押山祐二建築デザイン事務所
横浜で設計事務所を営む56歳
日々の生活、趣味の話、たまに仕事のことも・・・







イチロー選手、
お疲れ様でした。

引退会見、
ネットのLIVE中継ですべて見ましたが、
興味深い発言がいくつか。

メジャーの野球は「頭を使わない野球」に変わりつつある。
日本の中学生のほうが連携は上手いんじゃないか、と。

しかしそれはイチローが、
最近の高校野球・中学野球をゆっくり見ていないから
そう思うのだろうと。

イチローの懸念は、既に日本でも起こっている。
高校野球がメジャー化している・・・と感じるのは僕だけじゃないはず。
WBCで連覇できた頃の日本は、
その「頭を使う野球」を少年野球時代から叩き込まれた選手たちが、
メジャー並みの技術も身に付けたから強かったのであって、
最初からメジャーと同じ野球をやってしまえば、また勝てなくなる。

もう一度、日本の野球に戻ろうぜ、
せめて少年野球だけでも。




コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
考えるのを面倒くさがる人が増えてます (じゅうべい)
2019-03-25 13:21:44
”フライボール革命”、メジャーもつまらなくなったものですね。
イチローの出現で野球にスピード感が取り戻されてきたのに、
結局はまたホームラン重視のパワー野球ですか。
それが高校野球は少年野球にまで蔓延してきているとは
ゾッとします。
飲み掛けの缶コーヒーくらいの重さのボールを投げ、
ノートパソコン1台分の棒を振り回して打ち返す、
そのための技術を磨くために、相応の
腕力・脚力・体力が必要なことは否定しません。
でも、パワーで適当に投げれば打ち取れて、
パワーで適当に打ち返せばホームラン、
というのでは寂しいスポーツになってしまいますね。
AI搭載のロボットにでもやらせればいいのでは、
と思ってしまいました。

他のスポーツも同様らしいですけどね。

携帯およびスマホの普及で、
辛抱と努力と思考が人間から奪われていっている気がします。
考えなくなったら人間ではありませんが、
考えるのを面倒がる人が増えていて、
そのことに恐怖を感じたりしています。
 
 
 
じゅうべいさん (おっしー)
2019-03-27 22:43:13
わが別所ザウルスでは
とにかく考えることに重点を置いています。
たとえば1アウトランナー1・3塁、
ゲッツーでチェンジを第1想定しつつも、
打球によっては3塁ランナーを刺すことや、
あきらめて打者だけアウトにすること、
外野に抜けてしまった場合には
少しでも失点と進塁を防ぐことなど
何パターンもの「準備」を
常に頭に描いておく・・・

この当たり前の野球が、
最近はシニア・ボーイズでも出来ない。

イチローの警告を
各指導者がしっかり考えてくれるといいけど・・・
 
 
 
それはびっくり (じゅうべい)
2019-03-28 13:15:48
状況を想定できるだけ想定しておいて、
対応をいつも思い描いておくなんて、
少なくとも日本の野球においては少年野球から
みっちりと仕込まれていることと思っていました。
声出して連携を確認するのも、野球から波及したか、
サッカーでもバレーボールでもバスケットボールでも、
やるのが常識で、
マンガでも普通に描かれています。
それが野球でできなくなっていると聞くと
びっくりするとともに残念に感じますね。
それを指導せずに、最近の指導者は
何を指導しているのやら、不思議に感じます。
 
 
 
じゅうべいさん (おっしー)
2019-03-31 22:16:52
サッカーやバレー・バスケに比べ、
悲しいかな野球は
個人技でも試合はできてしまうのですよ・・・
シニア・ボーイズは特に、
名門高校に送り出す選手を生み出すために
連携よりも個人技を重視します。
難しい議論になりますが
高校への推薦制度・スカウト制度を辞めない限り
この傾向は止まらないでしょう・・・
 
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