やまなかまへ

いい歳をした山好きから、お仲間への山行報告です。
次の山登りの参考になれば・・・

2016.10.18-19 笛吹川東沢釜ノ沢東又

2016-10-20 | ハイキング

2011.9.26に台風一過の晴天を信じて釜ノ沢に遊びに来た。その時は、1級の初心者の沢ということで気軽に来たのだが、ものすごい水量で釜ノ沢の出会いを見落とし、隣の信州沢をつめて帰ってきた。
今回はリベンジ登山。今度は間違えないぞ。 

【メンバー】はちえもん デナリ エイミ

【コースタイム】
17 和歌山16:00=甲府昭和IC=23:00みとみ道の駅 泊

18 西沢渓谷入り口駐車場に移動 5:55→車止めゲート→二股→6:45鶏冠谷出合→7:30ほらの貝沢出合→8:17山の神→8:50乙女滝→9:10東のナメ→9:50西のナメ→(10:00前回泊地)→10:40金山沢・釜ノ沢出合→10:02魚留の滝→11:50両門の滝→13:15  1771mテン場 泊

19 テン場5:50→ミズシ沢出合→木賊沢出合→8:30ポンプ小屋→9:00甲武信小屋→9:20甲武信岳→10:00木賊山→10:05戸渡尾根分岐→11:15徳ちゃん新道分岐→12:15徒渉点→12:55近丸新道登山口→13:15駐車場=みとみ笛吹の湯=22:00和歌山

18日 鶏冠谷出合で沢シューズに履き替え徒渉、この後山の神までは登山道がついていて水に触れることはない。前回の激流も今日は穏やかで「紅葉はまだか」と、景色を楽しみながら登る。前回、腰近くの渡渉・高巻きを繰り返し16時近くにやっと到達したテンバに、今回は10時過ぎに到着。釜ノ沢の出合もすぐにわかり、2度目でやっと魚留の滝を拝めた。ここは一見ツルツルのスラブに見えるが右岸を簡単に巻きあがれる。続く長大な滑床は「千丈のナメ」というらしい。”両門の滝”は左右からの滝が1つの釜に注ぎ込む美しい滝。ここは右から滝口近くに巻く。滝上で右から迷沢を渡る。次の、トイ状の”薬研の滝”とその上の10㍍滝も巻くとひたすら河原歩き。倒木が多い”広河原” に入ると両岸の林の中にも道がある。地図の1771メートルのポイント付近でこの日の行動を打ち切る。
沢だけに焚火の薪は取り放題。着火剤を忘れたが、ダケカンバの樹皮は素晴らしくよく燃え、楽に火おこしができた。

 19日 テン場から、林の中の踏み跡をしばらくたどってから沢に入る。水師沢の出合で右に行く。10メートルの滝を左岸から巻くのだが、沢べりを離れないようブッシュの中の急な岩場を木の根頼りに上る。取付きがわかりにくく、木賊山からのガレ場に入ると間違いです。かなり滝上まで上がるが左下に木賊沢と本流の合流点が確認できる。水量も少なくなり、ナメなども出てきて楽しい。甲武信小屋のポンプ場で沢装備を外し、甲武信岳へ上る。ガスが湧いて遠くの景色は見られなかった。この後、木賊山、戸渡尾根、近丸新道を経て下山。
公営温泉の「笛吹の湯」で汗を流し、道の駅で果物をゲット。和歌山には10時に到着できた。

・近丸新道ではヌク沢を渡渉したあと、石英があちこちで露出しており、またトロッコのレールだろうか軌道跡を歩く。以前、硅石を取っていたらしい。
・甲武信小屋の情報として冬山装備を勧めていたが、穏やかで温かく秋の山を楽しめた。紅葉はもう一つで中腹で少し色づいていた。
・滝の直登はザックが軽くても難しそうにみえた。 



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