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オーケストラ《エクセルシス》

~知られざる作品に光を当てるオーケストラ~
第2回演奏会は無事に終了いたしました。
どうもありがとうございました。

第2回演奏会作品の音源情報

2011-06-14 | 情報コーナー
過去に出ていた音源情報、わかる範囲でまとめました。


ミエチスワフ・カルウォヴィチ:交響曲ホ短調「復活」 作品7
Miecyslaw Karlowicz : Symphony in E minor ‘Rebirth’ op.7
 I. Andante - Allegro
 II. Andante non troppo
 III. Vivace - Molto meno mosso ? Tempo I
 IV. Allegro maestoso - Allegro ben moderato

Jerzy Maksymiuk (cond), Sinfonia Varsovia
2008年6月(1918年11月11日のポーランド独立から90周年を記念して)
17:42 / 14:54 / 5:06 / 12:08
[BeArTon CDB042]

Antoni Wit (cond), Warsaw Philharmonic Orchestra
18:41 / 11:54 / 5:44 / 10:31
[NAXOS 8572487]

Jerzy Salwarowski (cond), Warsaw Philharmonic Orchestra
17:41 / 11:07 / 5:43 / 9:34
[DUX DUX0656]

Gianandrea Noseda (cond), BBC Philharmonic Orchestra
14:28 / 9:17 / 5:15 / 10:33
[CHANDOS CHAN10171]

Bohdan Wodiczko (cond), Pomeranian Symphony Orchestra in Bydgosz
15:06 / 10:32 / 5:14 / 10:05
[OLYMPIA OCD304]

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ミエチスワフ・カルウォヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 作品8
Miecyslaw Karlowicz : Violin Concerto in A major, op.8
 I. Allegro moderato
 II. Romance: Andante
 III. Finale: Vivace assai

Ilya Kaler (vn), Antoni Wit (cond), Warsaw Philharmonic Orchestra
2009年2月
12:52 / 9:02 / 7:28
[NAXOS 8572274]

Tasmin Little (vn), Martyn Brabbins (cond), BBC Scottish Symphony Orchestra
12:26 / 7:37 / 6:53
[Hyperion CDA67389]

Konstanty Andrzej Kulka (vn), Witold Rowicki (cond), Warsaw Philharmonic Orchestra
13:10 / 8:56 / 7:03
[OLYMPIA OCD304]
[MUZA/Polskie Nagrania PNCD473]

Konstanty Andrzej Kulka (vn), Kazimierz Kord (cond), Warsaw Philharmonic Orchestra
12:29 / 8:01 / 6:56
1999年8月
[CD ACCORD ACD071]

Dorota Anderszewska (vn), Friedemann Layer (cond), Montpellier Languedoc-Roussillon National Orchestr
13:33 / 8:16 / 8:03
[ACCORD 4769827]

Agata Szymczewska (vn), Jerzy Maksymiuk (cond), Sinfonia Varsovia
15:11 / 10:16 / 7:37
[BeArTon CDB043]

Stanislaw Wislocki (vn), Witold Rowicki (cond), Warsaw Philharmonic Orchestra
14:15 / 9:00 / 7:16
[Polskie Nagrania PNCD1277]

Edward Zienkowski (vn), Takao Ukigaya[浮ヶ谷孝夫] (cond), Filharmonia Pomorska
21:17 / / 7:18
[Thorophon CTH2046]

Nigel Keneddy (vn), Jacek Kaspszyk (cond), Polish Chamber Orchestra
13:58 / 9:30 / 6:55
[EMI 3799342]

Piotr Plawner (vn), Czeslaw Grabowski (cond), Zielona Gora Philharmonic Orchestra
13:29 / 8:59 / 7:06
[DUX DUX0540]


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ジグムント・ノスコフスキ:演奏会用序曲「モルスキェ・オコ」
Zygmunt noskowski : Morskie Oko, concert overture

Gbriel Chumura (cond), National Polish Radio Symphony Orchestra
13:07
[Sterling CDS10832]


Witold Rowicki (cond), Polish National Symphony Orchestra in Warsaw
12:56
[OLYMPIA OCD389]

ステーンハンマルって、どんな人?

2010-09-20 | 情報コーナー
 北欧の作曲家というと、フィンランドのシベリウス、ノルウェー、デンマークのニルセン(ニールセン)の名前があがるくらいでしょうか。

 第1回演奏会で取り上げるステーンハンマルは、スウェーデンの出身で、
 スウェーデンの歌心と独特の響きが、ロマン派の作風と相まって、耳馴染みよく心地よい音楽を書いた作曲家です。


 1871年にスウェーデンのストックホルムで、建築家で作曲家でもある父と、スウェーデン独立の父グスタヴ・ヴァーサ王家の血を引く貴族の出身で音楽的素養のある母の間に、ヴィルヘルム・ステーンハンマルは生まれました。
 9歳でピアノ・ソナタを作曲するなど神童ぶりを発揮、16歳で真剣に音楽に打ち込み始め、ピアノをクララ・シューマンの弟子のアンデルソンに、作曲をシェーグレン(*1)に学びました。

 20歳代前半でベルリンへ留学した際、ワーグナーの「ニーベルングの指環」に魅了されています。この前後からピアニストとして活動を始め、自身のピアノ協奏曲第1番(1893年作曲)をR.シュトラウスやハンス・リヒターの指揮のもとで演奏もしています。
 後には指揮者としても活動し、1907年イェーテボリ交響楽団の音楽監督兼指揮者に就任、同楽団の水準をを高めるとともに、同時代のシベリウスやニルセンを始め、R.シュトラウスやマーラー、ドビュッシー、ブルックナーなどの作品を積極的に紹介しました。

 作曲家としては、初期はワーグナーやブラームスの影響が抜けないものでしたが、シベリウスの交響曲第2番に接して衝撃を受け(1902~3年頃)、作風を変えていきます。
 ノルウェーがスウェーデンから完全に独立した1905年、ヘイデンスタムの愛国詩「ひとつの民族」に曲を付けてカンタータを作曲、これが国民の心に強く響き、第2曲「スヴァーリエ(スウェーデン)」と第3曲「市民の歌」は聴衆が起立する習慣まで生まれました。「スヴァーリエ」は第2の国歌とされています。この後、スウェーデン狂詩曲「冬至祭」やピアノ協奏曲第2番(1907年)、2つのセンチメンタル・ロマンス(1910年)、管弦楽のためのセレナード(1913年/1919年改訂)、ト短調の交響曲(1915年)と代表作を完成させていきます。

 1923年、イェーテボリ響の職を辞してストックホルム歌劇場の音楽監督に就任。この年には、カヤヌス(*2)の指揮で自作のピアノ協奏曲第2番を共演するためにヘルシンキを訪問しています。
 指揮者、ピアニスト、と多忙を極めたため健康を害し、1925年には歌劇場の職も辞任。闘病生活の末1927年に56歳で亡くなりました。

(*1) シェーグレン・・・スウェーデンの作曲家(1853-1918)。歌曲を中心に作曲。
(*2) カヤヌス・・・・・フィンランドの指揮者、作曲家(1956-1933)。シベリウスの擁護者。ヘルシンキ初の常設管弦楽団を創立。


もっと詳しくステーンハンマルを知りたい方は、こちらをご覧ください
      → 斉諧生音盤志~作曲世家「ステーンハンマル」

ステーンハンマルの音楽

2010-03-14 | 情報コーナー
北欧の歌心とロマン溢れる、美しい音楽です。

序曲「エクセルシオール!」(動画投稿サイトへのリンクです)
その1(前半部分)
その2(後半部分)


交響曲第2番の新録音が出ます!
残念ながら(?)、第1回演奏会で演奏する第1番ではありませんが・・・
レーベルサイトで試聴できるようです。いつまで可能かは不明。。。
こちらでレーベルの新譜ページに飛びます

音源情報

2009-09-15 | 情報コーナー
過去に出ていたCD情報です。


序曲「エクセルシオール!」op.13

【BIS】BIS-CD-251 / BIS-CD-714 (5枚組廉価盤)
  ネーメ・ヤルヴィ指揮 イェーテボリ響(1983.9)

【Deutsche Grammophone】(2枚組) 445 857-2 / POCG-1903 / PROA-64 (廉価盤)
  ネーメ・ヤルヴィ指揮 イェーテボリ響(1992.12)

【NAXOS】 8.553888
  ペッテル・スンドクヴィスト指揮 ロイヤル・スコットランド国立管(1996.8)

【Virgin Classics】5 45244 2
 パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ロイヤル・ストックホルム・フィル(1996.9-10)

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ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 op.23

【EMI CLASSICS】CDM 5 65081 2
  ヤーノシュ・ソリュオム(p)、スティグ・ヴェステルベリ指揮 ミュンヘン・フィル(1970.11)

【BIS】BIS-CD-476 / BIS-CD-714 (5枚組廉価盤)
  クリスティーナ・オルティーズ(p)、ネーメ・ヤルヴィ指揮 イェーテボリ響(1989.5)

【Musica Sveciae】MSCD622
  グレータ・エーリクソン(p)、エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮 スウェーデン放送響(1989.9)

【CAPRICE】CAP21448
  アンデシュ・シルストレム(p)、ハンヌ・コイヴラ指揮 イェフレボリ響(1993.9)

【EMI CLASSICS】 3 54335 2
  マリ・レアベク(p)、オッコ・カム指揮 デンマーク国立放送響(2005.1)

【hyperion】CDA67750
  セタ・タニエル(p)、アンドルー・マンゼ指揮 ヘルシングボリ響(2008.11)

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交響曲第1番 ヘ長調

【BIS】BIS-CD-219 / BIS-CD-714 (5枚組廉価盤)
 ネーメ・ヤルヴィ指揮 イェーテボリ響(1982.9)

【Deutsche Grammophone】445 857-2 / POCG-1903 / PROA-64 (2枚組廉価盤)
 ネーメ・ヤルヴィ指揮 イェーテボリ響(1993.3)