みんな、どいてぇ！

我が家には、子どもの名言集というのがある。別に記録として残している訳ではないので、名言伝説という方がいいのかも知れない。

下の子が２歳の時、クリスマスのイルミネーションショーを見た帰り。
すごく寒い日だった。
会場から駐車場まではシャトルバスに乗らなくてはいけない。
ガタガタ震えながら、シャトルバスのバス停で見たのは、
気の遠くなるような、長い列だった。
その光景を見た、私におんぶされながらぶるぶる震えていた我が息子は、突然大きな声で、

「みんな、どいてェ、僕がバスに乗れないでしょう！」

周りの冷たい目線。
「なんて教育をしてるんだ、この親は」という、呆れた顔。
一瞬、
「ひぇえええ！なんてこというんだ我が息子よ。しかもこんな大きな声で」
と思ったものの、
あまりにも、予想外の台詞におかしくなって笑ってしまった。

それ以来、
それは、我が家のおきまりの台詞になってしまった。

思わぬ渋滞に巻き込まれてしまった時、
外食しようと出かけたレストランに行列ができている時、
スーパーのレジやキャッシュディスペンサーに多くの人が並んでいるとき。

「みんな、どいてぇ！、僕たちが食事できないでしょう！」

このネタ、だれかがパクッて、本家ＦＭ沖縄のハッピーアイランドに投稿しないか心配。念のため、(c)otu1gou　と記しておこう。