きりうゆかりの難民部屋

ボツ原稿、発表のあてのない原稿、出だししか書いてない小説などをアップしています。

悪の女幹部に年をきくものじゃなくてよ!(@ANALマン)

2010-06-15 17:51:28 | Weblog
 ながいことほったらかしですまん。このブログは「ぐう」を利用しているため、「ぐう」の使い勝手が激悪くなってからは覗くことすらままならなかったのである。では、今どこでこれを打ってるかとゆうと、でーてーぴーの学校のぱそを勝手に使って打ってるのである(笑)。

 久しぶりの日記だが5月のmixiに書いたものです。

 ま~~~た声楽、つうより、オノレで勝手にレコード(古っ)に合わせて、楽譜を入手する手間もかけんと歌ってるだけのことの話題かよ、と思うであろう。ところがその通りなのだ。だって書くことがねえんだもん。

 声楽の先生は、初対面のとき私が「『トスカ』を歌いたいです」と言ったら、悪の女幹部のような嘲笑の高笑いをなさりながらソファごとひっくりかえった。きっと笑ってくれるだろうと思っていたから私も嬉しかった。

 でもって、マイミク関係者は案外しらん人が多かったりするので、http://www.youtube.com/watch?v=W0fXvyuiWvs まあこんなもんである。右に羅列してある他の人たちのも聴いてみて。正式な題名は「歌に生き、恋に生き」であるが、表題曲ではなく、オペラの曲名つーのは歌いだしの最初の数行が即題名であって、これではコードの名前によって「Cの二日酔い」(二日酔いの日に作ったから)だの「皆野町のE」(初演の場所)だのまるで内容がイメージできない題をてきとうにつけてるジャズのかたがたと一緒である。おまけに、「歌に生き恋に生き」つうのは誤訳であって、原語の「あむーる」はちちくりあうほうのあむーるではなく、神への愛である。案外しらん人が多かったりするのでゆうと、こりは恋人の命をカタに、悪代官にテーソーを差し出すよう迫られたヒロインが、「神を愛し歌を愛し貧しい人にはホドコシをしてやりこんなに信心深くて親切で否の打ち所のないあたしをどうして神様はこんな目にあわせるのよ」という内容の歌である。ほんまにその通りだからしょうがないが私が言うと誰も信用してくんないのはなぜだ。

 で、こないだ某マイミク様から「さすが声楽やってる人はちがふ」などとおだてられたのでいい気になって、「もうそろそろ『トスカ』いけるんじゃない、あたくし?ほほほほほのほ」とまあ、そのなんだそういうことである。

 とりあえず、例によって1番は2番の繰り返し、とゆう日本音楽の常識のまったく通用しない曲構成に四苦八苦しておる。「作曲者は音符ひとつひとつが言葉なのよ」という、まるで「のだめ」の世界のような先生の言葉を理解できない、つうか、「作曲者は自己表現せんでええですから」という脳味噌でいるので当然のことながら最初の一行からまるで進まないのである。私は、音符に託した作曲家の心をいつか理解するかもしれないが、そのときにも、「言いたいことあるんだったら字で書けよ」と思ってることであろう。