チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

なぜ、沖縄を含めた海外避難を勧めるかのか?

2013-02-18 19:32:27 | 地震・ツナミ・自然災害

「チャーリーの青空トーク」へようこそ。
こちらは今日もイイ天気!  青空の下で、チャーリーの話を聞いてもらいましょー。

このブログは、海外からお届けしています。  

2月に入り中国の旧正月の時期を迎えチャーリーの居るホテル業界はテンテコマイ。
お陰様で、経済が完全に崩壊してしまっているここ北マリアナでは、嬉しい悲鳴?
しかしながらやっと食い繋いでいるような状況は変わり有りません。



今日は地震について語ります。 

2月2日夜北海道十勝での地震、6日のソロモン諸島でのM8の地震、ちろんそれだけ
ではなく、2年前の東日本大震災で破壊された地下深くでは依然として小中規模の地震
が止まりません。 あれだけのエネルギーが地下で放出されて地中の深い場所でしかも
広大な範囲で破壊されれば、暫くここ数年は日本の太平洋沿岸部を中心に地震は止まら
ないでしょう。  それでなくても、地震活動は止まるものでは無いのですから・・・。

東日本大震災の地中の破壊は震源域から広がりプレートの境目で止まりました。
東北地方太平洋沖地震 発生地点・規模・時刻分布図
公式なモノでは在りませんが、こちらの動画は気象庁のデーターを基にしているというこ
とです。


これを見るとよく解りますが、大震災の震源は太平洋プレートと北米プレートの境目(宮
城県東方沖の地下)。ソコから破壊が始まり、プレートの境目に沿って北東-南西のライ
ンに分布しています。 そして、フィリピン海プレート(千葉県・茨城県沖東方沖の地下)
境目で止まっている事が解ります。

大雑把に言うと、太平洋プレートと北米プレートが押し競饅頭をしていてその均衡が破れ地
中でズレが発生した。  震源が海底だったため大きなツナミが発生した。 破壊(ズレ)
の範囲が広大なため2年経った今なお、その余震が続いているという事です。  フクシマ
や茨城・宮城などで続いているM4前後の地震はそのためです。 これ以上大きな余震、M6
クラス以上の地震が来ない事を祈ります。

さて、問題は次の動きですね。  太平洋プレートと北米プレートの均衡が破れたと云うこ
とは、太平洋プレートによって南東から北西方向・つまりハワイの方向から日本列島に向か
って掛かっていた力が北米プレート(東日本)が持ち堪えられず、太平洋側へズレ歪エネルギ
ーを解放した状態です。

当然考えられるのは、ドミノ倒しのように周辺のプレート(フィリピン海プレート・ユーラシ
アプレート)においても歪エネルギーの均衡が崩れ・地震が発生する事です。

 
チャーリーが懸念するのは、ここ40年間注意され続けている、東海地震とその前兆におこ
る関東東部から相模湾内で発生するM7クラスの地震です。 

発生の順序から言うと、先ずは、房総半島九十九里浜・千葉市・船橋市から埼玉県に掛かる
地域の地価を震源とする地震。これは、フォッサマグナ東側の柏崎千葉構造線と重なる場所
です。 

千葉市から習志野市・市川市付近で発生すれば、首都直下型といえるでしょう。 イメージ
としては、神戸が被害を受けた「阪神淡路大震災」のような状況が発生する事が考えられま
す。 


その次に注意しなくてはならない地震は、この関東東方を震源とする自身の影響で相模湾内の
断層が動く地震です。 これは、関東大震災の震源とされている相模湾北西・フィリッピン海
プレートと北米プレートの境目で起きる断層のズレによる地震でもあります。

関東大震災は人的被害が注視されていますが、殆どが火災の延焼による焼死であって地震の
直接の被害では無いと考えられます。 ですからこの時の人的被害を近々発生する同じ震源と
する地震にそのまま当てはめる事はできません。 

むしろ、注意が必要なのは相模湾沿岸部の揺れとツナミによる被害です。 実際に関東大震
災発生後の記録映像では当時の横浜港が大きな被害を受けている映像が残されていますし、
小田原から西側にある根府川では列車が転覆、そのまま海中に沈んでしまうという被害も出
ています。 又付近ではトンネルの出口が崩れるなど、地震による揺れによる被害が考えら
ます。  ツナミに関しては、震源が陸地に近かった事もあり地震発生から数分でツナミが
押し寄せた事が判っています。  逃げる時間などとても無かったでしょう。


更には、M8級の東海地震がこの相模湾北西部を震源とするM7クラスの地震と連動してい
るという説があることです。  と云う事は、相模湾内の地震の数年後には、駿河トラフか
ら南海トラフに連なる地域での大地震を注意しなくてはなりません。 この地震は、先に挙
げた、関東の東方を震源とするM7クラス地震・相模湾北西を震源とするM7クラス地震と
は規模も影響も全く違う事に注意しなくてはなりません。 日本の社会に計り知れない影響
をもたらす可能性があります。

東海地震を懸念する根拠を挙げます。 地震年表を検索し見ると判りますが、

1498年9月11日(9月20日)(明応7年) 明応地震
1605年2月3日(慶長9年) 慶長地震
1707年10月28日(宝永4年) 宝永地震
1854年12月23日(嘉永7年) 安政東海地震

これらの地震は、東海・東南海・もしくは南海地震と2つもしくは3つの大きな地震と連動し
ている事を示しています。そして周期をもって地震が発生していますが、東海地震に関しては
幕末安政の大地震を最後に発生していません。 つまり160年の間歪エネルギーが溜まって
いるということです。  

東海地震の震源域ですが、静岡県の沼津市(伊豆半島西側)沖から太平洋に伸びる駿河トラ
フを震源とし更にはその延長線にある遠州灘沖・紀伊半島沖に伸びる南海トラフにかかる線
上での発生が予想されています。この予想地域で発生すれば、ほぼ100%といっていい確
立で、ツナミが発生すると考えて良いでしょう。 

安政の東海地震では、房総半島から高知の沿岸までツナミの被害が発生した記録があるよう
です。

ツナミの被害も脅威ですが、揺れ被害は更に大きな脅威となることが考えられます。 先ず
東海地震の震源域は日本の大動脈が近接していることを挙げます。 東海道線・新幹線・東
名高速・国道1号線等日本の東西を結ぶ主要輸送路線が走っています。  特に、静岡県静
岡市清水区由比という場所ではこの主要輸送路線が海岸から僅か数キロの所に束になって集
中している為、ここが地震で被害を受けた場合大きな影響が予想されています。  

昼間交通量が多い時間帯に、地震が発生した事を想像してみてください。

震源が駿河トラフ内で由比に近いところで発生した場合、地震の揺れとほぼ同時もしくはそ
の直後数分でツナミが押し寄せて来ます。 予想される規模がM8からM9ですので、被害
は小さいものではないはずです。

そして、震源域と予想される駿河トラフの腺から程近いところに 浜岡原発 が有ります。
ここが地震で被害を受けた場合はどうなるのでしょうか? 浜岡原発には1号機から5号機
まで5つの原子炉があるます。 その内、1・2号機は運転を終了し廃炉に向かって作業し
ているところです。 終了とは言っても当然炉心には核燃料が残っているはずです。 3号
機は定期検査中・4・5号機は停止中、と云う状況ですので、原発としての発電は行ってい
ないようです。 が、1号から5号機までの各炉心・ならびに使用積み核燃料プールには核
燃料がそのまま敷地内の使用済み核燃料プールに残っていると考えられます。  問題は東
海地震が発生しても、それらの使用済み核燃料を冷却できるか? その設備は地震の揺れの
被害を受けないでいられるか? ということです。 ですから、東海地震が浜岡原発に対し
て危険と云う意味で言えば、廃炉作業中も停止も関係なくそこに核燃料がある限り危険と云
うことです。

フクシマではフクシマ第一原発の事故の影響で広大な地域が放射能汚染され、大地を失って
います。 もう、戻れません。 それと同じような事が静岡の浜岡で起きる可能性が高いの
です。 浜岡原発が大きな事故を起せば風向きにより神奈川・東京。千葉・埼玉と関東地方
は高濃度の汚染が考えられます。 静岡県内各市町村は壊滅です。 どうする事も出来ませ
ん。 




首都圏直下型、東海地震が来ないよう、もし仮に来ても最小の被害で済む様願うほか有りま
せんが、地震そのものは止められません。 それも、規模は巨大地震とされています。 

せめて、自分自身で地震を想定し、家に居る時は? 職場に居る時は? 通勤している時は?
どうすればいいのか? 繰り返しシュミレーションして冷静に対応できる能力をつけておく
必要が有ります。

そして、更には沖縄・海外への避難を含め考えてみてください。  全国54機の原発は何
処も危険な状況です。 取り分けフクシマ第一原発の終息は無理でしょう。  人類が経験
していない、そしてその対処の方法が無い事故が目の前で進行しているのです。  

野山・里・街・河川・湖沼・海岸・海 への放射能汚染は広がる一方です。安全な所など無
い、と言ってしまえばそれまでですが少しでも安全な、放射能汚染の少ない場所を選んで生
活するしか、命を繋げる方法は無い状況が確実に近づいています。




チャーリーは 原発・核開発を断じて許しません。  
  
※放射線障害防止法では、一般人の被ばく限度を年間1ミリシーベルト以内と定めている。
単純計算すれば、1時間当たり0.114マイクロシーベルト。 これを、基準に放射能被曝と
向き合いましょう。

※原発の過酷事故は、人間の力では収束出来ないモノと思っています。  皆さん自己の判
断で逃げる準備だけはしといたほうがよさそうです。 政府民主党と原発ムラは、一切国民
命の重さを考えていません。考えているのは、国債の格付けと株価等々 お金儲けのこと
だけです。  この事は、本来の国益とも一しません。狂っています。 その政党に政権を
預けたのは、我々有権者・国民です。  猛省が必要です。


※放射能瓦礫の処理は、フクシマの原発事故現場周辺・或いはフクシマ第二原子力発電所に
新しい処理プラントを建て、完全に放射性物質を環境に出さない形でやるべきです。 全国
に放射能を拡散するばかりか、一度瓦礫を処理した通常のプラントは放射能で汚染され、二
度と通常のゴミも処理できなくなります

環境省は、わざわざ線量の低い地域や汚染されていないきれいな場所に、汚染瓦礫を運び入れ
放射能汚染を拡大させようとしています。 そして、健康な赤ちゃんや・子供に被曝を強要し
ようとしています。  環境省は環境を守ることがお仕事でしょう? 厚生省も国民の健康を
まもるお役所でしょ? 現在の中央官僚のお仕事はどれもこれも常識とは真逆の事をやってお
られますね。 エリート官僚は主権者・納税者を人と思っていないようです。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿