続・俺がハムになるまで語り明かそう

旅行でかかった費用や素直な感想など、旅の記録を書いていきます。色々無知なところもありますがゆるーく見てください

'19カンボジア旅 ④ アンコールワットの朝日

2020-08-17 07:00:00 | 海外旅行
翌朝4時45分、そろそろトゥクトゥクドライバーのピットゥーさんが迎えに来る頃なので部屋を出ます。

出かけ際にホテルスタッフが簡単なお弁当を持たせてくれました、朝食付きプランなので朝食の代わりなのでしょう。
心遣いが嬉しいです(❛ω❛)


ホテルから出ると少し肌寒かったんですが「カンボジアだし昼間動くから暑くなるし」と思ってそのままハーフパンツで出かけたのが失敗でした。


ご覧ください、ピットゥーさんはぶ厚い防寒着を着ています。

わたくし『カンボジア=どんな時でも暑い』と思っていたのですが大間違いでした。

カンボジアのシェムリアップは11月ころから乾期となり、湿度が低くカラッとしているので昼間はとても快適なんですが、深夜から早朝にかけては普通に寒いです。

今までタイやベトナム、台湾に行きましたが早朝動くことはなかったので朝の気温のことは気にしていませんでした。

ちなみにベトナムのホーチミンは11月半ばに行き深夜までウロウロしていましたが湿度が高かったせいか特に寒くなかったです不思議。

わたくし寒すぎてガタガタ震えながらトゥクトゥクに乗っていました。
その時の映像をご覧ください。
(音が出ます)
上着は長袖のシャツを着てきたのがせめてもの救いです。

わたくし的には朝一は寒くない格好でリュックを背負って着替えやタオルなどを持ったいった方がいいと思います、その方が後で服装の調整ができます。


さて、このまま何十分も乗っていたら風邪をひくかもと不安を感じつつ揺られること10分、アンコール遺跡群に入るためのチケット売り場に到着しました。

このチケット販売所、てっきりチャールズ・デ・ゴールと書いてあるアンコールワットに伸びた真っ直ぐな道沿いにあるかと思ってたんですが、地図で見るとだいぶ外れにあるんですね。
赤丸のホテルからちょうど半分くらいの距離です。

とりあえずは一旦凍えるような風に当たらなくて済むのでホッとしました。

チケットはこのオフィスで販売しているので中に入ります。

チケット売り場に行くともうすでに何人かの観光客が並んでいました。

ここで気をつけたいのが並ぶ列です。

アンコール遺跡群のチケットは1日、3日、7日券とあり期間内の好きな時に使えます、欲しいチケットの列をよく見て並びましょう。

わたくしは1日券でしたのでこの列に並びました。
光で見にくいですが1Dayと書いてあります、1天とは中国語で1日って意味でしょうかね。

クレジットカードも使えますが残念ながらアメリカンエキスプレスは使えないようでした。
わたくしこの時は現金で支払ったので問題ありません。

チケットの値段は以下の通り、数年前に比べてかなり上がっているので今後も値上がりする可能性があります。

1$=¥105
1日券 37ドル(3885円)
3日券 62ドル(6510円)
7日券 72ドル(7560円)
日数が長いと割安になります。



お金を払うとその場でカメラを見ろと言われ写真を撮られます。
数分待ってチケットに顔写真が入ったものを渡されて終わり。
いわゆる通行証みたいなものですね。

ちなみにここで買えるチケットは小回り大回りルートで入れる遺跡群なので郊外遺跡には入れません。

郊外遺跡に入るには別途遺跡に行く途中でチケット売り場があるのでそちらで購入します。
以下は郊外遺跡の入場料です。
ベン・メリア           5ドル
・プノン・クレーン   20ドル
・コー・ケー           10ドル
・プレア・ヴィヘア   10ドル


さて、チケットを購入して再びガタガタ震えながらトゥクトゥクで走ること10分、チケットコントロールに到着。

チケットコントロールとはチケット持ってるか確認するところです。

このようにカーブを通り出口で一旦止まり、係員に先程購入したチケットを見せて通り抜けるのです。

チケット無しで遺跡群を観光しに行き見つかると最大300ドルの罰金を取られるので絶対にやめましょう。


チケットコントロールから約10分、アンコールワット遺跡の前に到着しました。
この時まだ5時30分くらいでかなり暗いです。
トゥクトゥクは未舗装の空き地に止めるのでものすごい揺れます笑



ピットゥーさん「その川沿いを右に行って左にある橋を渡るとアンコールワットだよ、ここで待っているので2時間くらいで戻ってきてください」

ブタ「OK牧場」


時間的にお弁当は帰ってきてから食べることにしました。
トゥクトゥクは揺れるし暗いので行きの車中で食べるのはお勧めしません。


川沿いを右に曲がったところ。



左に橋があったので渡ります。
すでに美しい…。


この橋は臨時の橋のようで、本来の橋は修復作業のためか通行止めになっていました。


Googleマップだとこのようになってます笑
ポリでできた浮き橋なので渡っているとフワフワします。


こちらがアンコールワットの入り口。








うぉーーーーっ!
絵になる笑

ここですでに感激してます、とてもキレイです。
石畳がめちゃくちゃいい感じ。


朝日を見るポイントに到着。
ハイコントラストなシルエットがまた美しい、まるで切り絵の世界。

ここは手前に池があり写真映えするポイントなのですが、真ん中にたくさん人の影があるのが見えますか?
結構な人がいて賑やかです。

暗い上にたくさん人がいるので誰かの足を踏んづけてしまい「オーマイガー!」を連発されました。
ソーリーソーリーと謝りましたほんとにすいません。

ちなみにアンコールワットは左右に池がありどちらも撮影スポットですが、朝日の位置的に左側の池が人気のようです。


気温は何度かな?と思って確認したら17度、ホテルを出た1時間前なら15度くらいでしょうか?

日本でいうと10月〜11月の最高気温です、トゥクトゥクで走ったらそりゃ寒いわけだ…。



そろそろ朝日が顔を出す時間です、徐々にあたりが明るくなってきました。




さあご覧ください、これがアンコールワットの朝日です。






今まで写真でしか見たことがなかったアンコールワットの朝日、実際には見るというよりその場の空気を感じるという表現の方が正しいかもしれません。
神々しい、カンボジアに来てよかった(❛ω❛)


動画もご覧ください。


そしてこんなオシャレな写真も撮れました、1番のお気に入りの写真です。



人が多いんですがみんな譲り合いをしながら写真を撮ったり場所を空けたりしているので雰囲気はとても良いです。
さっきは知らない人の足踏みましたけど。




そして少し朝日が登るとみんな次々と遺跡の方に向かうので好きなだけ写真を撮るチャンスです。

こんな感じで人が減ります。



それではアンコールワットの中を見学しに行きましょう。

'19カンボジア旅⑤へ続く