今晩は、今日「サッカー小僧さん」から日本サッカーにおいて、何故?世界と戦える優秀な選手が育たないのか?とのメッセージを戴きました。サッカー小僧さん、ありがとうございました。是非、一緒に考えてみましょう....私見ですが、欧州や南米では優秀なFWが育っています、一番の問題点は育成方法....広い意味での環境が問題なのではないでしょうか?少年サッカーにおける環境だったり、ジュニアユース~高校....へと、一貫性がないのが問題かと思います。日本サッカー協会が指針を出していますが、具体的にどのように指導するかに一貫性が無いように思います。つまり個々の指導者やチーム任せになっています。欧州ではジュニア時代の育成~ユースU世代まで順を追って段階的指導を行っています。久保選手や中井選手を見れば一目瞭然かと感じています。
ではどのようにしたら良いのか?ですが....少年サッカーにおいては8人制のゲームをするだけではダメだと思います。どうしてもスタイルや全体的な要素に拘ってしまい、大事な「ゴールを狙う!」まで中々たどり着けない....例えばだが、ダブルピッチ(ペナエリア12m)で40m(縦)×50m(横)のピッチで4対4+GKのゲームを大会化する....ボール保持側は30秒以内にシュートまで持ち込まないと相手ボールに変わる....バスケット方式、DF側の4人はペナエリア12mラインの外には出られない....相手DFを崩してシュートも良し、ミドルを狙っても良し....ジュニア時代って点を獲る喜びから教えるのが最善かと思います。それとエリア付近ではシュートを選択することが最善であることを指導者が共通の認識で育成する必要があります、大切なことはどう相手DFを崩すか?ではなく、どのようにしてシュートまで持って行くかだと考えます。これは各チームの指導者が同じ認識でないと実現しません。それが日本では難しい課題になっています。
一番手っ取り早い方法は指導者が欧州に出向いて、指導を学ぶしかないように思います。日本協会のナショナルスタッフが1年ぐらい現地に行って....日本に持ち帰り指導しても...難しいかな....4種~2種までその指導方針に従うかも疑問だし....ある意味日本はまだまだサッカー後進国と言えるかも知れません。よくこんな言葉を耳にします、日本人って言われたことや決まりごとは良く守り一生懸命やる....でも時にはその決まり事を無視してプレーするくらいの強いハートが無いと良いFWは育たないのかも知れませんね....その時に叱るのか?起点を変えたことを結果に関わらず褒めるのか?は、指導者の手腕に掛っていると言える。何れにしても指導者がFW育成の大きなカギを握ると思います。
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