久しぶりの帰省です。
母と1泊で南紀白浜に行った。
和歌山で育った私は白浜が一番の観光地で子供の頃から良く行った所です。
そんな事で観光はせず 殆どホテルでお喋りをしていました。
93歳の母は 口(お喋り)も胃袋(食欲)も私より元気で 有難い事です。
転倒から足腰が弱ってさすが畑仕事は出来なくなっていますが
日常は本を読んで過ごしている様です。
最近はPCもしなくなり すっかり忘れたわ~と笑っていました。
そんな時は今までなら叱咤激励していたが おぼつかない足元をみると
そんな事を言うのも酷かなと 携帯だけで充分よ と現状を褒めた次第です。
86歳位までは独りで上京していましたが 今は私が帰省する様になっています。
郷里の海は綺麗です。
車窓から逆光に照らされた何処までもつづく太平洋を堪能しての帰省でした。
実家でゆっくりした後は京都に立ち寄った
やはり紅葉時期は混雑していました。
☆1日目
平安神宮
宿から近いと言う事で 毎回、美しい神苑を散策しています
☆2日目
嵐山方面
台風で嵐山の洪水の映像を悲しい思いで見ていましたが
すっかり復興して観光客で賑わって居ました。
他事ながら 観光シーズンに間に合って良かった~と渡月橋界隈を散策し
嵐山の定番コースを歩きました。
京都って 一カ所にいくと そこに観光箇所が幾つもあるので徒歩観光には最高の所ですね
渡月橋 → 天竜寺→ 竹林の道 → 常寂光寺→ 二尊院 → 落柿舎 →
祇王寺 → 大覚寺
渡月橋
山並みの紅葉はもう少し先のようでした。
天竜寺の側でこんな可愛らしい石像にあいました。
落柿舎
祇王寺
嵐山方面の紅葉一番の箇所ですが 残念ながら真っ赤にはほど遠く
この様な秋の祇王寺は初めてでした。
大覚寺
☆3日目
南禅寺 → 永観堂 → 真如寺 → 哲学の道 → 法然院 → 安楽寺
夜 南禅寺 天授庵ライトアップ
2万歩近い 徒歩のみの1日でした。
南禅寺
今の時期 当然人、人、人です。
私が未だ夢うつつの時 主人が早朝 散策に出かけるのが京都の常です
そんな事でカメラを預け 澄んだ南禅寺を撮ってきて貰いました。
どの角度から見ても本当に荘厳な門ですね
南禅寺 日中の天授庵が
夜は姿を変えます。
今回の旅の一番の目的はこの光景を見たい事でした
夕食でアルコールが入ると外には出たがらない主人に 精一杯のよいしょ?をして
夜のライトアップに出かけました。
TVで放映されているJR(そうだ京都に行こう)のキャッチコピーで知られる
あの光景です。
日中とうってかわって静かな参道を進んで大門を入ってすぐの所に
天授庵があり 吸い込まれるように入っていきました。
わ~ぁ 何と美しいのでしょうか!
神秘的な光りの奥にどんな世界があるのだろうかと思い馳せながら
しばし幽玄の世界に酔った夜でした。
永観堂
いつもの様に観光バスがずらり、余りの混雑に塀からのみで静かな目的地に向かいました
真如寺へ白川通りを歩いていると 長蛇の列のお店が。
何だろうと覗いてみると うどん屋さんです。こんなに並ぶほど美味しいのかな~と
最後尾の人となったが 時間が勿体ないと言うことで 目的地に向かいました。
真如寺
甘酒を頂き 一休み
哲学の道
京都は人力車の似合う町ですね。
法然院
山門をくぐると盛られた白砂に清めの水を模様にした白砂壇があります。
百万遍に行き この日の昼食は 京大の食堂です。
京都詣でが始まった頃 京都の知人に教えて頂いたランチの穴場?となって久しい。
☆4日目
東福寺 → 光明院 → 泉涌寺 → 雲龍院 → 祇園
光明院
紅葉時期は東福寺が一番混むようです。
で、余りの混雑に東福寺の六波羅門を出た所の光明院へ。
数年前までは入り口に お心のままに という箱があり 入り口は無人でしたが
今回、拝観料受付があり 様子が変わっていました。
此方の濡れ縁でしばし世間の喧騒から逃れ静かな時間を過ごせました。
こういう時間って 最高に幸せに感じます。
泉涌寺の奥に 雲龍院があります。
蓮華の間
障子を開けると こうなります。
悟りの窓
雲龍院より祇園にいき遅めの昼食 ここでは何時も(おめん)のうどんと鯖寿司です。
錦市場で買い物をし宿に3時着。
☆5日目
京都市美術館 近代日本画の巨人 竹内栖鳳展
ラッキーにも開催中と言う事で午前中は此方で居ました。
旅の〆の昼食は やはり うどん
私は鱧天うどん、一本の薄い色の付いたうどんが乗っていて そのうどんをお箸で
結んで頂くと 願いが叶う と店員さんの説明に 今回もこうして2人揃って
旅が出来た事に感謝して頂きました。
いつものように思いつくままの5日間でしたが やはり好きな所は毎回行きたく
矢っ張り来年も予定に入れたくなりますね。
7,8年前までは京都の知人が車で各地に連れて行ってくださいました。
そんな時期が数年あり贅沢な事でしたが車では方向感が???です。
今は自分の足で行ってますので目的地にたどり着く喜びがあります。
そして観光バスの入らない 静かな京都が大好きです。
さて今週から工事が始まっています。
ツル新雪がア~チに納まらず壁面にも伸びています。
で、ペンキ塗りに不都合なのでこの際ア~チのみに納まる様
伸びた枝をかなり剪定しました。その折りの蕾です。
工事中でもあり 年末に向かって何かと気ぜわしい事ですが
そろそろ年賀状の絵柄を考えなくては、これは私の好きな作業です。