チワワ

消費者金融大手アイフルのCMに出演し

一躍人気者になった小型犬のチワワが

同社の強引な取り立て問題などの影響も受け、人気に陰りが出始めている。

CMが話題になって人気が急上昇した3～4年前のピーク時には

子犬1匹60万円の値が付いたが、現在は3分の1の20万円を切った。


しかし、「チワワ」＝「悪質な消費者金融」のイメージが広まり

チワワが各地で捨てられる事態に発展し

既に兵庫県・群馬県・広島県では野生化したチワワが

農作物を襲うなどの被害が出ており、深刻な社会問題になっている。


ピーク時は小型犬人気ナンバー1を誇ったチワワが

エサを求めて集団化してサラリーマンを襲撃する

いわゆる「おやじ狩り」をするなど

都心でも被害の報告が出ている。


先日、仕事中に8匹のチワワに襲撃され

全治6週間の怪我を負った千葉県の農家の男性(37)は

「お金を借りた訳でもないのに、強引な取立てにあった気分で悔しい。

これは二次被害と言っても過言ではない。」とコメント。


チワワの生態に詳しい岐阜海洋大学の田中教授は

「飼ってる時のチワワは愛嬌があって可愛らしいが

一度野生化したチワワはドーベルマンより凶暴になる。

徒党を組んで集団化したチワワがヒグマを補食した例が

北海道で数件報告されている。

政府の戒厳令が解除されるまで

夜間の外出は極力控えた方がいい」と話している。