最近よく目にするのが、スコットランドリーグやベルギーリーグやオーストリーリーグは、Jリーグよりレベルが落ちるというもの.....根本的にこれらのリーグとJリーグではサッカーが違う、特にDFのやり方だ。Jリーグは組織立ったDF力が求められ、チャレンジする選手に対してのカバーリングが、しっかり約束事として戦術として落とし込んでいる。これに対してこれらの諸外国はマークする選手への責任が明確になっており、個の対応に依存する場合が多い...だから過去の日本人は海外で成功をしなかった。近年は冨安のような異常に個の優秀な選手も増えたが...つまりこれらのリーグだから、レベルが低いから?得点が出来ている...は間違いだ。
一部のチームだけが群を抜いて強豪だ、これがリーグのレベルを引き上げる。分かりやすく言えば、Jリーグの横浜Mや川崎はザルツブルグやセルティックやアントワープには勝てないと思うよ、あのレベルを眼にしても「いや横浜や川崎の方が強い」と考える人がいるならば...サッカーに対する見方が違うので議論にすらならない。特に何かと揶揄されるセルティックは、スペインのラ.リーガに存在したとしても6位以内の力は持っていると思う...ソシエダやビジャレアルクラスの力はあると思うな。明らかに昨年よりレベルが上がっている、マドリードにCLで3-0で敗れたが、55分まではほぼ互角だったよ。戦術的な差や交代メンバーの差はあったが....個々の強さや展開力にさほどの差は感じなかった。ま~個人スキルには大きな差が見えたが....。
リーグに強豪チームがあってこそリーグのレベルが上がる....これってジュニアだってジュニアYだって同じだ、同レベルと対戦しても得るものは無いし、努力目標も無くなる。例えばお互いのリーグの10位同士が試合して決める?とかはできないし...首位に君臨するチームの力量こそが、そのリーグのレベルだと私は思うよ。そうでなければフランスリーグが世界5大?はあり得なくなるよ...(笑)。
リーグ全体の平均レベルで比較しないと…。