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オーケストラ《エクセルシス》

~知られざる作品に光を当てるオーケストラ~
第2回演奏会は無事に終了いたしました。
どうもありがとうございました。

第2回演奏会 ソリスト紹介

2010-09-30 | ソリスト紹介
小山 啓久(こやま ひろひさ)
ヴァイオリン奏者

那須塩原市出身。
東京音楽大学を卒業後モスクワにてエドゥアルト=ダヴィドヴィチ=グラーチ教授に師事する。
2000年 第一回目のソロ・リサイタルを開き、それ以降公演を重ねる。
2001年より、21世紀弦楽三重奏団を主宰、全国各地で演奏会を開催する。
2003年 北海道後志夏季音楽祭札幌時計台ホール公演にて元 九州交響楽団コンサートマスター河邊俊和氏とM.モシュコフスキィ作曲の2台のヴァイオリンとピアノの為の組曲を共演する。同年10月には茨城県真壁町社会福祉協議会から、音楽文化を通じての地域への貢献に対し表彰を受ける。
2005年より、NHK交響楽団首席クラリネット奏者磯部周平氏とのクラリネット五重奏曲のコンサートシリーズを開始し毎日新聞等各紙で紹介され高い評価を受ける。
現在、磯部周平室内合奏団、センチュリー・ソロイスツ室内管弦楽団のヴァイオリン奏者として、また各オーケストラのコンサートマスター・首席奏者を務め、東京を拠点にソロ・室内楽を中心とした演奏活動を全国的に展開している。

第1回演奏会

2010-09-20 | 過去の演奏会
【第1回演奏会】

 2010年 9月20日(月・祝)14時開演(13時20分開場)
 於:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール

オール・ステーンハンマル・プログラム
  序曲「エクセルシオール!」 作品13  http://ml.naxos.jp/work/495905
  ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 作品23  http://ml.naxos.jp/work/495904
  交響曲第1番 ヘ長調  http://ml.naxos.jp/work/81137

 ピアノ独奏:和田記代(ステーンハンマル友の会主宰)
 指揮:大浦智弘


全席自由 1,000-

作曲家のステーンハンマルって、どんな人?

ステーンハンマルって、どんな人?

2010-09-20 | 情報コーナー
 北欧の作曲家というと、フィンランドのシベリウス、ノルウェー、デンマークのニルセン(ニールセン)の名前があがるくらいでしょうか。

 第1回演奏会で取り上げるステーンハンマルは、スウェーデンの出身で、
 スウェーデンの歌心と独特の響きが、ロマン派の作風と相まって、耳馴染みよく心地よい音楽を書いた作曲家です。


 1871年にスウェーデンのストックホルムで、建築家で作曲家でもある父と、スウェーデン独立の父グスタヴ・ヴァーサ王家の血を引く貴族の出身で音楽的素養のある母の間に、ヴィルヘルム・ステーンハンマルは生まれました。
 9歳でピアノ・ソナタを作曲するなど神童ぶりを発揮、16歳で真剣に音楽に打ち込み始め、ピアノをクララ・シューマンの弟子のアンデルソンに、作曲をシェーグレン(*1)に学びました。

 20歳代前半でベルリンへ留学した際、ワーグナーの「ニーベルングの指環」に魅了されています。この前後からピアニストとして活動を始め、自身のピアノ協奏曲第1番(1893年作曲)をR.シュトラウスやハンス・リヒターの指揮のもとで演奏もしています。
 後には指揮者としても活動し、1907年イェーテボリ交響楽団の音楽監督兼指揮者に就任、同楽団の水準をを高めるとともに、同時代のシベリウスやニルセンを始め、R.シュトラウスやマーラー、ドビュッシー、ブルックナーなどの作品を積極的に紹介しました。

 作曲家としては、初期はワーグナーやブラームスの影響が抜けないものでしたが、シベリウスの交響曲第2番に接して衝撃を受け(1902~3年頃)、作風を変えていきます。
 ノルウェーがスウェーデンから完全に独立した1905年、ヘイデンスタムの愛国詩「ひとつの民族」に曲を付けてカンタータを作曲、これが国民の心に強く響き、第2曲「スヴァーリエ(スウェーデン)」と第3曲「市民の歌」は聴衆が起立する習慣まで生まれました。「スヴァーリエ」は第2の国歌とされています。この後、スウェーデン狂詩曲「冬至祭」やピアノ協奏曲第2番(1907年)、2つのセンチメンタル・ロマンス(1910年)、管弦楽のためのセレナード(1913年/1919年改訂)、ト短調の交響曲(1915年)と代表作を完成させていきます。

 1923年、イェーテボリ響の職を辞してストックホルム歌劇場の音楽監督に就任。この年には、カヤヌス(*2)の指揮で自作のピアノ協奏曲第2番を共演するためにヘルシンキを訪問しています。
 指揮者、ピアニスト、と多忙を極めたため健康を害し、1925年には歌劇場の職も辞任。闘病生活の末1927年に56歳で亡くなりました。

(*1) シェーグレン・・・スウェーデンの作曲家(1853-1918)。歌曲を中心に作曲。
(*2) カヤヌス・・・・・フィンランドの指揮者、作曲家(1956-1933)。シベリウスの擁護者。ヘルシンキ初の常設管弦楽団を創立。


もっと詳しくステーンハンマルを知りたい方は、こちらをご覧ください
      → 斉諧生音盤志~作曲世家「ステーンハンマル」

今後の練習スケジュール(2011年4月11日更新)

2010-09-16 | 練習予定
第2回演奏会に向けた練習スケジュールです。

4/ 9(土) 13:00-16:30 浜離宮朝日ホール リハーサル室
4/23(土) 13:00-16:30 浜離宮朝日ホール リハーサル室

5/14(土) 13:00-17:00 弦分奏/古石場文化センター 音楽スタジオ
          木管、金管は別途連絡いたします。
5/21(土) 13:00-17:00 弦分奏/永福和泉地域区民センター 第二音楽室
          管分奏/下高永福会議室 洋室1
5/28(土) 13:00-17:00 合奏/下高永福会議室 洋室1
6/11(土) 13:00-17:00 弦分奏/新宿区内の施設(別途連絡いたします)
          管分奏/下高永福会議室 洋室1
6/19(日) 9:00-16:00 横須賀芸術劇場 小リハーサル室
7/ 2(土) 12:20-18:40 かつしかシンフォニーヒルズ 練習室1
7/23(土) 13:00-17:00 江東区総合区民センター リハーサル室
7/30(土) 9:00-21:30 浜離宮朝日ホール リハーサル室
7/31(日) 9:00-16:30 浜離宮朝日ホール リハーサル室
8/ 6(土) 12:20-18:40 G.P./かつしかシンフォニーヒルズ 練習室1