義で購入したものです。

会社の経費として落としていませんし、会社の借金でもありません。

(そもそももう支払いは済んだものばかりなんだけども)

それを全部よこせ、とは。

これが全員で分担して購入したものであるのなら、今後も仕事を続けるという

仕事仲間に委ねることに異は唱えませんが…

これは、父が購入したのだから、父の資産なのでは?

 

この道具類を保管する場所がないので、実家の部屋を貸せ=物置として使わせろ。

実家はアパート経営です。今現在、修繕が終わるかな~の時期にきていて、

終わったら店子さんを募集して運営を再開します。

その一部屋を「格安で貸してもらって」道具類を置いておきたいと。

 

お断りしました。

格安でアパートの一室を借りられるのなら、よそを当たってください。

作業場のように使わせてくれる物件はなかなかないと思いますが。

当然、我が家も入居者を入れるために直したのでお断りです。

そもそもそちらの都合で借りたいのなら、「格安で貸して」はおかしい。

「割増しでもいいから貸してほしい」でしょう。貸さんけど。

 

元々は作業場がありましたが、この冬、潰れました、物理的に。

北海道の記録的降雪のせいです。

なのでお借りしていた場所との契約を終えて、

父は自宅に事務所を持っていたので、そこに置いておくつもりだったようです。

10畳+6畳くらいのスペースかな。並べて置いても問題なし。

そもそも、事務所として機能してない(笑)

ただ、修繕工事中だったため、こちらの部屋にはおけず、

今は入居者を募集する予定のお部屋に並べてあります。

あと、父の車にも積んである、はずです。

 

軽トラックに関しても、です。

「使えなければ困る」と父の兄嫁さんがおっしゃってましたが、

そんなもん知らんよ。困るのなら買いなさい。

 

「使わないだろう?(だからよこせ)」

というのが父の兄の言い分なのですが、

父の所有する乗用車は、そもそも母名義なので今回の相続には無関係。

軽トラックは会社名義ではなく父の個人名義です。

乗用車は妹の夫が残しておきたいと話しているのでお任せすることにしてあって、

軽トラックは、釣りなどに活用できる私の夫が所有・使用する。

 

…ということにしてあります。

あれば使うけど、所有して経費払ってまで維持するつもりはないので(笑)

母方の従兄が欲しがっているので、そちらにお渡しすることになると思います。

父も実の娘の私なんかよりもよっぽど可愛がっていた甥にあたるので、文句ないでしょう(笑)

 

車はそれぞれの娘婿が使う。

道具類は私たちは使わないけれど、売ればお金になる。

最近、別件で問題があり、半数ほどのものが一時的に消息不明になった際に(今は戻ってます)(別に書きます)

それを再度購入するとなると、中古品でそろえても60万円はくだらない、と父が話していたのです。

これらをさばいてその金額になるわけではないのですが、

1万円や2万円という話ではないだろうことは当然だと思うので、

売れるものは売ってしまい、会社処分の費用や経費に充てようと考えてました。

 

 

本日、父が仕事を請け負っていた会社の担当さんにいらしてもらいました。

父の会社の関係のことが、何もわからなかったことと、

修繕工事が完了していないため、あとは何が残っているのか、いつまでかかるのかの確認のためです。

 

工事に関しては打ち合わせがすんなり終わって問題なし。

 

会社に関しては廃業することを父の兄からすでに聞き及んでいたようで、

「今月分の給与振り込みから、父兄さんの口座へと振り込むようにと指示されています」

 

今月末に振り込まれるのは、4月稼働分です。

うちの父が亡くなったのは5月。

4月は当たり前に働いていました。会社がきちんと運営されていた形なのです。

 

それを、会社を引き継ぐわけではない人が振り込んでもらうというのは…

というか、私ら、この人から一言も言われてないのですがそれは。

 

電話して確認してみました。

「3人で3等分して、きちんと払うよ、給料」とのことでした。

 

そうですか。では今現在届いている経費の請求書は、そちらに渡していいんですか?

「それは、去年とかの税金の話だろう? それはお前らが払うって言ったじゃないか」

 

今年来る事業税は、去年の経営に対してのものなので、

そこは父が経営していたのだから、こちらで清算します、と伝えてありました。

 

私が今回伝えたのは、行政書士の顧問料です。毎月請求が来るのです。1万円程度ですが。

父が個人の財布から出していたのかどうかは不明なのですが、

その当人が死んでしまっていないのに、家族の私たちが恩恵にも預からずに

経費だけ負担するとなぜ思ったんだろうか。

それにしたって、一言あってもいいだろうと思うんだけど。

なぜ私たちは他人から聞かされるのかしらねー。

 

このついでに、「今度の日曜日に道具類を取りに行く」と言われました。

何度でも言いました。あれらは、父が購入したものだろう?と。

 

「会社でみんなで使ってた」

うん、そうなんだろうけど、買ったのは父だよね?

「違う、みんなのもんだから」

みんなで負担して購入したってこと?そうじゃないよね?

「みんなで使ってた、会社のものだから」

会社のものといっても、会社の経費では購入してないよね?

「みんなで使ってたんだ」

それは知ってるよ、でも父個人の所有物だよね?

「だから、会社で使うものだったんだ」

 

まったく話が通じませんでした。

これ、きっちりと言い含められて自動音声の対応が如くなんでしょう。

裏で糸を引いているのは、兄嫁さんです。

格安で部屋を貸せ、道具を置かせろ、軽トラックもこのまま置かせて使わせろ

(軽トラックの維持費はこちら持ちですって。あほか)

と強く主張してきたのは、一緒に働いていた父の兄ではなく、この兄嫁でした。

 

だから、予想外の質問や意見を伝えたら、「あー…うー…」って困ってました。

 

 

渡したくないので、使うものは隠します。

あとは知らぬ存ぜぬを通します。

 

図々しいにもほどがあると思ってイライラしていたのですが、

あのー…これ、会社の資産ではなく、父個人の所有物なので、

ぶっちゃけた話、「相続」になるのではないかと思ったのですが…

 

私らは放棄するつもりでいるんだけど、

この人、持ち帰る道具類よりも高額の借金の相続するつもりなんだろうか(笑)

 

 

今回の振込口座の変更についても、一言も相談がなかったので、

こちらも何も提案する必要がないかな、と考え始めてます。

 

私たちが相続放棄をすれば、父の兄弟や甥・姪にも相続が絡んできます。

そのために、相続放棄の手続きをお願いしようかと思っていたのですが、

父の兄にいうことないかなーって。きちんと絵図を描いて動かれているようなので、

余計なことは言わなくていいかなって。

正直、婚族関係終了の手続きも取ってやろうかと思うくらいむかついて。

 

あまりにもムカつきすぎて、眠くなってしまいました。

頭に血が上りすぎたのかしら(笑)

 

でもなんだか落ち着かず、眠いなあと思いながら起きて書き込んでいます。

 

あー、縁切りしたい。


あっけない

2022-05-15 23:15:12 | いつもとちがう

急なもので、選べないものだとは言うものの、ねぇ…

 

知らないことがちまちまとありました。

 

一番は、両親の結婚生活年数。

51年経過してた。 あらやだ、金婚式が終わってる

 

50年経過…なんだか最近、聞いた話だったような…

ああ、やっぱりそうだ。 アミさんご夫婦とほとんど一緒

 

長子の自分が年女になっているのに、この年数に驚いたっていうのは、なぜなんだろうねぇ(笑)

 

 

どおりで、うちの両親は、同級生のご両親たちよりも若かったわね。今更再確認。

 

その父が、3月で70歳になりました。

 

 

5月の連休明けに、「71歳」となりました。

 

なんだか立派な名前をもらい、娘たちが一度も着たのを見たことがない着物と、

普段制服なのか?と疑うほどに気に入っていた薄手のダウンジャケットをひっかけて。

 

これも、時間の流れで「いつもの」と片づけることなんだろうと思う。

人間というのは等しく、同じところへ向かってる。

 

でもまあ、「いつもの」と日常になるのはちょっとごめんだなあ。

と思ったので、新カテゴリ作ったわ。

しばらくは遠ざかっていたいわね、こんなこと。

 

その節は会話に付き合っていただいてありがとう、ねこってさん。

やっぱり、数年前に手に入れた個人連絡ツールは有意義である

 

 

あっけなかったなあと、思います。

でも私は、私の父は、ものすごくくだらないことでそうなってしまうのだろうと

なんとなく思っていたので、「ああそうですか」って感じです。

「なんで?!」って騒ぎ立てる気にはならないのです。

 

 

5月5日に救急車で病院に入りました。救急車には、自力で乗り込みました(笑)

 

翌日6日、意識がなくなりました。 脳梗塞を発症したそうです。

生命に重篤にかかわる部位ではなかったようですが。

 

7日、病院よりその旨の電話連絡があり。

 

8日昼、病院より今後の治療について説明を受け、今後の治療方針について確認されました。

この時、ICUに入れてもらえることになりました。

 

母・妹・私、私の夫の4人で病院に出向いていたのですが、私と夫は入りませんでした。

「意識が皆無」とははっきり聞いていなかったため、

家族全員で顔を出せば「俺って危ないのだろうか?」と不安になるだろうと思ったのが大きな理由です。

うちの父、めちゃくちゃ小心者なんで(笑)

結局、この時に面会をした妹からの第一声は「ダメだね、ありゃ」でした。

まあ…お医者さんの説明はそちらも含んだ説明だったしね…

 

父の依頼で救急車を呼んだのは私で(母はオタオタして電話もかけられずにいた)

救急車が到着するまでも少し会話していたし、

救急搬送中の同乗者は母で、私は病院が決まった後に出向き、

救急外来の待合室で、父の処置を待つこと6時間。

朝5時に入って、帰宅したのは11時半だったよ…

 

この時、このまま入院になるので、入院準備をしてきてねーなどの説明を受けた。

父のベッドの横で。

今回の父は、息苦しさから搬送されていたので、会話はあまりできなかったのだけど、

短い単語のやり取りや、問いかけへの反応などは問題なくできていて。

入院病棟に入ってしまうと、私たちは面会ができない。コロナ対策のため。

入院の準備品も、看護師さんにお願いして預かってもらうことになっている。

 

私が、父の生前に会ったのは、この時が最後でした。

 

 

医者の説明後、実家に居座って、母・私・妹の三人でボチボチと話してました。

ダメ、なんだろうなあと漠然と理解しつつ、でもそれはいつなんだろうかと。

持って一週間かなと、面会した二人に聞きつつ。

 

8日夜、19時。

妹がそろそろ自宅へ戻ろうとしていたタイミングで病院から電話があり、

脈も心拍も落ちているからとのこと。

自宅から病院への移動時間を確認され、私は自宅へ戻っていた夫へ電話をし、

4人で病院へ向かう。病院へ到着したのは、19時15分頃だったかな。

病院側から呼び出されたと伝えているのに、守衛で止められ、確認の時間を必要とし。

この数分って、ルールで仕方ないのかもしれないけど、もどかしいよねぇ。

 

昼間も出向いていたので家族だとすぐに認識され、ICUに全員入っていいよと言われ。

父の顔を見たのは私が最初だったのだけど。

 

機械、止まってるねって思った。

 

その後に夫が続いて立っていて。

さらにそのあとに、車いすに乗った母と、それを押した妹と。

歩いた順番であって、数歩ずつの差なんだけどね。

 

妹「え?!機械…」

 

お医者さんが来て、「5分ほど前に…」と。

母は「なんで…」と泣き出してしまうし、妹もボロボロ泣いてしまって。

 

私は「いや、そこは待ってろよ」って口に出てしまった。

 

でもなー…思い返しても、これは本当に、父らしい、と思ってる。

うちの父はせっかちな人で。

お店なんかで食事をしても、こちらが会計しているすきに

とっとと駐車場で車に乗り込むのを待ってる感じの人で。

 

この、一歩先に行く、人を待っていないところが、父らしいっちゃあ父らしいなと思って。

あと数分じゃないか、待ってろよ(笑)って思っちゃったのよね。

 

母が泣くのはともかく、妹が決壊するかのように涙を流したのは意外だった。

昼間に聞いた言葉もあって、覚悟をしているのかと思っていたから。

いや、まあ…覚悟をしていても、ショックなんだよね、きっと。

 

 

「親が突然死んでるんだ、泣いて当たり前」

私、一度も泣いてないし、涙も出てないけど…

「お前、実娘じゃないんじゃないか?」

ひどいこと言いやがる

 

こんな会話を夫としていたのを横で聞いていた妹の夫に笑われた。

彼は仕事中で早退してきてくれた。

霊安室で面会になったのだけど、ちょっと泣いてくれてました。

うちの夫も、ほんのちょっと涙目になってました。(めっちゃ堪えた結果)

 

 

どこかのタイミングで、グワッとツボに入るかのように泣ける、泣くものかと思ったけど、

そんなこともないまま、初七日が済んだのが昨日。

そして思い出して書いている今、涙でも出るかしらーと思ったんだけど

特にそうでもなく。

 

なんだろうなあ、これ。

私、親が死んでも泣けない人なのかしらねぇ。

 

 

葬儀の準備や本番や、ものすごくいっぱいいろんなことがあった。

終わってとりあえずは一息の本日も、ひっぱたいてやりたいくらい

あほなことも頼まれて即答で断ったところ。

 

まだやることはたくさんある。

でも戸籍の処理が済まないことには先に進まない。

だから、今は足踏みしてる状態で、本当、居心地悪い。

 

 

私は、斎場へ到着し、会場に飾られている父の遺影を見て、

大爆笑しました。

嘘くさいコラ画像みたいだったの(笑)

参列してくださった方々には、概ね好評だったようです。

 

そしてその遺影が実家に飾られ、私や妹の自宅にも小さなサイズの写真立てをもらったのだけど。

…本当、むかつくわー…何をニコニコと…

 

うちの父、不良中年だったので、

同じ敷地内に住んでいるのに一週間に一度くらいしか顔を見てないとか当たり前で、

その父の顔が毎日自宅にあるって、変な感じです。写真立て、寝かせちゃおうかしら(笑)

 

 

今、私がつらいなあと思うのは、

母が自分の最期の準備を漠然としているところ。

 

「この新品の布団は一組だけ残しておかないとね。私の時も使うと思うから」

? 母、ベッド辞めて、布団で寝ることにするの?

「じゃなくて、最期の時に。父と同じようにここで寝ると思うから」

 

いずれ来ることなんだけどもさあ…

 

 

そしてたった一週間で、母の思い出話が「良き夫だった」的な話っぷりに驚いている。

そんなわけなかろう、あいつは悪い奴だったぞ

 

 

死んだあとは何もないんじゃないか、と言っていた父。

今頃、立派な名札をつけて、一張羅を着せてもらって、

先にあちらにいる人に指さして笑われてたらいいと思っています。

 

 

 

これから、ものすごくたくさんいっぱい揉めます。

愚痴てんこもりになります、ご注意ください。