原発を止めない理由・・・無くなるまで何度でも語るよぉー！

反原発関連のトークを続けます。

まぁ、どれだけ原発が馬鹿げたものか、キチガイじみたものか
原発と核開発がこの世から無くなるまでいい続けなくてはなら
ないと思っています。棺おけに片足を突っ込んでもこれだけは
言い続けなくてはなりません。(笑

原子力発電に関連する事業がどこを突付いても矛盾が噴出します。
それも常識ハズレのキチガイじみたものばかりなんで、下手をす
ると問題の焦点がボケてしまいますのでここは一つ的を絞ってい
くとします。　　単純にシンプルに・・・・

原発はどんな機械なんだ？と言うと「巨大湯沸かし器」なんです。
湯を沸かしてその蒸気でタービンをまわして電気を作る機械なん
です。火力発電も同じですね。火力発電は化石燃料を燃焼させて
湯を沸かし、原発は核反応の熱で湯を沸かす・・・それだけの違
いです。

湯を沸かすのにそんな危険な核燃料を使うのか？チャーリーが子
供の頃、アメリカ海軍の原子力空母「エンタープライズ」が建造
されその時に、原子力は無限のエネルギーだから燃料の補充がい
らない、一度に地球を何周も出来る。と聞かされたことを思い出
します。ネガティブな部分は意識的にスルーされていたような気
がします。原子力自体のの負の姿を浮き彫りにするような報道は
なかったように記憶しています。

夢の無限エネルギーで電力を供給するというお題目で原発が始ま
りました。もちろんそれは外面であって実際に関わっている現場
で開発している技術者は原発が如何に危険なものかわかっていた
はずです。建屋内を縦横に走る配管が壊れるとは考えないのでし
ょうか？その危険度も、いったん事故がおきてしまったら、なん
らかの影響で冷却が出来なくなったらどうなるのか？想像しなか
ったのでしょうか？それが専門家なら解かっていたはずです。

ところが、何故かそのような危険なモノの計画が進んで日本全国
に54機もの原子炉が大都市を避け津々浦々に日本中にばら撒かれ
てしまったのです。

原子力開発に関わる技術者が「危険だ」と解かっているモノが何
故計画されて事業化されてしまうのでしょうか？それも、この地
震大国でです。普通なら開発の途中で止めますよね。　さらに
言うなら、2011年東日本大震災で壊れた福島第一原子力発電所を
抱えながら未だに原子力発電に固執しているその姿勢はなんなん
でしょうか？未だに放射線汚染と被曝の危険が消えたわけではな
い進行中の事故です。明日の状況がどう転ぶか、綱渡りの状況で
も止めようとしません。太平洋にはどれだけの汚染水が流れ出て
しまった事でしょうか？

何故止まらないのか？国が推し進めている国策だからです。東電
はじめ原発を所有する各電力会社の意向ではないのです。そこに
は原発でなければならない理由があるはずです。　それは、たっ
た一つプルトニュームを手に入れたいという事です。電力の供給
という単なるエネルギー政策ではなく核武装という軍事政策に直
結しているのです。エネルギーの供給なら何も原発で作らなくて
も、火力でも水力でも同じ電気が安全に供給できます。

プルトニュームは原爆・水爆・核兵器の原料です。日本は核武装
をしたいがためわざわざ国民と国土を危険にさらして、原発を開
発しているのです。

日本はなんと恐ろしい国なんでしょうか？自分の首を自分で絞め
ています。これいじょう自虐的な国が他にあるでしょうか？国民
の命を奪い、土地を奪い生活を奪っているのです。　

そのような事が通る道理がありません。人の道に反しています。

原発・核開発が最初から不可能な事を、「可能」又は「将来におい
て可能になるだろう」として事業を進めているのです。綱渡りです
ね。政治家・官僚には綱渡りの綱の上にいるのは国民なのですがそ
れが解からないのですかね？その中には自分達の家族友人も含まれ
るのですが、その事さえも解からないのでしょうか、もはや人では
ないのでしょう。

戦争を放棄し自衛の軍隊を持っている日本で想定される戦場は国内
です。仮に日本を侵略する国が日本に侵攻した場合に日本政府が持
っている核を使うのは日本国内になります。それって賢い戦略なん
でしょうか？核抑止の観点から見たとしても抑止力のために核兵器
が必要ならば、アメリカ軍が手に余すほど持っています。それで充
分ではないでしょうか？それとも、アメリカの核の傘から外れアメ
リカとの同盟からも手を引くと考えているのでしょうか？


そんな度胸も展望も今の日本の官僚にあるはずありません。どこか
らどう見ても行き詰る原発事業と核開発をなんでこうまで進めるの
か？政治家も官僚も何でこうも簡単な方程式が解からないのでしょ
うか？

自分の首を絞めたらどうなるか・・・普通は苦しくなってその手を
緩めるのですが、何故か思考が停止してしまっているようで、苦し
くなってもその手を緩めません。死ぬでしょう。国が滅びるという
ことです。

矛盾点が無数にあり、行き詰る事が解かっている原子力発電の裏に
はそんな国の方針があるのです。これを改め、止めなくては国民は
ただ税金を徴収される飼い馴らされた家畜に過ぎません。国は方向
転換する気はないでしょう。だとすればどうすれば良いのか個々で
考えて行動するしかないでしょう。チャーリーは海外で仕事を得そ
の地に住んでいます。これも一つの選択です。すくなくとも、家族
を日本に住まわせているより安全であると確信します。