(自宅近くの「ホタルブクロの会」の皆さんのお花畑で撮影)
<パソコンあれこれ (1.Wordのページ設定(続き))>
前回Word のページ設定の既定値が「行数だけを指定する」(&「行数=36」)になっているとフォントサイズを変更した時などに何故行間が広くなってしまうのか、そしてそれはテキストボックスや図形の中に文字を挿入した場合にも発生することについて書きました。
それではこうした場合どうすればいいか?
ひとつは、行間が広くなった段落の段落設定の「1ページの行数を指定時に文字をグリッド線に合わせる」のチェックを外すことです。そうするとその段落についてはグリッド線に合わせることから解放されて文字のフォントサイズに合わせた行間になります。但し、その段落だけなので他の段落の行間と違ってくる可能性があるので、そうした場合は文書としての見た目は良くないでしょう。
二番目の方法は、ページ設定を「標準の文字数を使う」にすることです。そうすると1ページの何行ということが無くなり、各文字のフォントサイズに合わせた行間になります。但し、文書を既に入力後この設定に変えると文書全体の行間が変更されますので、行間調整は必要になってくるでしょう。しかし、行間調整はいつでも自由にできるので全く問題ありません。
私は二番目の方法がおすすめです。白紙の文書を開いたときに最初からページ設定を「標準の文字数を使う」にして文書を作成すれば、行間が異常に広くなったり、テキストボックスや図形の中に文字を挿入した時に行間が広くなりすぎたりということがありません。そして必要なら行間調整を随時やればいいわけです。
長くなりましたが、Word のページ設定の既定値が「行数だけを指定する」(&「行数=36」)になっていることによって起きる問題と対応を私なりに書いてみました。