2月11日(土)
たぶん今年に入って、初めて夢を見た。
とても現実的で、怖い夢だった。
その内容はというと…。
場面は、消防の出初式だった。
いつもなら各員配置に着き、それぞれの役割分担で作業を行うのだが、夢ではなぜか、自分ひとりで放水準備をしていた。
水利の確保、給水管・ホースの装着、筒先の準備等…、ところが、やる作業、やる作業、機械も調子が悪くことごとく失敗に終わった。
そして、とうとう放水はできなかった。
みんなから白い目で見られ、地域の方や親友にまで「何もできないじゃないか」と言われてしまった。
「俺のせいかよ!」って叫びたかったけど、言えなかった。
悔しくて、悔しくて…。
…と、ここで目が覚めた。
目が覚めた時、夢か現実か区別がつかないくらい落ち込んだ。(泣)
それは、夢だったけど、案外当たっていたからだ。
今まで自分は、人から与えられた環境で、うまく(ズルイ意味で)やってきただけで、本当はひとりで何もできない。
やっているような振りをしているだけで、まったく本気じゃない。
仕事も家庭も趣味も…何もかも、適当だったような気がする。
35歳を目前にして、本当に目が覚めた。そろそろ自分の人生を懸けて、何かをやらなくてはいけない。