ラオスの蘭(Orchid of Laos)

ラオス在住者によるラオスを中心とした蘭+αを紹介します。by Ken

Cleisomeria lanatum

2013-05-29 08:27:43 | Cleisomeria
Cleisomeria lanatum

タイ語ではเอื้องเขี้ยวเสือลาย:ウアング・キアオ・スアラーイ(豹の牙)

一見地味な蘭ですが、よく見ると小さな花の集合体ですばらしい。

自生地はミャンマー、マレーシア、カンボジア、ラオス、ベトナム、ボルネオ




Eulophia herbacea

2013-05-25 15:09:45 | Eulophia
Eulophia herbacea

タイ語ではเอื้องแมงมุม(ウアング・メングムム:蜘蛛の蘭)

自生地はヒマラヤ、インド、バングラ、ミャンマー、タイ、ラオス
標高は1000-1500m
開花は5-6月。

グリーンの背ガクと側ガクが特徴です。
びっくりするほど良い匂いがします。




Dendrobium moschatum

2013-05-21 14:45:08 | Dendrobium
Dendrobium moschatum

Dendrobium chrysanthum から訂正。

タイ語ではเอื้องจำปา(ウアングチャンパー:プリメリアの蘭)

自生地は西ヒマラヤ、東ヒマラヤ、アッサム、バングラ、インド、ネパール、ブータン、シッキム、
ビルマ、海南、タイ、ラオス、ベトナム
標高は300-900m

特徴は茎が1.5mを超える巨大であることでしょうか。とにかく場所を取るので置く場所に困ります。


Aerides multiflora

2013-05-18 16:49:23 | Aerides
Aerides multiflora


ラオス語ではເອື້ອງ ພວງມະໄລ(ウアングプアングマライ:花輪)
タイ語ではมาลัยแดง(マーライデング:赤い花輪)

比較的大きな立派な花をたくさんつけます。

直射日光に弱いようです。







Rhynchostylis coelestis

2013-05-18 16:31:46 | Rhynchostylis
Rhynchostylis coelestis

ラオス語ではເອື້ອງ ເຂົາຄວາຍ(ウアングカオクワイ:水牛の角)
タイ語ではเขาแกะ(カオケッ:ヤギの角)

やはり花が奇麗なので、村でもよく見かける蘭です。
栽培も簡単です。


この写真を撮った瞬間に、カメラが動かなくなってしまいました。困った!

Geodorum recurvum

2013-05-13 18:28:01 | Geodorum
geodorum recurvum

土着性の蘭で、球根を形成するタイプです。
色も白以外に黄色があるのか、それとも黄色は別の種なのでしょうか。

自生地は広東、海南、雲南、北タイ、ベトナム、ラオス。



今日はバンコクから更新です。

Taeniophyllum pusillum?

2013-05-07 15:16:38 | Taeniophyllum
Taeniophyllum pusillum

タイ語ではเอื้องไร้ใบ(ウアング・ライバイ:無用性の蘭という意味)

自生地はカンボジア、ベトナム、タイ、マレーシア、ジャワ、スマトラ、ボルネオ、ラオス
標高は150-1600mの森林

Chiloschistaだと思っていたのですが、どうも花芽が分化してきた様子を見ると、
Taeniophyllum pusillumだと思われます。



Chiloschista lunifera

2013-05-06 10:21:21 | Chiloschista
Chiloschista lunifera

タイ語ではพญาไร้ใบ(パヤーライバイ:葉の無いパヤー(王))
名前の通り葉が有りません。

自生地は東ヒマラヤ、インド、アッサム、ミャンマー、タイ、ラオス
標高は150-600m

小さな花をたくさんつけます。花の大きさは差異が大きいようですが、この写真の花は5ミリくらいでしょうか。

2013年5月5日撮影。

Cymbidium aloifolium

2013-05-02 13:14:08 | Cymbidium
Cymbidium aloifolium

タイ語ではกะเรกะร่อน ด้ามข้าว (カレッカローン・タームカオ)
カレッカローンというのはシンビジウムの意味で、タームカオというのは、モルタルなどを塗るヘラを意味するようです。
リップの形状がヘラなのでしょうかね。

自生地はアッサム、ネパール、スリランカ、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、マレーシア、ジャワ、スマトラ
標高は0-1500m。


リップがこのようにストライプ状になっているのが、Cymbidium aloifoliumで、C. bicolorはストライプになっていないことで
見分けると、以下のブログに出ています。
http://presam77.blogspot.com/2011/04/cymbidium-aloifolium.html