彼岸花にはいろんな話が・・・
球根にはアルカロイド系の毒を含むが良質のデンプンがある。
毒を水にさらして取り除けば食用になるようだ。
古代人は食用にしていたとも言われている。
中世以降・・・さつまいもやじゃがいもなどが渡来して・・・食べなくなったとも・・・
しかし、災害や飢饉などの時の非常食として・・・避難所となるお寺や神社に多く植えられたとか・・・
老人から聞いた話・・・
戦時中に彼岸花のデンプンからアルコールを作っていた。
彼岸花の球根を学校へ持っていくと・・・量によってお小遣いがもらえた。
だから毎日、球根掘りが日課だったと・・・
彼岸花は堤防、田のあぜ、お墓などで多く見かける。
いずれもモグラなどにトンネルを掘られては困るところである。
モグラが近づかないよう毒をもつ彼岸花を植えたようだ。