チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

自由な結婚観で失敗しない協同生活。  スェーデンのサムポは中々優れた考え方ですよ・・・。   

2011-10-25 09:20:02 | Life & Sex


このところの話題が暗い話や、お堅い話なんで今日はすこーし砕けたおはなしをしようかな?

チャーリーは結婚して、22年が経ちました。 なんかあっという間でしたね。 しかし未だ
によく解らない事が「夫婦」ってなんだ? 「結婚」てなんだ? 本当に必要なんでしょうか?
結婚は、「しなくてはならないもの」ではありません。 でも、大多数の男女が結婚します。
(最近は同性でも結婚出来る国や街が有るようですネ。)

何故? どうして? 結婚するのか? 憧れ、それもあるでしょう。 人間が大人になれば起
こる自然の衝動? そうかもしれません。 子孫、子供を残すため? だけなら、何も結婚と
いう儀式的な、あるいは法律上のプロセスを経なくても子供は生まれます。  あっそうか!
生まれてくる子供達のために、両親がそろっていなきゃ駄目って事? それだって、様々なケ
ースでそうならない場合もあります。 片親だって子供は育って一人前の大人になります。


結婚ってモノはその民族意識がダイレクトに表面に現れるイベントですよね。 伝統的な衣装
に身を包み、伝統的なしきたりの則って行われる儀式です。  でも先に話したようにカップ
ルは千差万別自由なスタイルがそこにあっても良いはずなのに民族意識・伝統という保守的な
部分で、それを阻害しているようなきがします。


日本人は宗教観念が曖昧なんで、コマーシャルベースに載ってイメージばかり先行し仏教徒が
「チャペルでウェディング・・・。」なんてカッコが付かないことをやってます。が、これも
可笑しな話です。世界から見ると日本人のアイデンティティーが疑われるところでもあります。



結婚で一番大切なのは、二人の気持ちなんだけど日本の場合、特に田舎に行くほど、それと伝
統ある家柄とかだと、二人の気持ちは二の次・・・って事が侭有るようです。 二人の問題が、
何の疑問もなく二つの家の間の問題になるんです。  非常に日本的というか、民族的ですよ
ね。 

A君♂・Bさん♀の問題がA家・B家の問題にすりかわり、複雑な問題となって行きます。 
それらの問題を政治的な折衝や話し合いで片付けばいいのですが、バランスが取れない場合は
二人の意思を別にして「諦めなさい・・・」となってしう事も有るでしょう。


周囲の大人たちは、「二人がよければ良いのでは・・・・」などと口にはしますが、実際には
全く意味の無い物差しを持ち出して、二人を測りだします。

結婚式場の入り口には案内表示が出ていますが、「〇〇家・△△家 ご両家披露宴会場」 な
どど、氏素性が優先されて、個人は二の次ですね。 



チャーリーの場合は?と言うと、自身国内海外含めて何回かの恋愛を経験していますが、結婚
までたどり着きませんでした。 ある人とは遠く離れてしまったり、親に反対されたり(これ
が一番ショックでしたね。)、時には恋愛の相手が既に結婚していたり・・・。 

チャーリーが親に反対されたケースは、やはり二人の問題を両親が「親の物差し」で測ったか
らですね。もちろん、親は子供の将来を心配をした結果で「その物差しを」押し付けて来た訳
です。 悪気は無いのでしょうが
迷惑な話ですよね。 子供としては、ある程度親の言う事ですから、全く無視するわけにはい
きません。すれば良かったのでしょうけど・・・。 所詮「親心」も将来の事なんて解る分け
ないのですが、いかにも将来が見えるような話をします。  

ですから、誰の意見も・アドバイスも参考にはなりません。 誰も、当事者の2人の将来の事は
解らないのです。それぞれ、勝手な物差しで測って、無責任なことを言っているだけなんです。 

ですから、自分達の決めた道を信じて一歩を踏み出すしかないのです。 



結婚の直前は自営で仕事を持っていたので時間が無ったのに加え、先の親の反対があって結婚
できなかったショックで、しばらくは超落ち込んじゃって・・・・。 そんなこんなで恋愛の
機会も遠のいていました。 それで両親が罪滅ぼしのつもりででしょうか? 親戚と画策し、
まぁどこにでもある田舎の価値観で見合いをする事に・・・。 思えばその頃はなんとなく総て
に流されていましたね。 半分投げやりになっていたような気がします。 何に対しても安易な
方法を選択してしまう傾向があった事は否定できません。 で、結局は考え無しに、なんとなく
で結婚。 ほんとかよ~っ! って思うかもしれませんが、正直そんな感じでした。


チャーリーとチャーリーのワイフは見合いで結婚したので、恋愛期間が有りませんでした。


それからは、良い夫を演じて来たのかな? これ実感ですよ。 だって、恋愛経験無しに、全
く知らない赤の他人と一緒になるんですよ。 デートも2・3回?  そんなんで、相手がど
ういう人間か?なんて解る分けないでしょ! そう思いません? まぁ、デートの回数重ねり
ゃイイってもんじゃないでしょうけど、少なくとも相手がどういう人間か観えてきますよね。 

それも無いんですから、イイ夫を演じるしかないですよ。 ワイフも同じように思っているか
もしれませんネ。

誤解の無い様にお話しますけど、後悔しているという思いはありません。 だって、自分で決
めた事ですから。 そりゃ、判断が間違っていたかもしれませんが、結局何が正しくて何が間
違っていたなんて夫婦の間では白黒ハッキリと付けれないものです。

例えば、他の女性だったら幸せになっていた? と自問自答した時に、明確に「そうだ!」と
も言い切れませんよね。別の女性と恋愛関係に落ちて、今のワイフと離婚し新しい女性と一緒
の生活を始めたとしても、果たしてそれがいい結果を生むかは誰にも解りません。 



チャーリーは夫婦の間の問題はどちらかが一方的に悪いと言う事は100%言い切れないと断
言できます。極端な話、仮に一方に殺されたって、相手を選んだのは本人なんですから。 自
分の判断が間違っていたと言う事になりますよね。 刑事裁判での司法の判断は違うかもしれ
ませんが、少なくともチャーリーはそう思います。  旦那の運転する車で事故に遭い、助手
席の奥さんが亡くなってしまったって、そりゃ事故を起してしまう旦那を自分で選んだのです
から・・・。 


結婚後に相手が別に好きな人が出来たって、それは仕方が無い事です。 不倫だとか不貞だと
か非難する前に、相手の奥さんなり旦那さんを可愛がりましたか、愛情を注いでいましたか?  

それでも結果、別に好きな人が出来てしまったということは、自分の妻や夫に「何かが足りな
い」から或いは「相手の人が何かが優れている」からという単純な比較はできないと思います。

この部分は大変難しく、重要な部分なので重複しますが、お金が有る・無い、容姿が美しいと
か、美しくない、若い・若くない、等とという物差しでは無いのです。 既婚の夫婦(男・女)
に別の心惹かれる人が現れる。 と言う事は、理屈ではなく感性・感情の話なんですね。 です
から、自分の妻と新しく出来た女性を比較しようが無いのです。 ハッキリと要因を挙げるとす
るなら、「別の人だから」 ということになります。 だって、考えてみてください。 恋愛関
係に陥った新しい人が、現在の妻や夫より全ての要因で優れているとは言い切れませんよね。 

個人の感性ですから・・・。




で、話の最初に戻りますが、ワイフも田舎のしきたりや、自分が長女で早く嫁に行かなくては、
とかそんな・こんなで、結婚相手との愛情を確かめ合うとかなんて、どうでも良かったのかもしれ
ませんネ。 その辺は本人に聞いてみなくては解りませんが・・・。


我々が離婚しない、大きな要因はワイフが現在生活している地域のVISAの関係で経済的に自立
出来ていない事。子供達の養育です。 これはチャーリーの責任で、なんとか成人になるまでは義
務を果たさなくてはなりません。


でも、それも千差万別・一つと同じ形がない夫婦の一つの形なんですネ。 良いとか悪いとかの基
準でお話してませんので、その判断は勘弁してください。 到底自分でそんな判断は出来ません。 

もとより、欠陥だらけの人間ですから。 でも、それが人間でそれが私・チャーリーです。 

これから結婚する方達で、この青空トークにお付合い頂いている方があれば、一言チャーリーから
アドバイスをさせてください。

結婚はそんなに良い物ではありませんヨ。 バラ色の人生は、結婚式場のパンフレットの中だけの
ものウェディング業界のコマーシャルの中だけだと思って間違い有りません。 次から次に様々な
問題が現実として降りかかってきます。 ファンタジーの世界ではありませんので、ハッピーな形
になる事は殆ど期待できません。 



そこで・・・。
できるなら、お互い友達同士・自由な立場で長いお付き合いをしたほうが良いと思います。
スウェーデンのサムポ(お試し婚)や 「同棲」という(これも古いな~)形は一つのスマートな選択
枝だと思います。 夫婦別姓も良いかもしれません。 



結婚はお互いを縛ります。 それでも構わない。というので有れば良いのですが、将来何が起こるか
解りません。 人間の気持ちなんて、脆いものです。 気は変るものです。 それが人間です。 


機械(マシーン)ならば、同じ事のくりかえしも出来ますが、人間は感情で動くものです。 美しい
と感じる・不快と感じる・様々な感情がその時々心を支配します。 その時に、美しいと思ったまま
に行動して何が悪いのでしょうか? 今まで良かったものが、何らかの理由で受け入れられなくなる
事も有るでしょう。 

そんな時、結婚は重荷あり、手かせ・足かせでしかなくなります。 

人間自由を奪われるのは、耐え難い事です。  悲劇・不幸を上手く回避する事も、結婚前には考え
ておく必要があります。  チャーリーは今52歳、沢山の仮面夫婦を見てきました。 多くは女性
が我慢をしてしまっているようです。 男はそれすらも気がつかない、無神経な者がいます。 チャ
ーリーの親戚に居ましたネ。 この叔父さんとは普段も話が噛み合いませんでしたが・・・。  

もっと、自由で良いと思います。型にはまらない、フレキシブルな状態・好き勝手で良いと思います。 


これは一つの逃げ道です。 避難路を確保する事と同じです。 つまらない事で思い悩み、相手を縛
り人間性を台無しにしたり自分を追い詰める事はありません。 



本当の相手への「思いやり」「愛情」は高価な結婚指輪では有りません。 役所へ届ける紙切れでも
ありません。 


あなたは、あなたなんですから。 チャーリーの様に周りの大人たちを観て判断するなんて、絶対ダメ
です。してはいけません! 新しい男・女の生活スタイルを造って行けばいいと思います。 シキタリ
伝統常識・道徳は余り役に立ちません。 自分を見失うだけです。人真似で結婚するならそれで良いで
しょう心底相手の人を愛しているなら、そんなものどうでも良いはずです。 


そんな事にこだわる相手は「くそったれ!」 です。 別の人を見つけたほうがイイです。   



とまぁ、チャーリーの結婚観と夫婦生活22年目からのアドバイスです。  

これから結婚しようと思う方々は柔軟な考え方で、古いしきたり、道徳観、なんて気にする事は無いです
よ。 偉そうにしている大人ほど、くだらない物差しで人を測って、中身の無い事をあれこれ言い出しま
す。糞の役にもたちません。


大事なのは自主性を持つ事、主体性を持って行動する事。 是非、若い時から人生を楽しんでください。
そして、本当にあなたを愛してくれる人と人生の道程で出会ってください。 







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